女性からの復讐を恐れる男たち

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ナツ @NATSU2007

「いじめられっ子がいじめっ子に復讐する」物語はよくあるし、それを「反社会的」と断罪するのはよほど保守的なPTA位だと思うんだけど。「レイプ被害者が犯人に復讐」も全く同じ構造のフィクションなのになぜ「やりすぎだ」とまで言われるのか。恰も現実に復讐されたかのように男性達は怯えている。

2011-06-11 04:39:20
@norakobe

僕の周りにそういう男性は多分いないし、どうしてそれを多くの男性と思うんだろう。それとも、「少数の男性」といういみ? RT @NATSU2007: …レイプ被害者が犯人に復讐」も全く同じ構造…「やりすぎだ」とまで言われるのか。恰も現実に復讐されたかのように男性達は怯えている。

2011-06-11 05:03:20
ナツ @NATSU2007

あー、「妻子を殺された刑事が辞職して復讐の旅に出る→見事復讐を遂げてハッピーエンド(?)」的な映画もハリウッドでは定番だよね。食傷するくらい似たような設定ばっか。論争になっていればあんなに沢山作られないよなあ。

2011-06-11 05:07:11
ナツ @NATSU2007

@norakobe 「全米で論争に」なっているそうなので、ある程度の数はいると思いますが。この話題を知らない人が何も言わないのは当然だと思います。> http://ow.ly/5faKt

2011-06-11 05:13:08
f the minion🍌 @francesco3

@NATSU2007 男が妻や娘を強姦されて相手に復讐する話しなら賞賛されたりするんですよね不思議なことに。被害者が加害者を銃殺するPVでは是非を巡って論争が起きるのに。所有物を奪われた怒りは復讐に値するが所有物が男に歯向かうのは許せないってことなのかなーと思います。

2011-06-11 05:13:32
@norakobe

@NATSU2007 あー、知らなかったですね。他の方の「OUT」の話題も、映画は知っていても、周りで騒いでいる人いないのなって思いましたので。日本だと気に入らないと思ったものは、騒いで批判するより、目に入れないと抑圧することで、なかったことにしてしまう傾向があるんですかね。

2011-06-11 05:16:25
ナツ @NATSU2007

ですね。妻子を殺された男の復讐譚にカタルシスを感じる人間がレイプされた女の復讐譚では恐怖や怒りしか感じないとしたら、その心理を暴くことで社会構造の問題点もある程度見えてくる気がするんですけど RT @francesco3:...

2011-06-11 05:30:58
ナツ @NATSU2007

私は正直どっちにもカタルシスを感じるもんなあ。妻子を殺された男が犯人に復讐する話も、レイプ被害者の女が犯人に復讐する話も、私にとっては等価だ。美談とは思わないが。

2011-06-11 05:43:43
ナツ @NATSU2007

RT @francesco3: 実際にそういう論争が起こってる、そのことを話題にしてるときに「僕の周りにはそういう男はいない」って言われても「そうですか」としか。 <まったくだ。

2011-06-11 05:52:26
ナツ @NATSU2007

「犯人死ねや!消えてなくなれ!」という形而下的な欲望を満たすのがフィクションの復讐殺人なので、復讐者が誰であるかは結構どうでもよかったり。

2011-06-11 06:17:38
ナツ @NATSU2007

でも世の中はそうではないらしい。「悪い奴は殺したれ!やられたらやり返せ!」という勧善懲悪ハリウッド映画が大好きなはずの米国人が「やりすぎだ」「レイプされたら相手を殺せというメッセージを送っているようだ」だと。性犯罪ってやはり特殊だとつくづく思う。

2011-06-11 06:44:14
五条𝐗 @gojopost

.@NATSU2007 重要な問題だと思います。レイプビデオが容認されていることと、その復習劇に対する拒否反応の表明は、「矛盾」というより「社会構造の表れ」ですよね。

2011-06-11 06:53:24
鳥居美沙 @toriimisa

夫の暴力はいいんだ... RT @NATSU2007: 引用)>男のアナウンサーが私を避けるんですよ。怒っている感じで、全然口きかないし。それで彼が大マジメに『あなた、人殺しを良いと思っているんですか?』と聞いてくるんですよ。『思っていません』って答えましたけど」

2011-06-11 06:57:03
ナツ @NATSU2007

その通りです。2つの現象は密接に関係していると思います。「フィクションのレイプ」は「フィクションの殺人」あるいは「フィクションの暴力」と等価であるとされてきましたが、そうではない証左だと思います。RT @gojopost: 「矛盾」というより「社会構造の表れ」

2011-06-11 08:01:26
@ramuyaman

@NATSU2007 井上ひさしの反応はもうギャグとしか言いようがないですね(苦笑)

2011-06-11 08:17:42
@mikiabo

女性蔑視者の刑事が男にレイプされて改心する、「犯られた刑事」というのも…。主演R.クレンナ。 RT @tamanoirorg: 「リップスティック」という映画もあったけど。“@tikani_nemuru_M: レイプビデオは論争にならず、カウンター暴力は論争になるわけか。

2011-06-11 09:04:57
ナツ @NATSU2007

女に復讐心と殺意が存在すること自体が許せない、みたいな苛立ちを感じますよね。 RT @misatorii_: 夫の暴力はいいんだ... RT 彼が大マジメに『あなた、人殺しを良いと思っているんですか?』と聞いてくるんですよ。

2011-06-11 09:12:16
ナツ @NATSU2007

調べたら井上ひさしってDV男だったんですね。知らなかった。そりゃ「主婦がDV夫を殺す小説」に恐怖するわと思いました。>西舘好子はひさしから受けた家庭内暴力を明かした。「肋骨と左の鎖骨にひびが入り、鼓膜は破れ、全身打撲。顔はぶよぶよ、耳と鼻から血が…RT @ramuyaman:

2011-06-11 09:26:48
ナツ @NATSU2007

しかし何ちゅう底の浅さだ。自分がDV夫だったからって「主婦が暴力夫を殺す小説なんか許せない。直木賞なんか取らせない反社会的だ!」って、作家の風上にも置けん。罪悪感や恐怖と戦いながら、自分が殴った妻の心理と向き合い掘り下げて書くのが作家だろ。殴る側の心理しか書けない作家とか糞だわ。

2011-06-11 09:39:34
@ramuyaman

@NATSU2007 ほんと、これほど欺瞞的なことはないですよね……僕は井上ひさしが嫌いです……(苦笑)。

2011-06-11 09:40:30
トミロウ @tommy_kntm

え?普通に男性読者は読んでましたよ。論壇と一般を一緒にされても。 RT @NATSU2007 レイプ犯銃殺ビデオ論争を見て、桐野夏生の小説「OUT」に男性が怒り心頭だった、というエピソードを思い出した。

2011-06-11 09:41:32
chico 🐬豊 @chi_co_jeju

多分最後にレイプ犯が殺されたら萎えるから。だけではないでしょうか。自分が気持ちよかったら他者の気持ちはどうでもいいという。@NATSU2007: というか、レイプ犯に対する悪意や殺意が(フィクションで)表現される事が当事者(になりうる性)にとって悪意や抑圧として機能するとしたら、

2011-06-11 09:43:50
@pochi29

@NATSU2007 井上ひさしのDVに関しては、妻を殴らないと作品を書けないという類のものだったので、編集者が「奥さん、あと二三発殴られてくださいよ」とお願いしたなんてエピソードもありますね。子供の頃から猫に火をつけて殺して遊んでいたらしいし、人格と教養は別なんですね。

2011-06-11 09:43:54
ナツ @NATSU2007

わたし的にも井上ひさしは読むに値しない作家に決定しました。つーか読んだことがあるかどうかすら記憶が曖昧。RT @ramuyaman: @NATSU2007 ほんと、これほど欺瞞的なことはないですよね……僕は井上ひさしが嫌いです……(苦笑)。

2011-06-11 09:50:02