bebe氏による『次期救難機について』-これからの任務の変化、US-2をどうするか-

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bebe @EDCB_Apple

次期救難機について軽く書く

2020-03-20 21:35:06
bebe @EDCB_Apple

現在救難用の航空機については 航空自衛隊が 救難ヘリコプターUH60 捜索機U125 海上自衛隊が 救難ヘリコプターUH60 救難飛行艇US2 これらによる構築されている

2020-03-20 21:35:27
bebe @EDCB_Apple

このうち海上自衛隊のUH60については減勢中であるようで硫黄島配備用にSH60Kの一部を救難用に簡易改造し新しい救難体制への移行への準備期間に備えるようである

2020-03-20 21:37:18
bebe @EDCB_Apple

これまで航空自衛隊と海上自衛隊により別々に救難ヘリコプターが用意されていたがこれからは航空自衛隊の救難ヘリコプターに一本化されるということであろう それ自体は既定路線ではあるし違和感のある話ではない

2020-03-20 21:39:15
bebe @EDCB_Apple

問題はふたつ これからの任務の変化 US2救難飛行艇をどうするか

2020-03-20 21:42:06
bebe @EDCB_Apple

航空自衛隊はJASSMの装備など対地攻撃装備を入手しつつあり他の方の発言を借りるならば急速に空軍化しつつあると言える これまでの空自の航空救難体制はあくまで防空戦闘による損失からの搭乗員救助を基盤としていたが根本から異なることになる

2020-03-20 21:43:31
bebe @EDCB_Apple

海上自衛隊の救難体制の片翼がUS2救難飛行艇である 海上自衛隊の救難用ヘリコプターが航空自衛隊に統合されてもこの救難飛行艇の任務を達成しうる機材を航空自衛隊は保有していないこれをどうするか

2020-03-20 21:44:29
bebe @EDCB_Apple

私が考える今後の救難体制について述べる 救難ヘリコプターについては航空自衛隊に統合しUH60またはその後継機をあてる 捜索機U125は廃止する 救難飛行艇US2は自己防御装置を強化して配備を継続する この3点である

2020-03-20 21:46:02
bebe @EDCB_Apple

現在航空自衛隊の空軍化と呼ばれる状況は継続を続けるだろう しかしながら航空自衛隊の新たに保有するそして保有するであろう地上攻撃装備はほとんどがスタンドオフ兵器であり一部例外のJDAMなどは近接航空支援用と見積もられる

2020-03-20 21:47:35
bebe @EDCB_Apple

そして想定戦場である南西諸島含めた東シナ海周辺地域での救難任務が予想される 同環境は熾烈な戦闘が予想され救難機は敵戦闘機などの攻撃を身を隠すもののない洋上で受けかねない

2020-03-20 21:49:06
bebe @EDCB_Apple

1.救難任務の主対象地域は東シナ海および南西諸島各島嶼 2.敵による対航空機攻撃の可能性は極めて高い この2点が前提

2020-03-20 21:53:20
bebe @EDCB_Apple

各島嶼での救難には救難ヘリコプターまたはティルトローターが必要であるが救難時のダウンウォッシュの少なさや航続距離が極端に求められないことを鑑みてUH60が主力となるであろう

2020-03-20 21:54:54
bebe @EDCB_Apple

ただし島嶼間での飛行を想定すれば航続距離は長ければ長い方がよくUH60後継機については高速ヘリコプターなどの高速機で航続距離が長いものが求められるだろう

2020-03-20 21:58:13
bebe @EDCB_Apple

東シナ海全般においてはその救難任務は洋上で遂行されることとなり航続距離の要求から飛行艇US2かティルトローター機V22のいずれかとなる

2020-03-20 21:59:33
bebe @EDCB_Apple

では東シナ海における救難任務において適切な選択肢はUS2とV22のいずれであるか 最高速度は両者ともに大きく変わらないが大きく異なるのは航続距離である CMV22の誕生でV22の航続距離も伸びたもののUS2の極めて長いその航続距離には及ばない

2020-03-20 22:05:24
bebe @EDCB_Apple

一方でV22は陸上での救難にも活用できる上にUS2では困難な夜間での救難も可能であり両者ともに確固たる長所が存在する 航続距離を必要とするかそれとも他の柔軟性を優先するかの問題

2020-03-20 22:08:49
bebe @EDCB_Apple

私は航続距離が優先と考える 何故ならば南西諸島周辺の航空基地と言えば那覇基地であるがそれを筆頭とした基地機能は大きく低下すると見積もるからである つまりは九州から飛び立ち南西諸島周辺で救助しまた九州に帰るという任務も起こりうると考えるからである

2020-03-20 22:11:27
bebe @EDCB_Apple

V22でも南西諸島周辺の生き残った陸自の野戦飛行場での補給などを経由する方法もあるが野戦飛行場に燃料に余裕はないであろうから特に大型機では好ましくはない

2020-03-20 22:15:31
bebe @EDCB_Apple

副次的には中国海軍が進出している太平洋方面の救難任務においても航続距離の優先度が高いという点も存在している 航続距離に対する要求は未だ高いと見るべきだ

2020-03-20 22:17:00
bebe @EDCB_Apple

しかし救難飛行艇にくらべティルトローター機の任務における柔軟性は目を見張るものがあり将来的にはそちらに変更することになるであろう US2の運用は次世代ティルトローター機などに向けた移行期間というべきであろう

2020-03-20 22:19:02
bebe @EDCB_Apple

その移行期間とはいえ重要な救難の主力となるUS2には現行では欠けている自己防御装置の追加装備が必要となる そういった小改良を施したUS2改善型に移行してより航続距離が長い次世代機の登場を待つと言う形が適切と考える

2020-03-20 22:21:29
bebe @EDCB_Apple

捜索機U125については廃止するべきであろう 南西諸島周辺の危険な空域において生存するにはビジネスジェットを由来とし自己防御装置を後付けした機体で生き残れるのかという生存性の問題がある 冥界への道を捜索することになりかねない

2020-03-20 22:24:52
bebe @EDCB_Apple

また人的余裕が欠乏している自衛隊において可能な限り機種を減らしたいというものがある 捜索機と救難ヘリコプターを一つの部隊で運用するのは負担であるともいう 捜索任務は救難任務の手が空いた海上自衛隊に哨戒機派遣を要請すべきだ

2020-03-20 22:27:43
bebe @EDCB_Apple

海上自衛隊の救難ヘリコプターは捜索機と連携するのではなく哨戒機を先行させて捜索の任務にあてておりそれを航空自衛隊に輸入すべきだろう 哨戒機は強力な自己防御装置も保有しP1であれば対空警戒も可能である

2020-03-20 22:30:40
bebe @EDCB_Apple

可能であるならば無人機を導入して捜索任務にあてるのが理想である アベンジャー無人機のような高速無人機ならば捜索もできるほか合わせて敵の動向を探る偵察機としての務めも果たせる 偵察機としてそういった機体を導入して副次的捜索任務も付与できれば好ましい

2020-03-20 22:33:23