貴金属スペシャリスト 池水雄一によるツイートで読み解く貴金属講座「バーレーン市場」

Bruce Ikemizu @BruceIkeGold

「バーレーン市場その1」 週末は全世界のマーケットが閉まってるとしてますが、実はイスラム圏は宗教上金曜日が休みで土日はやっています。主な銀行が集まっているのがバーレーンで、バーレーン市場と呼ばれます。現在はほとんど取引もなく流動性もないので実質的に世界からはほぼ無視されています。

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「バーレーン市場その2」 1980年代日本は土曜日半ドンの取引があり、香港もTael marketが午前中取引していました。その頃スイス銀行バーレーン支店が時々我々とゴールドの取引をしていました。しかし世界が完全週休二日制に動くなか、土日の中東市場は忘れられて行きました。

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「バーレーン市場その3」 昨日1/1、世界中が休みなのにもかかわらずドル円が一瞬108円台から111円に急落したことが話題になっていますが、おそらく全く流動性のないバーレーンで少量のストップがトリガーされた動きではないでしょうか。もし普通のマーケットならほとんど動かない程度のものでしょう。

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「バーレーン市場その4」 その証拠に今朝のマーケットオープニングでは、バーレーンでの動きは全く無視、12/31の引けとほぼ同じ108.60前後のレベルで始まりました。おそらくこの111円と言うレートはマーケットでは無視されるのでしょう。そうでなければ世界中で不都合が生じるでしょうから。