スターウォーズは今見るとつまらない?「新たなる希望」レビュー

「スターウォーズ 新たなる希望」のレビューです。ネタバレ注意。シークエルとの比較もあり
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

そしてデススター撃墜戦。ここは今見ても問答無用でハラハラする。第二次大を扱った戦争映画を参考にしたというシーンで、ちゃんとした音響で見ると嵐のようなカッティングと戦闘音で息つく暇がない。 ちゃんとした音響で見ていないアナタハシカンの画像を思い出してほしい。 pic.twitter.com/1GdFG2AsOP

2019-12-23 20:34:27
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

プライベートライアンをこんな画面で見て面白いのか?迫力が感じられるのか? 否である。 pic.twitter.com/Ov64qOjNca

2019-12-23 20:34:28
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

排気口への突入第一波、第二波の失敗、犠牲がありようやくルーク班の第三波の出番となる。こうした丁寧な段取り、お膳立てシークエルにはない。 次々と撃墜される仲間達、デススターの射程圏内に入る基地、迫る因縁の敵ダースベイダー、オビワンの囁き導き。

2019-12-23 20:34:29
齋藤 雄志 @Yuusisaitou

撃墜された仲間達と同じ下りが繰り返されベイダーがロックオン 『もうダメだ!』と思ったところで、ソロの 「イヤッホーーゥ!!」 わりと忘れた状態で久しぶりに見ると本当にここでスカっとする。最高の「増援シーン」だ。 雑な特攻作戦でボロボロになって諦めムードのとろに駆け付けるのとはわけが違う pic.twitter.com/Tx6Cd5j0Q7

2019-12-23 20:34:30
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

デススター攻略戦は、マーベルの「ウィンターソルジャー」のクライマックスにも輸入されている。 三基ある戦艦少人数が潜入何か変なチップを装着すると全部破壊出来るというガバ設計だ。 「スターウォーズの血」はこういうところにも受け継がれている。 pic.twitter.com/BL7lGR2ADl

2019-12-23 20:44:00
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

そして最高のラストシーン。言葉は要らない。勇ましいテーマ曲と共に無言の表彰式。レイアにウインクするソロ。グダグダ引っ張らずに最高の盛り上がりのままエンドロールに突入する。ラピュタのラストに似た潔さだ。 実は脚本術でも「ラストは理由がないなら早く済ませるべし」とされている。 pic.twitter.com/2GcIBV9HSp

2019-12-23 20:44:02
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

以上が「スターウォーズ 新たなる希望」という映画だこれでも「面白くない」と感じられるのだろうか? 皆さんが好きなマーベルにはスターウォーズのエッセンスが未だに注ぎ込まれているのだが…。 pic.twitter.com/ZEtwVWMXQW

2019-12-23 20:44:03
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

まあ私も中学生の頃に同級生に「ターミネーター2よりリディックのほうが面白い」と言われて絶句したことがある。 物語の内容より特撮の出来や派手なシーンを面白いと思ってしまう時期はあるものだと思う。 pic.twitter.com/LRT4bL0Y7e

2019-12-23 20:44:04
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齋藤 雄志 @Yuusisaitou

それか、やはりこういう状態で映画を見ているか、だ。 ちゃんとした環境で見ないでつまらないと言われるこの現象の説明「ハシカン理論」と名付けて本レビューを終わりにしたいと思う。 ※基本的に冗談です。映画のどこを面白いと思うかなんて十人十色です。 pic.twitter.com/QJ96QT6NDu

2019-12-23 20:44:06
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