んで再開。小野英男さんの日本最初の衛星にかんするロケットまつりまとめた本が、今年のコミケと、あとそれからたぶんそれ以後のロケットまつりでも売りに出ます。現状自費出版予定。
2011-06-12 14:54:35あさり 当時でも、直径3メートルのロケットって作ってしまえば運んで貰えたんじゃないでしょうか?武豊工場から地産地消で打上げればよかったのに。
2011-06-12 14:56:27射場の気温とか、漁協の話とかしております。射場が寒いと、作業しんどいのよねえ。高野「殺気のネーミングの話。秋葉先生が、M3S2のあとこの名前で行くと黒板に書いたのは「MーV」だけ。だから、秋葉先生は「えむご」とは読んでない。
2011-06-12 15:00:13高野 イプシロンの名付け親は的川先生。表向きはギリシャ文字ロケットで使っていないのがイプシロンだから、だけども、「今度はくれーむのつかない良いロケット、Eロケットを作れ、ってことでイプシロン」
2011-06-12 15:02:09高野 イプシロンはMVの二段目を抜いたようなロケットだから、効率は悪いし高くなることが決定づけられている。林「なんか新しいことしてます?」高野「新しいことをやらずに安く上げる、というコンセプトで」林「なんにも意味ないじゃない」
2011-06-12 15:03:19高野 イプシロンに別な名前を付けるとしたらJ3なんです。J1は、木に竹を接いでまともなロケットが出来るはずがない。しかも、あんな小さいロケットで日本中のメーカーが分担させろって手を挙げた。だから、よほど心してかからないとJ3は良いロケットにならないと思う。
2011-06-12 15:05:03高野 個体ロケットの存在意義を考えなきゃならない。我々には最初、個体ロケットしかなかった。それが予想外に成長した。個人的な考えだが、液体と固体を適材適所に配分したロケットが良いと思う。
2011-06-12 15:06:33林 MVはミサイルみたいなもんですよね。だから米から横やり入ったんじゃないかって気もします。 高野 あの時代、電波誘導だったけど、固体ロケットだから、ミサイルを作る力はある。それはつまり抑止力である。それを自ら失ったってこと。
2011-06-12 15:07:55村上 MVを廃止する委員会は、非常に小児病的で、効率がどうとか、値段がどうとか、そういう人たちしかいなかった。 林 MV廃止という結論が最初からあって、その議論しかしなかった。だから委員会には継続派は呼んでない。
2011-06-12 15:09:50松浦 2000年に次世代型MVの予算を取ろうとした。その時は相手にすらして貰えなかった。 高野 まさにそうでしたね。統合前の最後の政策大綱がちょっと緩んだとき、H2AとGXとMVを持つというビジョンが通りそうになった。
2011-06-12 15:11:23松浦 2003年からの10年でロケットを3シリーズ持つ余裕はないからひとつ潰す、ということしか考えていなかった節が見られる。そこにGXが入っちゃった。あれは本気で作る気があったのかどうか解らない。
2011-06-12 15:13:32松浦 日産がIHIエアロになって、GXを見てびっくりしたのが、ろくな性能計算ができていなかった。どこからどの時期に射ってって細かい性能が一切計算されてなくて、あとから来たスタッフが「まともな計算してねえじゃないか」って計算し直したらあの悲惨な性能になった。#rocketfes
2011-06-12 15:15:04林 松尾先生は良いことも悪いことも、MVを無くしてしまったわけだし 村上 この話題はもうやめましょう。じゃ元に戻して、2010年の日本の宇宙活動。はやぶさ帰還、あかつき、イカロス打上げ、みちびき打上げ。
2011-06-12 15:17:05日本からオーストラリア上空にかけての8の字軌道、日本上空は高空で、オーストラリア上空は低空でという軌道になる。これだと日本上空に長時間留まることになる。
2011-06-12 15:22:42村上 宇宙開発の目的ってなんだろうかって考えると、活動領域の拡大と知的欲求の満足、次世代を育てる知的刺激の創出、造成した技術成果の実生活への還元。#rocketfes
2011-06-12 15:23:46MVロケット各部に使われた技術の波及効果の図。NASAのスピンオフ宣伝の日本版。抗張力鋼が橋のワイヤーに使われたとか。衛星からも同様に太陽電池とか、通信技術とかの波及効果。
2011-06-12 15:25:30