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高山直人(明哲の舎) @greatchina2
今の日本の「文化的空洞化」の不気味さは、日本人なら誰もが意識することではないか。だからこそ、声高らかに言いたい。2010年代最後の今こそ、日本の文化人は「鉄道・ゲーム・ネトウヨ」を切るべきだと。この4つへの過度な偏重が、日本の文化界隈低迷の象徴である。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
一般的に、流行文化といえば、「目新しい」「面白い」という2つのユニークさがあって成り立つものである。 だが考えてほしい。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
今のようなオタクや腐女子に人気のゲームコンテンツが発生したのは1985年くらいのことである。そしてそれがリア充まで万人に知れ渡った「ゲームブーム」のピークは1995年と24年前だ。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
つまり34年前に発生し、24年前には誰もが知るようになってブームのピークが終わっているのだから、最新のカルチャーとは言えない。 ネトウヨ系はもっとひどい。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
日本のネット政治趣味が、ノンポリをはじめとする世界普遍のカルチャーの流れと断たれて陰キャラと中二病の合併症みたいな残念な人間のためのガラパゴス・ジャンル化したのがネトウヨ系だが、その発祥は1990年代後半で、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
今ネトウヨ系業界でカリスマ視されているベテランが世に知れ渡って大ヒットしたのも実は2008年前後くらいである。つまり、今のYouTubeの自由業文化よりも古いのである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
そして究極は鉄道で、JR九州的な、鉄道を単に移動手段のみならず娯楽趣味で消費するような流れの原点はバブル世代の学生時代ではないか。今は亡き「ブルートレイン」とか、「昼行特急」とかである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
つまり、今一部の若者が消費している鉄道文化は古典的なのである。さらにいうとその若者の一部はバブルジュニア世代であるから、自ら率先して消費しているというのも間違いだ。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
これらは古臭い時点で、そもそも面白いものではない。 しかし、バブル時代になるまでほとんどの大衆は「オタク文化」そのものを知らなかったし、若い世代にはバブルの大衆文化を知るわけがないので目新しくはあった。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
でもその目新しい時期も2015年ぐらいで終わっている。つまり、もともと大差ないものが、4年経って古びてしまっているのが現実だ。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
オタクとおたくは違う。サブカルとサブカルチャーも違う。 その違いは「本当の意味での愛好家」か、「大衆文化の一領域としてそれを愛でる流れに同化しているか」である。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
よく俗にいうオタクが増えた理由として、2005年の秋葉原ブームと共にあげられるのがインターネットの普及の影響だ。ネットの普及過程で、たまたまサブカルチャーに関する話題が多く、その中でもオタクコンテンツの愛好家の割合が大きかったことが、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
そこに生きる人間たちが「とりあえず自民」感覚で「とりあえずオタク」に染まったことを招いたと考えられる。実際、私の周辺にもそのクチは多い。大学生で家族が無縁な運転免許を取得した人もいたし、家庭用系からネトゲに転向するというパターンも見た。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
私の感覚論になるが、2004年より昔のおたく愛好家は、特定のコンテンツのコアなファンが多かった。たとえばブームが終わって何年も経った「ロードバイク」の話題にハマり続ける人もいたし、必ずしも最新のコンテンツの追っかけではなかった。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
しかし、2005年の以降は、バブルのように大量に発生したコンテンツを追っかけて消化してまた追っかけての繰り返しをする人間がかなり増えて、それがオタクの主流になっている。「サブカルおたくを"オタク"が乗っ取ってしまった」ような形だ。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
しかしそういう消費スパイラルに陥る人間は、2004年までならアニメに見向きもせずに万人と同じように大衆文化を後追いしていた部類である。そのくせなぜか海外のコンテンツは追いかけないという、万人の中でもかなり消極的なイノベーター理論で言う所の「ラガード」たちである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
つまり、「流行文化を追っかけたいけど流行の先端に飛びつくほどの意欲も度胸もない人間」の都合のよい逃げ場としてサブ文化は荒らし回されてしまった感じがある。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
「鉄道の歓楽街化」もその1つだ。 2012年以前の鉄道は、その趣味で楽しめても大衆からの印象はよくない列車などが多かった。当たり前で、インフラなのだから消費地である必要はない。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
ところが2013年以降は、歓楽街系があまりに増えた。「高級・課金化」である。これにより、昔なら相応の家や車を持っていたような富裕層なども、「鉄道オタ」になっていったのだが、この「歓楽街のような鉄道」は鉄道の本質と矛盾する。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
そもそも日本における鉄道趣味文化の発祥は戦後の左翼文化にある。迷惑施設の移動手段の文化が、高学歴な若者やその家庭の子供に静かに消費されたのである。実際に、私は鉄道趣味だが左翼の経験があるし、周囲の友人にも左翼関係者が多い。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
最初に同一の世代に鉄道が趣味消費されたのは1970年代のことで、当時の日本のサブカルチャー業界はまだ黎明期でコンテンツ不足のために、外国からの文化の輸入をしまくっていた。要するに、今の価値観でいえば中国や韓国産のネトゲを熱心に消費する大学生のプロゲーマーの卵というものである。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
そして第二次ブームがやってきたのは1980年代のことで、この時「青春18きっぷ」などで青年世代の鉄道愛好家が初めて出現したのである。しかしこの「鉄道おたく」主流世代は、鉄道を楽しむからと言って車や二輪に乗らないというわけではなく、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
おたく趣味として鉄道を楽しみつつも、スポーツカーやオートバイを乗りまくったし消費者は貧乏人中心だった。なんたって今のアベノミクス時代より景気が良かったのがまさにこの時期のことだった。それでいて、外国との双方向の文化交流もあったため、
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
愛好家が鉄道のみの愛好家である必要はなかったし、鉄道おたくに人気の列車は大衆からの認知度もそこそこあるものばかりだった。つまり、今のような「鉄道オタク」が大金持ちに門戸が開かれた文化になったのは2013年以降のことだ。
高山直人(明哲の舎) @greatchina2
よく自称「オタク」は「リア充(一般人/メインカルチャー)は俺たちを排斥している」というテンプレがある。 しかし純粋な愛好家からすれば、「オタク」こそがファンコミュニティの「破壊者」でしかないのである。
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コメント

tacosun @kagami4432 2019年12月8日
なんか古参のSFファンとかガノタめいた事書いてる上に無駄に政治問題化してない? 趣味と政治は分けて考えるもんだし ニワカファンの排除は結局はその分野を先細らせちゃう それでSFはなんか衰退したし 逆にラグビーはニワカでもいいからファンを増やそうとしてるわけだし
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