nagayaさんにフクシマ東電核災害での甲状腺検査を学ぶ

nagaya @nagaya2013

過剰診断というのは余命が長く進行が速い小児ガンには馴染まない概念です。小児がん検診がないのは進行が速すぎて早期発見が難しいことと絶対数が少ないからですから。ただ甲状腺がんは緩やかなガンですから小児でも検診で早期発見ができるんですね。福島のように絶対数が増えた場合は有効化できます。

nagaya @nagaya2013

この制度をまとめると、福島で事故があったが防護が不十分で、心配に応えるために検診制度が必要だった→抑制的な制度により個別受診より過剰診断は抑えられた→ただ、結果を見ると速い人で5年で自覚症状が出ただろう→ではこの早期発見をQOLに資することで有効化していこう。こういう制度なんです。続

nagaya @nagaya2013

一般的にガン検診の有効性は「死亡」で評価されます。もう死しか生物的イベントがない壮年以降には合理的なんですが、成長、結婚、出産、子育てとイベントの多い小児にとってはそうとも言い切れません。小児期においては「機能維持」がQOL向上につながる可能性が高いんです。 twitter.com/nagaya2013/sta…

nagaya @nagaya2013

「例外なく100%確実に病気の期間が伸びます」←違う ・小児甲状腺がんを検診で早期発見。部分摘出で済み、以降は1年に1度の再発検査で済んだ。 ・5年後に自覚症状で発見。転移もあったので全摘、アイソトープ治療になった。甲状腺機能を失ったため生涯の薬の服用も必要。 どっちが病気の期間が長い？ pic.twitter.com/iYbPnqRXTa

2019-08-17 14:07:37

nagaya @nagaya2013

ここまで読んでくれたら、菊池誠の冒頭の発言のひどさがわかりますか。結局、この検診の恨みは防護をしなかったことにあります。菊池誠は「ニコニコ、春雨、爆破弁」と並ぶ「メルトダウンじゃないだす」で楽観論を振りまき、初期被曝の回避を妨害した側の人間、加害者サイドに堕ちた人間なんです。続 pic.twitter.com/7VVuxbmfso

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nagaya @nagaya2013

今回のクルーズ船の厚労省の全員下船措置と、菊池誠というか原子力ムラがいう「甲状腺検査をやめろ」は根がおなじなんです。「専門家の指導により隔離は正しく行われた」と「発症に至るまでの初期被曝はしてない」という組織防衛や利権のための主張というか「願い」が行動決定の根拠である点がです。 twitter.com/nagaya2013/sta…

nagaya @nagaya2013

さすがにこのツイートは看過できないので、菊池誠への反論をきちんと書くことにします。専門医でも被害者でもないのにこのツイートはまずいです。大阪大学教授という公職として責任が取れますか。現状、福島ではガイドラインに従った早期発見を有効化するために甲状腺の機能の維持に取り組んでいます。 pic.twitter.com/vzt4pMUeSL

2020-02-06 13:23:58