【ロックマンZX】セルパンの思想について語る
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# 起点
少し脱線するけどゼクスのセルパンの最後のセリフが今日まで引っ掛かっていたのだけど、結局DASHまで見据えたら彼の言い分の方が近い世界になり、主人公達は甘えた選択により大きな流れには逆らえず、ヒトの未来は創出できなかったので、敵の言い分の方に正統性を感じてしまう #遅いインターネット pic.twitter.com/c2hWvnBR26
2020-03-05 22:09:38構造的には英雄も結局は下からの突き上げで成立するので、民意が正しく機能しないと英雄は人身御供として身を捧げることになるので、恐ろしい構造なんですよね。 僕らが望むから彼らは犠牲になる。 オーズの都合のいい神様の下りにも重なりますね。 #遅いインターネット
2020-03-05 22:14:44@GO_Guiltism DASHから俯瞰すると、ヘブンで最後にマスターが下した決断がそれを更に補強する形になりますよね。
2020-03-05 23:22:32@GO_Guiltism 悪の帝王ムーブではない方向で思想を形にできなかったのが彼の限界、そして悲劇なのかもしれないと感じます。 セルパンの場合は自身の考えというよりモデルV(≒バイルの情念orアルバートの思想)に侵された結果のようにも思いますが…。 FF外から失礼しました
2020-03-09 22:06:37@OxygenInsight99 セルパンの面白いところは、思想を侵されたり操られているようにみせつつ、言動は終始理路整然としていて、むしろ鮮明に研ぎ澄まされた感じが声や演技にも出ているところがいいな…と思っています。プロパン達は過小評価し過ぎたのかもしれない…とも。
2020-03-09 22:20:44@GO_Guiltism システマ・シエルらしきものの事業化に成功してる辺り、シリーズ中でも屈指に理性的な側面は持ってますよね。大物ヤクザの風格というか。 セルパンは内心に踏み込むほどには語られてなくて、解釈に幅が大きいキャラだと思います
2020-03-09 22:35:53見方を変えると、「人の創意」が生まれる瞬間というのは確実にあって、そうで無いものが人の創意を騙って歴史を『作ろう』とする瞬間、英雄というものがそれを打倒するという流れはあると思います。 流れは「生まれる」もので、『個人が作る』ものでは無いので・・・ twitter.com/GO_Guiltism/st…
2020-03-13 00:10:22@SIERUSKY 難しいのがその流れを作る個人を『英雄』と呼ぶこともあり、その力をもって大きな流れを絶ちきったのは事実なんですよね。(セルパンは国民への信用も築いてきたはずなので) そしてセルパンの言葉は耳を傾けるだけの価値はあったとDASHでの人類の末路で思ってしまう訳です
2020-03-13 00:59:40@GO_Guiltism セルパンに限らず、コピーエックスやバイル、ひいてはワイリーなど、あれらの『支配者』は「信頼を勝ち取る」ことも『自分が歴史を作るための踏み台』だと思っていたと思うんです。 そこが英雄と支配者の違いだとも思うんです。 極論、自己犠牲ゆえに信頼を勝ち取るのと、他者犠牲のためでは逆ですし
2020-03-13 01:03:17@GO_Guiltism ゆえに「言っていたことは間違いでは無い」けれど『手段を致命的に間違えていて、なおかつ自分がその流れを使役する者になろうとしている』点が、英雄になれないor英雄で終われなかったものの末路かな、と。 コピーエックスあたりは、ボタンの掛け違い1つで、英雄で終われたかもしれません。
2020-03-13 01:05:04@SIERUSKY 手段やその速度ですね。もしかしたらプロジェクトヘブンの力が必要とされる未来もあったかもしれません。 ですので、セルパンを倒したからヴァン達が正しくて、敗者の言葉はとるに足らない、と思われたらそれは困るな、という引っ掛かりですね。
2020-03-13 01:11:18@GO_Guiltism まさしくそのとおりです。 私の理論としては「他者を踏み台にすることを由とするかどうか」だけが英雄と圧制者を分ける唯一の部分でもあると思います。 逆説的に『間違えてしまった(もう軌道修正は不可能)』だから、「英雄に倒される」という結末になったとも言えるかなー、とか思ってます。
2020-03-13 01:18:24@SIERUSKY そこで、プレイヤーに覚悟して欲しいのは、この先ガーディアン達は下手をするとセルパンより多くのヒトを殺め続けるかもしれないってことですね。(寿命があるのは救いですがプレリーは恐らく…) つまり、勝ち続けることで結果的に彼らも次の圧制者と誰かに認識される可能性を考慮してほしい、と
2020-03-13 01:21:35@GO_Guiltism うーん、『自分から手を伸ばして命をすり潰そうとする』のと『綺麗事を振りかざした結果、手が届かなくて救えない』は違うと思うので、セイギノミカタぶって救えない命を「彼らが見殺しにした」とするのは違うと思うんですよね・・・。 どちらにせよ救えない命を、率先してすり潰すのは「悪」なので
2020-03-13 01:23:39@SIERUSKY あくまで数のゲームですが、セルパンやアルバートの方法論が最小限の犠牲で済んだ可能性、を頭の片隅において欲しい、ということですね。どこまでいっても武力で対抗したことは事実なので、根底の理由は考慮されず、最終的に未来で圧制者として誰かに見られる可能性はやっぱり考慮してほしい、と。
2020-03-13 01:29:10@GO_Guiltism そこに関してもなんですが、どちらにせよ生物は生まれては死んでいくわけで、『他殺なのか自然死なのか』で分けるためには、単位時間あたりの殺害数も計算に入れたいんですよ。
2020-03-13 01:41:22@GO_Guiltism 観測する歴史の幅を広めた時に、緩慢な変化の場合はより多くの人が死んでるように見えても、単位時間あたりではどうなるかを考慮しておきたいかな、と。 生物のサイクルは適正個体数に収めることは難しいので、自然淘汰で激減したように見えることもありますし
2020-03-13 01:41:26# 前提として、人間の滅びを許容するかどうかで意見が分岐していました。
@SIERUSKY 恐らく、作品の善悪バランスがそれまでのロックマンより敵味方に均等に割り振られているように思えたのも原因かもしれません。どちらも良いところと悪いところがあって、どちらか一方に肩入れしないようにできているバランスといいますか……
2020-03-13 01:53:58@GO_Guiltism あー、僕としては、『ヒト』という概念は別に生身の器に縛られる必要は無いと思ってる(代替品としてヒトガタの器があれば良い)ので、精神的に人間と変わらなかったレプリロイドが、人間の垣根が無くなった時点で、ヒトのステップアップは始まり、DASHの時点でデコイもヒトであると判定してます
2020-03-13 01:56:02