- motoyaKITO
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これはコロコ○じゃないが面白いから読んで twitter.com/suda_isla/stat…
2020-03-11 20:59:47じゃあこないだ別垢で考えてた「お米が“依存性のある食材"としてWHOに有害指定され世界的に規制された近未来の『禁米時代』、地下に潜りながらお米の復活を目論む闇勢力【銀舎利(シルバーライス)】の闘争を描いた物語」のあらすじも読んでもらってもいいですか?!!! pic.twitter.com/mzOZOxN5PN
2020-03-11 20:56:20じゃあこないだ別垢で考えてた「お米が“依存性のある食材"としてWHOに有害指定され世界的に規制された近未来の『禁米時代』、地下に潜りながらお米の復活を目論む闇勢力【銀舎利(シルバーライス)】の闘争を描いた物語」のあらすじも読んでもらってもいいですか?!!! pic.twitter.com/mzOZOxN5PN
2020-03-11 20:56:20SF妄想「遥か彼方を目指す男」
コロコ○じゃないけどファンタジーSF話のツイートもある🎶🎶 twitter.com/suda_isla/stat…
2020-03-12 12:22:19この街でボーイミーツガールな話の壁打ち リプツリーで続けます pic.twitter.com/d5yo5e0tzA
2019-01-29 20:16:39銀河の果ての他星団へのシャトルターミナルの待合室で出くわした青年がいて、シャトル乗り換えの待ち時間は1ヶ月単位とかもざらなのでちょっと仲良くなって、そのうち彼がずーっと右手に長い手袋をつけてるか気になり、どうして手袋を?ってきいたら昔話をはじめて、彼が生まれた惑星に
2019-01-29 20:18:06惑星のある都市の地下水道に流れ着いて食い込んだ恒星の幼生について話してくれる 青年はそのとき近隣都市に住んでいて、当該の都市は恒星の侵食が明らかになったときにはすでに手遅れになっていて、光になりかけた都市の住民ごと見捨てるしかない状態で、もちろん他都市からの出入りは制限されてた
2019-01-29 20:20:21でも逆にそういうふうに情報とかが制限されるといろんな風説やらが広まってて、あの都市の中では全員死んでしまってるとかいやいや逆にあの都市の住民になれば永遠の命を得られるとかいろんな話が流れてて、そのとき少年だった青年はめちゃめちゃ興味を持ちながら自分の住んでる集合住宅とかの屋上から
2019-01-29 20:20:41その都市のまばゆい光を見つめる日々を過ごしてるわけ で、あるときなんかのきっかけで自分の街の下水道におりることがあって、(これは彼が変わり者としていじめを受けてて下水道に私物を捨てられてしかたなく……みたいなのがいい)そこで下水道に閉じ込められて、真っ暗な中で焦るんだけど、
2019-01-29 20:21:02でもその真っ暗闇を右往左往してるうち、遠くの方に光が見えるんだよね で、少年は出口だ!と思ってそちらに向かっていくんだけど、近づいていくとそれは出口から差す太陽の光じゃなくて、下水道の壁や流れる水やそういうそのものが発光してるってことに気がつく ひとつの都市を飲み込んだ恒星は
2019-01-29 20:22:05そこで食い止められたように見えても地下で少しずつ範囲を広げていってたみたいな で、少年は怖いようなわくわくするような気持ちでその光に近づいていくんだけど、その中に踏み込もうとしたとき、
2019-01-29 20:23:47目の前の空間が警告するみたいにめっちゃ強い光を放って少年は足をとめる 光は一瞬で消えるんだけど、少年が訝しんで様子をうかがってると、少年の立ってる側の暗闇の方の壁に逆影絵みたいな感じで小さな手の輪郭が浮かび上がって、少年に向けてその手がふられる 少年はいちどびくってなるけど、
2019-01-29 20:24:06全然悪意とか恐怖は感じられなくて、おそるおそる手を振り返すと、下水道の足元を流れる暗闇から蔦が這うみたいに細い光の筋が壁を伝っていって、どこからきたの?みたいな文字になる で、その光の文字で少年は相手とやりとりできるようになる そして話してくうちに相手は自分と同年代の女の子で、
2019-01-29 20:24:27もともと普通に暮らしてたけど恒星の光線の影響で肉体や質量が蒸発していってほとんど光そのものになりつつあるということと、恒星の影響下の都市ではすべてが光に置き換えられて再構成された街の中で光で出来た身体を持つようになった住民らが暮らしてるということとかがわかる
2019-01-29 20:24:50で、女の子が地下水道までやってきた理由は、女の子は現在肉体のほとんどが光に置き換わってしまったために恒星の光の届く範囲でしか存在できないんだけど、古い記憶の中の街の外の光景をもう一度見たくて、恒星による侵食がいちばん早い地下水道をうろうろしていたら少年とであった みたいな
2019-01-29 20:25:09そこから二人はしばしば落ちあって話をしあうようになって、少しずつ親密になっていって、少年は下水道の壁面にうつる逆影絵みたいな女の子のシルエットにあわい恋心をいだきだしたりする、、
2019-01-29 20:25:33そんでこう将来の夢とかの話で女の子は宇宙の探検家になりたいとか語って暗闇の下水道の壁面いっぱいに光の銀河を映しだしてくれたりするんだよね それで少年も自分もそこに同行したいって言って じゃあ約束だねってふたりは笑い合うんですけど、その日々も長くは続かなくて
2019-01-29 20:27:20ある日いつものように地下水道で落ち合った少年に女の子が夢が叶うかもしれないって言うんだよね で、どういうこと?って少年が聞き返すと、わたしたちもうすぐこの星と一緒に光を飲み込む大きななにかになって宇宙を漂うんだって と話してくれる それってつまり宇宙の一部になるってことで、
2019-01-29 20:28:03それは宇宙を探検するっていうことともしかしたら似てるかもしれないって言うんだけど 女の子の文字がなんか空元気というか 無理をしているように少年には思える きっとあなたたちはそれより前にこの惑星を離れることになると思うけど……って続ける女の子に少年はなにか声をかけたくて
2019-01-29 20:28:35でもうまく言えずにそれはよかったねみたいなことしか言えない で、女の子もありがとうって答えて、少年は家に帰るんだけど、その翌日くらいに都市の地下に巣食った恒星の成長速度が早まり続けていて、その星の核に達するまでそう間がないということが発表されて街は半分パニックみたいになって
2019-01-29 20:29:13大急ぎで避難計画が遂行される 少年も家族と慌てて荷造りして宙港へ向かおうとするんだけど、データとかのなかに1枚真っ暗な写真を見つけて少年ははっとする それは女の子と一緒に写したはずの写真なんだけど、女の子は実体がないからうまく残ってなくて 少年はいてもたってもいられなくなって
2019-01-29 20:29:37大人の制止を振り切って地下水道に飛び込む 地下水道はところどころ光に飲み込まれ始めてて危険だったんだけど少年は生き物みたいな光の群れになんとか飲み込まれずに女の子を呼んで、僕と一緒に行こうよ、約束したでしょって呼びかけるんだけど、答えはなくて、膨れ上がる光に耐え切れなくなりそうに
2019-01-29 20:30:02なったときようやく光で出来た細い腕と手のひらが壁にうつって、少年は泣きながらその光に自分の手を重ねるんだよね で、その光の手は指文字でありがとう 大好きって綴って、少年は泣き笑いして僕もだってにやって笑う で、少年がそのまま光の中に吸い込まれようとした直前に少年を追ってきた大人ら
2019-01-29 20:30:35その星は恒星に飲み込まれてブラックホールみたいになって、避難船の窓からは宇宙の果てにあいた大きな穴みたいに見えた(このへんの理論はファンタジーなので許してほしい) っていうのをいまは大人になった青年が語るんですけど、
2019-01-29 20:31:27