福島県民健康調査・甲状腺検査評価部会における集計外症例の調査の経緯と、その論文(2020.1.28作成2.10タイトル変更) #東京電力福島第一原発事故 #横谷論文

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

結論として、本研究では、2017年6月30日時点で福島医大病院で診察を受けた甲状腺がんとその疑い例の集計外症例11例を把握することに成功した。これらは、甲状腺検査で診断された194例の5.7％にあたる。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

他施設での集計外症例の調査は行われなかったが、本研究では、日本全体の集計外症例の大部分がカバーされたと思われる。これらの結果により、甲状腺検査で検出された悪性・疑い例が正確であり、そのデータは様々な解析をするのに十分であったことが確認された。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

（はあ・・。多分、「甲状腺検査で検出された悪性・疑い例が正確であり、そのデータは様々な解析をするのに十分であったことが確認された」と言いたいがために論文化したのだろうけど、そもそも、論文化するほどのデータですかこれ？）

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

それに、論文でも出てくる2016年3月時点の132例以降は、他施設症例を追跡することすらしてないとか、保険診療による経過観察で診断された甲状腺がんを集計する方法を模索すらしていないことは申告もせず、二次検査延長とか非現実的なことを持ち出すとか・・。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

そもそも、経過観察移行後の初診日から手術まで613±534日（というより、400〜1184日）かかっているということは、2巡目の二次検査が2017年前半までずれこんでたのだから、2017年6月30時点の集計外症例データは網羅的ではないことになりますよね？？それなのに色々と結論出しちゃって、言い訳大会？

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

“The authors declare that they have no conflicts of interest related to this study.” ま、残念ながら、moral conflicts of interestとかは考慮されないんでしょうね・・。

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

3年前のTWスレッド。 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s… 特に↓は、2011年5月の論文からで、福島事故後すぐに、充実型乳頭がんが被ばくではなく年齢に依存すると、もう分かっていたことの証明になる。 twitter.com/YuriHiranuma/s… twitter.com/YuriHiranuma/s…

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

”充実型の割合が高いのは、放射線被ばくそのものよりも、がん診断時の年齢が低いことと関連している”で引用された論文2つ ① 　onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/(S… ② clinicaloncologyonline.net/article/S0936-…

2016-10-04 15:47:42

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用和訳：PTCはチェルノブイリ後の潜伏期の短い甲状腺がんの中のほとんどを占め、充実型の割合が高いが、これは放射線被ばくそのものよりも、がん診断時の年齢が低いことと充実型乳頭がんが関連していることによる。

2016-10-04 15:35:07

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用和訳：充実型PTCの形態はとても珍しいから唯一無二であり、放射線に関連していると考えるべきか？答えは、断固としてNoである。充実型は、大施設での過去の小児PTCシリーズで記録されている。（文献は同じくさきほどの２つ＋他の文献１つ）

2016-10-04 16:16:27

Yuri Hiranuma @YuriHiranuma

引用和訳：充実型（特に純粋な充実型）は普通、年齢が低い、10歳未満の子どもで見られる。チェルノブイリの初期の症例では主に年齢が非常に低い子どもで影響が見られたので、ゆえに、この充実型がわりとよく見られたとしても驚くべきことではない。

2016-10-04 16:17:28

内田 @uchida_kawasaki

小児甲状腺がんと放射線ばくと BRAF 、RET/PTC3 に関する論文について「福島とチェルノブイリは違うと言えるのか」(2016.10.3作成)♯光武論文 togetter.com/li/1032373 2012年論文「外部被ばくか内部汚染の後の放射線誘発性甲状腺がんを識別する遺伝子表現シグネチャ」