.@utamarushisho presents 「走る取的、激突! 〜追いつめられた者たち」

確かにスピルバーグの「激突!」と筒井康隆の「走る取的」のテイストはよく似ていますね。しかも退陣を発表した某国総理と同じく、崖っぷちに追いつめられております。人間、最期だけは潔く生きたいものですね... 【関連1】「ハリーの災難~原発事故後の最も悲惨な喜劇」http://togetter.com/li/134707 【関連2】「博士の異常な愛情〜核じかけの俺ん家」 http://togetter.com/li/136838
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The Shisho @utamarushisho

「走る取的、激突! 〜追いつめられた者たち」

2011-06-07 19:35:44
The Shisho @utamarushisho

①面白くも恐ろしい映画と小説を1つづつ紹介しておきましょう。1つめはスピルバーグ監督の初作品「激突!」です。平凡なセールスマンが、ハイウェイで大型のタンクローリーを追い越したところから物語は始まります。タンクローリーは執拗に、主人公を追いかけてきます。

2011-06-07 19:36:22
The Shisho @utamarushisho

②映画「激突!」では全編通して、主人公と車、それにタンクローリーしか出てきません。しかもタンクローリーの運転手は一切顔を出さず、非常に不気味な話であります。そして最終シーンでは、対決の場として崖におびきよせるのですが…

2011-06-07 19:36:58
The Shisho @utamarushisho

③もう1つ。筒井康隆に「走る取的」という小説があります。「メタモルフォセス群島」という短編集で新潮文庫にも収められています。偶然飲み屋で出会った相撲取り(取的と呼ばれる下級力士)が、どこまでも追いかけてくるという話です。その取的の足の速さといったら…

2011-06-07 19:37:47
The Shisho @utamarushisho

④小説「走る取的」は、読み進んでいるうちに、より恐怖感が拡がってくる構成になっています。「激突!」以上に不気味な結末が待っております。筒井康隆らしい結び方とも言えるのですが…

2011-06-07 19:38:23
The Shisho @utamarushisho

⑤どこかの国の首相も、ついに断崖絶壁にまで追い込まれたカンがあります(笑)同情の余地もなく、自分で招いた結果でしょう。追いつめられた者の姿は、映画や小説では恐怖カンを感じさせつつ、どこか滑稽なものにも映るのですが…

2011-06-07 19:39:13
The Shisho @utamarushisho

⑥追いつめられた者の行動としては、a) ここで戦うか、b) 命乞いするか、c) 座して死を待つか、d) 自分から腹を切るか、そんなところでしょう。ただd) の変形として、抱きつき心中というのもあるので注意が必要です(笑)

2011-06-07 19:39:57
The Shisho @utamarushisho

⑦いずれにしても「死に様は生き様」気高くありたいものだと思います… (以上)

2011-06-07 19:40:32

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Carlos Rodriguez 2 @fever8777

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2011-05-26 20:46:31