屋根裏ハイツ地下３階『私有地』感想まとめ

野村崇明 @mihailnomrish

屋根裏ハイツ『私有地』、やはりこの劇団はすごい…あらすじとしては突飛な作品なのに、何気ないセリフや役者の振る舞いの積み重ねが、しっかりとその突飛な展開に向けて観客の身体をチューンナップする細やかさよ…今回は特に、現前するブツとそこに重ねる圧やフィクションのバランスが良かった。

野村崇明 @mihailnomrish

人から渡されるクッキーというブツにちょっと面白い空想の圧をかけて食べられなくするような細部と、役者の振る舞いや身体、セリフにシチュエーションやフィクションの圧をかけることが重なる。ブツとフィクションが分離する最後の展開も、突飛なはずなのに面白く観られた。

古戸森 陽乃 @hino_karugamo

屋根裏ハイツ『私有地』を見た。

野村崇明 @mihailnomrish

今回は「部屋」を出て、公共空間を私有化することに焦点を与えていたらしいけど、確かに公共的な場やそこにおけるブツの所有ってフィクショナルで奇妙よね。財布やお金、鞄、場所の所有はもちろん、演劇における発話や振る舞いが形作る時空間も、まとめてフィクショナルな圧の陣取り合戦に参入する。

野村崇明 @mihailnomrish

これだけ細やかな現前性とフィクショナルなものの重ね合わせや分離、繋ぎ直し（それに加えて展開や時空間の操作）を、役者の振る舞いや発話、モノの配置換えやその扱い方で表現して見せるのだから、本当に屋根裏ハイツは凄い。凄いけど、観客の集中力が必要な作品だけに、会場の条件の悪さは際立った。

野村崇明 @mihailnomrish

感想戦で出た「テーマをもっと掘り下げてほしかった」という発言は、確かにその通りかなと思った。屋根裏ハイツの手法は観客にテーマや問いを同期させたうえで、観客の思わぬ場所にまで連れて行けるものだけれど、作品を通してテーマや問いを深掘りするということに向いているのかどうかはわからない。

conc雑誌 @conc_magazine

#handyscanner 2019.12.1 ・オリヴィエ・アサイヤス「HHH：侯孝賢」東京フィルメックス　有楽町朝日ホール filmex.jp/2019/program/s… ・屋根裏ハイツ「私有地　シリーズ｜加害について」SCOOL yaneuraheights.wixsite.com/home/next pic.twitter.com/pgYaMg1XHA

拡大

村岡佳奈 @muraokakana

屋根裏ハイツB3F「私有地」終演しました。今回は上演と感想戦のセットが良かったと思います。感想戦のおかげで改めて我々のやっていることが整理されたり、かなり実りある公演だったなと。これがしばらく先ですが新作公演の際に活かされれば良いなと思います。ありがとうございました！

𝗧𝗔𝗥𝗢 𝗮.𝗸.𝗮 𝗬𝗲𝘀. 𝗜 𝗳𝗲𝗲𝗹 𝘀𝗮𝗱. @garig0ri

屋根裏ハイツB3F「私有地」を撮りました。写真機を挟んでいなかったら凝視し続ける事が少し辛くなりそうな、それでも少し救われたようなそんな時間でした。役者の影が常に複数ある所とか良かでした。 #photo #photography #zine #artwork #yesifeelsad #屋根裏ハイツ pic.twitter.com/Z984bMSdPZ

拡大

拡大

拡大

拡大

たかっぴ @kojitakp

#部屋と演劇 屋根裏ハイツB3F『私有地』 シリーズ|加害について 頭一杯だったけど、そのあとの感想会とひとつのパッケージとして面白かったですし、感想なんかポンポン言葉で表せてる方々と演者側に感心しきりです。3人の役者さんを観ながら、演劇て色々あって楽しいですし、尽きないな

たかっぴ @kojitakp

日曜の締め、三鷹星のホールを気持ちよく後にして真っ直ぐ帰宅の予定から、気になる人が近くにいることに気づいたし、もういわば衝動買い。 三鷹のSCOOL…屋根裏ハイツB3F『私有地』シリーズ：加害について観劇♪声量抑えて前のめりに、流れを追わずに身を任せる作戦。クスッとしながら頭パンパン

長谷川 洋子 / hiroko hasegawa @hirokooo_o

屋根裏ハイツみました。 加害について とのことで。 誰も悪くないのに、状況とか環境とかで加害みたいになってしまうこの状況がひどく苦しかった。 小さい頃、友だちを傷つけて、話すと誰かを傷つけるんじゃないかと思って、人としゃべることができなくなったときのこととか、おじいちゃんのお見舞い→

小泉うめ @co_ism1_U_Me

屋根裏ハイツ「私有地」 #拝見 。静かな発話は日常会話のリアリティではなく劇場の空気作りのために全編一貫して行われているようだけど、この作品においては日常生きているだけで悪気なく他者が侵食して来たり他者を侵食したりしてしまっている如何ともしがたい感じが滲み出して来るのを感じさせた。

あさひなりゅうせい @ryuseiasahina

屋根裏ハイツ、演出としてわかったのは、 たぶんTwitterの感想にも出てるけど 1、声の小ささで、緊張感とか観客の音を意識させる？ 2、シーンが変わっても物が置かれたままで、場所の所有みたいな感覚、 3、冒頭から客席と同じ椅子が置かれたままで、観客も、その場を所有しているような感覚に、とか？

屋根裏ハイツ @Yaneura_Heights

大変遅くなりましたが、12/1をもって屋根裏ハイツ地下３階『私有地』、終演しました。ご来場いただいた方、ありがとうございました！（撮影：本藤太郎） pic.twitter.com/uEA8ROsbXg

拡大

拡大

拡大

拡大

屋根裏ハイツ @Yaneura_Heights

そして今公演の上演台本『私有地』を全編公開します。ブログにベタ貼りで、読みづらくて申し訳ないのですが、観て気になった方、観れなくて気になっている方、そもそも気になっていない方も、もしよろしければ御覧ください。 屋根裏ハイツ yaneura-heights: 上演台本：私有地 yaneura-heights.blogspot.com/2019/12/blog-p…