おうちにいられない、でもお金もないし出られない人が、自分の人生をつくるために、おうちからでて暮らす方法
健常者エミュレータのほうに、筆者が実際にとった行動の流れを具体的に記したので、よければご参照ください
親元から逃げ出す賢い方法

前書いた、「成人済みの人が、家族とどうしても暮らすことができなくて、別に生活を作っていきたいが、お金を作ったりする余裕もない」ときにどうしたらいいか書きます。
2019-10-21 17:44:43
これは例えば「家族や親戚によって自分の精神が追い詰められたりすることが日常的だったり、虐待などのトラウマなどから、家族と一緒にいては、心身の苦痛や負担が酷くて、勉学や就労どころじゃない、独立したいけど、まずは家族から離れないとどうしようもない」というようなケースの話です
2019-10-21 17:44:45
また「家族と離れて、行政や福祉のお世話になりながらでも、なんとか生活を作って生きていきたい。大変だろうとは思っているけれど将来を作っていきたい」という気持ちや意志があることが前提です
2019-10-21 17:44:45
それから、落ち着くまで相当苦しい(不安や緊張、いろんな心身への負担が大きい)ので、それは覚悟してください。いろんなフォローアップは受けられるにしても、しんどい時期がしばらく続くよ、ということです
2019-10-21 17:44:46
さて、具体的な内容ですが、 まず、大まかな流れを。 情報を集める ↓ (幾らかの資金を用意する。後述) ↓ 居処を移す ↓ 生活保護を申請する ↓ 心身の休養・療養(福祉サービスが利用できます) ↓ 就労が望める段階になったときに就労 ↓ 生活保護から離れる です。
2019-10-21 17:44:46
情報を集めるというのは、実際に動く前に、 ・居処を移す ・生活保護を申請する ・心身の休養・療養 ・福祉サービスを利用する などの各段階で、どんな制度を使えるか、何が必要か、 ということを、予め事前に相談したり、知識として知っておいたりして、スムーズに負担少なく動けるようにする準備です
2019-10-21 17:44:47実際には続きがあり後述しますが、
まとめなのです

まとめなのだ。全パターン共通なのだ。 情報を集める ↓ (幾らかの資金を用意する。後述) ↓ 居処を移す。住民票閲覧制限やDV相談をしておく ↓ 生活保護を申請する ↓ 心身の休養・療養(福祉サービスが利用できます) ↓ 就労が望める段階になったときに就労 ↓ 生活保護から離れる
2019-12-18 10:23:30
具体的に パターンA 情報を集める ↓ シェルターを探す(役所などがシェルター運営するNPOなどの情報を持ってるので、そうしたNPOに相談します。ネットでも出てくるかも。共同生活・アパートタイプなどあります) ↓ シェルターの空きを待って即移動 ↓ シェルターの支援と生活保護を受けて生活を再建へ
2019-12-18 10:23:33
パターンB 情報を集める ↓ まとまった金額が用意できた場合、転居して閲覧制限・DV相談した上で、生活保護の相談をし、手持ちのお金がなくなる時点で申請 ↓ 生活保護を受けて生活を再建
2019-12-18 10:23:33
パターンC 情報を集める ↓ ほとんどお金がない場合(移動はなんとかできるかもくらいでおけ) ↓ 住所不定状態になる。ホームレスと同じだけど、ネカフェ暮らしとか友人宅転々などいろいろ ↓ 警察や役所と相談します。DVのこと、家に帰れない頼れないこと、頼る先ないこと、お金ないことを相談 ↓
2019-12-18 10:23:34
福祉事務所など生保の窓口で「保護してほしい、生活保護を申請したい。生活保護のなかで少しずつ生活作りたい。生きていきたい」とはっきり言います。 ↓ 生活保護の窓口が保護施設を案内などしてくれるのでそこで保護してくれます。その上で家を探すなどして、生活を作っていきます
2019-12-18 10:23:34具体的な例、実際なのです

具体的に私の場合のことをまず書きます。 私は実家にいては生きていけない、実家から脱出しないと生きていけない、でも実家にいたままではお仕事どころじゃない、療養どころでもない、と、方法を模索することにしました。
2019-10-21 17:44:47
まず、徹底的に何ができるか、可能な限りいろんな工夫をして調べました。市の障害者関連の窓口、福祉の窓口(生活保護)、県などの相談ダイヤル、シェルターなどを運営するNPOなどなど…いろいろ聞いた結果、あまり芳しいものではありませんでした。
2019-10-21 17:44:48
まず、いちばん、 穏やかで穏当でしんどくないのが、生保の担当の方に具体的に聞くことができやりかたで、 「部屋を借り引っ越し数ヶ月暮らせる、まとまったお金を用意する。引っ越したあと、就労の努力が可能ならそれをして、それができないなら療養に努める、同時に早めに福祉事務所に相談する。
2019-10-21 17:44:48
福祉事務所に相談しておき、いよいよ手元のお金がなくなってきた、というところで生活保護の申請をする。お金がない、資産もない、家族親族に頼れない、を満たしていれば形式的な確認により、生活保護が受給できる。保護開始後、療養なら療養に専念し、就労の努力が可能になった段階で就労を目指す」
2019-10-21 17:44:49
でした。私が結局使ったのはこの方法です。 その次が、そこまでまとまったお金を用意できない場合。 「シェルターを利用する。シェルターをやっているNPOなどを自治体などから紹介してもらい、シェルターの空きを待ってシェルターに移る。生活保護を申請し、場合によっては住居を借り、生活を作る」
2019-10-21 17:44:49
このシェルターの場合、シェルターの空きや、シェルターのタイプなどで、人によって合う合わないがあります。男性は利用しづらいなどの問題もあります。私はシェルターを利用するより早く別の算段がついたのでこの方法は使いませんでした
2019-10-21 17:44:49
つぎに、これはお勧めできないけど、一時的にお友達のところに身を寄せて、 「今は一時的にお友達のところにいるけれど、お友達も自分を支援できない。こういう事情もあって、家族や親戚を頼ることもできない。生活保護を申請したい」といって生活保護を申請する形です。 これは身の回りで2例あります
2019-10-21 17:44:50
最後が、一時的に住所不定になり、生活保護を求める方法です。 「こういう事情で家から出てきた。家族や親族を頼ることはできない。住むところもお金もない。保護してほしい」です。 これは県の相談ダイヤルからアドバイスされたことでした。「特に障害者となれば、自治体は拒否できない」
2019-10-21 17:44:50
この場合、速やかに保護施設に保護され、あとは大雑把にシェルターと同じ流れです。 住所不定というのは、ホームレスと同じですが、ネカフェ暮らしや、お友達のところを転々とするなども含まれます。
2019-10-21 17:44:51