歯科のタービン音が嫌いな患者さんにノイズキャンセリングヘッドホンをかけてBGMを流しながら治療をしている診療所もあるらしい。
2011-06-10 11:04:10歯科用タービンにサイレンサーとか付けて音を消すことはできないんだろうか。できてもヘッドが大きくなりすぎて口腔内の操作性が悪くなるし、機構の複雑化による故障率の増加やオートクレープ滅菌を考えると現実的じゃないのかもな。いずれにせよ切削による振動は消せないし根本的な解決は遠い。
2011-06-10 11:06:15悪性腫瘍に対する頭頚部の放射線療法を行う患者さんは治療前に口腔内の金属を全て外す必要がある。そして歯科においてはその行為に対する適切な保険点数が設けられていない。どれだけ時間と労力をかけても、やればやるほど赤字にしかならない。そういうことはよくある。
2011-06-10 11:16:16核家族化による育児に対するコミュニケーション不足や、少子化が進むことによる全体のコミュニティーの縮小が小児の口腔内に対する知識不足を加速させているというのはあるかもしれない。
2011-06-10 11:30:33医療全体が治療から予防へシフトするなか、子供を持つ親に対する教育は重要性を増しているにも関わらず、現状は真逆の方向に進んでいる。第二次ベビーブーム世代、モンスターペアレンツ、ゆとり世代、表現は何であれ、そういった人たちに正しい知識を教えていく環境づくりをどうすればいいのか。
2011-06-10 11:38:12このままだと今の団塊の世代より、この先十年で生まれてくる世代の方が同年代比較において口腔環境が悪いという可能性も十分有りうる話だ。
2011-06-10 11:47:32現在の社会保障制度は高齢者に注力されている。それはそれで重要なことではあるのだけれど、今、子どもに正しい教育を行わなければ目先の高齢者層がいなくなるであろう40年、50年後に、総数が減っただけで割合としては変わらぬ医療の光景が広がっているのではないだろうか。
2011-06-10 12:01:18新たに親になった者をその親が教育するシステムが崩壊しつつあるなら、それに変わるシステムを社会制度として成立させなければならないのだろうか。個人・家庭レベルで担保できないものを社会として保障する必要性、あるいはその範囲を考えていくことがこれからの世代の為に必要だと思う。
2011-06-10 12:08:33@fluorspar 今でも親への教育はやっている自治体も多いはずです。不十分であり、社会制度が補完すべきという意見は同調します。ただ、核家族化と晩婚化(出産時期自由度の拡大)によるコモンセンスの消失が根底にあると思うので、義務教育に保育を取り込むなども有効かもしれないな、と。
2011-06-10 12:31:18@cotameta 義務教育も必要ですが、その時期では当事者としては遅く、親になる頃には知識として残らない可能性も高いと考えます。少なくとも口腔内に限れば、歯の萌出時期や食生活等、個々に対応していかなければならない場面も多く、子を持った時期での教育が最も効果的ではないかと。
2011-06-10 13:02:58@fluorspar そうですね。忘れた知識は使えませんし、要所・適所での教育はもっとも効率的と思います。問題は教育を受けることを強制するのか、自発に任せるのか、で、個人的には後者のがいいと思うんですがねぇ…難しいか。
2011-06-10 13:22:39@cotameta 親への教育を自発に任せているのが現状なので厳しいとは思います。教育を義務や強制にするのではなく、参加するためのコストを限りなくゼロに近づけるシステム作りが必要ですね。定期健診受けているから絶対大丈夫というものではないですし、自発性は必要不可欠だと思います。
2011-06-10 13:28:20@fluorspar 自治体で面倒みるというところに行き着きそうな…定期健診といえばガン検診ですけど、不安があって枠組みがあればそれなりに回る気はします…が、問題は予算ですね。
2011-06-10 14:25:20@cotameta 歯科だと母子保健法で1歳半検診と3歳児健診、それに小学校入学時に就学時健診がありますが、いずれにせよ予防でも教育でもないので後手にまわってしまいますね。
2011-06-10 15:34:56@cotameta 親への教育は虫歯ができた子が歯科医院に来て、そこではじめて行われることも少なくないので治療の場で教育も共に行なう必要があり、人的にも時間的にもリソースが割かれてしまうため効率が悪く、保険点数でも割に合わないのが現状です。
2011-06-10 15:38:44@fluorspar 保険点数でなんとかするのは無理そうですね。医療の範囲の議論は避けますけど、(歯科に限らず)「回避すべき危険の認識」と「危険であるという認識」は親になる前に身につけるべきということですね。親の親無き今その役目は一に行政、二にNPOか…
2011-06-10 16:55:50@cotameta 危険についてはどちらも今回の原発問題見てると行政に信用はおけないのが何とも悲しい感じで。自衛であったり健康を保つためのより専門的な知識を全分野で確保するのは無理がありますし、専門家と一般市民の橋渡しをより低いコストで行えるようにしないと。
2011-06-10 17:15:16@fluorspar 低いコストというのがなんとも。それってかなり特殊な能力が求められる気がしますし、そうするとコストがかかりそうなイメージ。関心を持つところからとなると、人の手は必要に思いますし…
2011-06-10 17:26:31@cotameta 自分の意図した低いコスト、とはつまり正しい情報に容易にアクセスできる環境や、それを正しく理解する能力、あるいは動機付けのことですね。なにか起きてからよりも、その前に対策がとれたり、あるいは自衛するための手段や方法が今よりも分かりやすくなるという意味で。
2011-06-10 17:46:32@fluorspar 正しい、というのは難しい概念な気がします。レベルや信条で正しさが分かれるところはどうしても出てきそうで、情報ソースやアクセスルート、加えて動機付けも、それらを作る最初の努力は、とても大変そうです。でも、そういうことが必要なのはよく理解出来ます。
2011-06-10 18:41:10