民主党は諸悪の権現たる小沢・鳩山勢力と決別すべきことについて

6/5の読売朝刊に北岡伸一・東大教授が興味深い記事を載せているが、すなわち今回の内閣不信任案提出は政策面で対立する自公と小沢グループという連携不可能な勢力による協力を前提としていたという。問題は菅首相が昨年九月来、「脱小沢」をやりぬかず事実上分裂した民主党の状況を放置したことにある。菅首相の辞任は早晩避けられないが、辞任前に小沢・鳩山勢力を民主党から追放して政策面でのけじめをつけてもらいたい。そうすれば政策に基づく自公との大連立の可能性も見えてくる。
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fj197099 @fj197099

北岡伸一・東大教授が読売朝刊で大変良いことを書いている。つまりこの不信任案提出は自公と小沢グループの間に政策上の刷り合わせがない、つまり首相退陣後の政権構想の見えない問題のあるものであったということだ。政策上は自公と小沢グループはマニフェストの扱いを巡り先鋭に対立している。

2011-06-05 10:24:11
fj197099 @fj197099

そんな勢力が結託して菅内閣を倒しても、連立の可能性はなく事態は余計に紛糾するだけだ。菅内閣批判の余り野合の傾向の強い行動を採ったことが今回の野党の内閣不信任案提出の最大の問題である。他方で菅政権にも事実上分裂した民主党にしっかりけじめをつけなかった問題があるとされる。

2011-06-05 10:26:39
fj197099 @fj197099

民主党は鳩山退任以降、マニフェストの扱いを巡り事実上分裂している。昨年九月の代表選で菅は「脱小沢」を国民にアピールして代表に再選されたのに、その後は挙党一致に流されて「脱小沢」をやり切れていない。両立不可能な政策及び集団のバランスに乗っかって八方美人をしてきたという大問題がある。

2011-06-05 10:28:48
fj197099 @fj197099

日本は既に震災前から大変な財政難を抱え「挙国一致」の政治を必要としていたのに、菅政権は実現不可能な「挙党一致」の要求に流され政策面で野党と連携することができなかった。これが菅政権最大の問題である。北岡氏は菅後の民主党は断固「挙党一致」ではなく「挙国一致」路線を採るべきという。

2011-06-05 10:32:06
fj197099 @fj197099

これは自公や菅政権の民主党執行グループから政策的に遠いところに存在する小沢・鳩山らの勢力を民主党内から排除して与野党連携を政策に基づいて進めよと言うことである。この思考には私も100%賛成だ。今日の諸悪の根源は何かと言えば政局主義とばら撒きに走る小沢・鳩山勢力にあると思うからだ。

2011-06-05 10:33:58
fj197099 @fj197099

菅首相の辞任宣言は国際社会に流れた。どのみち早晩の辞任は避けられない。それならば辞任前に菅首相には救国の一大手術を行ってもらいたい。すなわちそれは小沢・鳩山の両巨魁を民主党から追放するということである。それによって自公との大連立の可能性が開け、日本政治も少しは前に動き出す。

2011-06-05 10:35:36
fj197099 @fj197099

自民を初めとする野党にも注文したいところがある。今回の内閣不信任のような茶番を演出したのは一体誰なのか。自民党内の長老派議員が小沢グループとの連携を画策してのことと言うが、ナンセンスであり国民に対する裏切りである。必要なら自民も彼らを除名するなどの処分で政治的浄化を図るべきだ。

2011-06-05 10:37:09
fj197099 @fj197099

与党・民主党には菅辞任・小沢・鳩山除名の「三方一両損」の解決を、野党・自民党には政局主義の長老派議員の封じ込めによる野合路線との決別を期待したい。この期に及んで実現不可能なマニフェストや財政破綻路線のバラマキ政策に付き合っていられない。責任政党たることを両党には求めるものである。

2011-06-05 10:39:44