1/18 48回目 「と、少女は言った。」で終わる作品

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トモ@妖笑の雌狼 @tomo57_poem

疑われているのが、本当に怖くてこころから嫌だったんだね。わかるよ。 「あなた本当にわかるの、他人の気持ちが」 少しだけ、落胆の表情を少女は浮かべた。そして、ためらいも見せず服を脱ぎ捨て、下着だけになり、 「私の気持ち。あなたには分かるんでしょ」 と、少女は言った。 #深夜の二時間作詩

2020-01-19 02:07:43
阿武泥 和己 @nikkityou37

真っ赤なルージュ 大胆に開いたドレス かつかつ、と鳴るヒール シャンパンを片手に 口角を上げてみせる パパには内緒ね 、と少女は言った #深夜の二時間作詩

2020-01-19 02:50:59
李沙英 @shimakumainsatu

バスを待つ暗がりの中の 小さな白いため息 光の波 オーキャットの灯 漏れる出す行き交う 流れの狭間、 首を屈め小さな画面の中ひとつひとつ文字を並べ 宛てた当たり障りのない 暗がりの中の 小さなため息が漏れ出す 「まだ帰るアテはない」 と、少女は言った。 #と少女は言った #深夜の二時間作詩

2020-01-19 06:57:54
家遊 澪@誰かに伝えたい想い @Mio_Uchu

#深夜の二時間作詩 「と、少女は言った」で終わる作品 「あいつには届かないかもしれないけど… 好きになるのは自由だよね。」と、少女は言った。 #短歌 #tanka

2020-01-19 10:05:39
琴華 @pATaYLYcoOoD6hx

#深夜の二時間作詩 『と、少女は言った』で終わる作品

2020-01-19 11:14:57
琴華 @pATaYLYcoOoD6hx

いつもの車両のいつもの席 下校はいつもこの時間 部活はやってないんだと察する 半年間 このシーンを思い描き 一人で照れてた 明日は君の誕生日 今日こそ告白しようと決心してた 「あの、この後時間とれないかな 話あるんだ」 「やっと声かけてくれたね 半年待ってた」と、少女は言った

2020-01-19 11:14:57
彼ノ岸沙弥華 @kanokisi23

#深夜の二時間作詩 花瓶に生けられたあなたに、私は問うているのです。あなたには何が見えたのですか。 題名:だから私は笑わない お題:「と、少女は言った。」で終わる作品 #だかないN #散文 pic.twitter.com/CnHK9AV5q8

2020-01-19 16:18:29
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インディ @DearFuruya

#深夜の二時間作詩 探し物はなんですか? 一番高い所にある本! 少女は指さす どちらの本でしょうか? 一番大きいやつ! 少女は両手を広げる 大きな辞典を渡すと 少女はずっしり 赤い顔して その場から動けなくなる 私は本を 両手に受け取ると そう、子供には読めないって事ね と少女は言った

2020-01-19 19:37:39
yakki @yakki_

お題「と、少女は言った。」で終わる作品 どんなにレンズを磨いても 霧がかかったような写真 どうして... ある日 公園で 学校帰りの子供たち 思わず レンズを向けたら 「それ、きれいに写真が撮れないでしょう?」 「パパがね、きれいに撮れた日に...」 と、少女は言った。 #深夜の二時間作詩

2020-01-19 20:57:41
りゅう(ぶりてり亭) @buriteri_tom_oh

「お前犯人わかったか?俺はなぁ~~!」 「待って、パンフレット欲しい!」 父の声を聞き流し、少女は立ち止まった 「何してんの、早く行くよ」 「パ、パンフレット欲しいっ!」 去りゆく背に、少女は二度口にした 「……」 視界から消えた両親を追って劇場を出た 続→(小説気味) #深夜の二時間作詩

2020-01-19 21:48:56
りゅう(ぶりてり亭) @buriteri_tom_oh

「遅い!何してたの」 「行くって言っただろ、心配したじゃないか!」 「……パンフレット、欲しかった」 コトバの滝に、少女は三度口にした 「なんで先に言わないの!」 「もう出てきちゃったじゃないか!」 「……ご、ごめん、なさぃ」 と、少女は言った。 お題:と、少女は言った。で終わる #実話

2020-01-19 21:48:56
しゅら♂ @shurappoid

本日のお題は 「と、少女は言った。」で終わる作品 少女の言葉にいつも答えはない? と思ってしまうけど 深く刺さる真理がある #深夜の二時間作詩 pic.twitter.com/6rR4Iv2m08

2020-01-19 22:02:37
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旬夏 @halnatt

#深夜の二時間作詩 「ママ、起きて。」 幼い女の子のお母さんは、 優しく微笑んでいるように見えた。 白い清楚な花に囲まれて 静かに目を閉じていた。 棺の横で悲しむ父親の腕を 小さい手でギュと掴み 「パパ、ママにチュッてして。 お姫さまみたいに。 起こしてあげて。」 と、少女は言った。

2020-01-19 23:09:59