- uchida_kawasaki
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感染力についても重篤度についても、知見が積み重なるにつれて楽観的な見解が崩れてきた、というのが全体的な傾向です。 途方にくれることもありますが、一歩先の安全確保を、個人としても自分が直接責任を持つ範囲でも、主権者として政府に意見を出すときも、心がけたいと思います。
2020-04-05 09:13:45WHO Situation Report 76 (2020年4月5日) 中国が2カ月の封じ込めフェーズから緩和段階に移行しており、その経験は各国がよりよい対応を計画する助けになっていると。
2020-04-06 07:21:47新型コロナウイルスと経済
WHO Situation Report 77 (2020年4月6日) WHO-IMFの共同声明。命を守ることと生計を守ることは相反しない。「コロナウィルス対策か経済か」というのは偽の対立ということ。WHOとIMFが共同で声明を出した意義は(IMFは嫌いだけど)大きい。 who.int/dg/speeches/de…
2020-04-07 08:28:40(1) 短期的には補償で生活の負担を取り除くことができる (2) 究極的に経済的影響を減らす最上の方法はウィルスと闘うこと。その方法は、繰り返しWHOが述べてきたように、検査、隔離、治療、追跡。 日本のやり方は経済の観点からも(という言い方は相反を前提としてるけど)不適切ということ。
2020-04-07 08:30:29もう一つの情報(Situation Reportの情報はこういう点では少し遅い)。IPA(国際出版社協会)・WHO・ユニセフが「国際子どもの本の日」(4月2日)に「世界を読む」キャンペーンを開始。孤立した子どもたちに。 who.int/news-room/deta…
2020-04-07 08:34:24個人防護について
WHO-IMF共同声明と合致する基本的な方針。「ヨーロッパが」ではなくコロナウィルス対策の基本の一つ。 ヨーロッパが導入する新型コロナウイルスとの戦い方は「労働者に給料を払って、家にとどまってもらう」|BUSINESS INSIDER businessinsider.jp/post-210080 @BIJapanさんから
2020-04-07 08:40:11WHO Situation Report 79 (2020年4月8日) WHOは個人防護器具の使い方に関する文書、緊急対応用の検査2種類の説明文書を公開。リンクはSituation Reportからどうぞ。 who.int/docs/default-s… それから、飲食関連産業向け食品安全ガイド。とても大切。 who.int/publications-d…
2020-04-09 07:25:05新型コロナウイルスと食品について(上の章からの続き)
まず食品を介した感染に関する一般論。 食品や食品パッケージから感染する可能性は低い。COVID-19は呼吸器疾患であり、これまでのところ呼吸器疾患を引き起こすウィルスが食品や食品パッケージを通して伝染したことを示す証拠はない。食品の上でウィルスは増殖できない。
2020-04-09 08:22:18感染は基本的に飛沫か媒介物を通して。後者は例えばドアノブに触れたり握手したあと顔を触ったりといった場合。最近の研究ではコロナウィルスはプラスチックやステンレス上では最大72時間、銅は4時間、ダンボールは24時間活性を失わない。ただしこれは実験室環境での結果なので注意が必要。
2020-04-09 08:23:05なおWHOの情報については参考になると同時に注意も必要(WHOじゃなくても。当たり前ですね)。例えば旅行制限についての判断も遅かったし、マスクの効果をめぐる判断については米CDCよりもさらに遅れている。 theguardian.com/world/2020/apr…
2020-04-09 08:23:58食品産業に従事している人はマスクや手袋などの個人防護装備を適切に用いること。また物理的な距離を取り、衛生管理を厳密に行うこと。以上が一般論。
2020-04-09 08:24:45次に食品関係の仕事をする人を対象とする説明が6節。 ・COVID-19の一般的症状の確認 ・職場環境でのCOVID-19拡散防止 ・使い捨て手袋の使用 ・物理的な距離を保つこと ・職場でCOVID-19に罹患した場合 ・原料や製品の搬送やデリバリ
2020-04-09 08:25:10次は小売店舗で。大変だけれど個々人が衛生措置をしていれば食品を汚染するリスクは減らせる。頻繁に手を洗うことと手の消毒、防護服、呼吸衛生。雇用者は手洗いと手の消毒、よく触れる表面の頻繁な除染。
2020-04-09 08:25:35小売店舗での物理的距離の確保は感染防止にとって決定的に重要。8項目。 1 一度に店舗に入る顧客の数を制限すること 2 気分の優れないあるいはCOVID-19に該当する症状がある顧客は入店しないよう求める掲示を入口に出すこと 3 店舗内外で列の間隔をあけること
2020-04-09 08:27:034 手の消毒液、除菌スプレー、使い捨て紙タオルを入り口に置くこと 5 サービスカウンターやレジなど人が混み合うところで距離を置くため床に目印をつけること 6 物理的距離を取ること・手を洗うことを求める放送を定期的にすること 7 アクリルガラスでレジやカウンタのスタッフを感染から守ること
2020-04-09 08:27:318 顧客のショッピングバッグを清潔にしておくようアドバイスすること 1, 3, 5, 6, 7, 8は日本の私が知っているスーパーではやっていない。青山の紀伊国屋では先日、外に人が立って「混雑しています」とだけ言っていたけれど距離は取っていなかった。
2020-04-09 08:29:01アクリルガラスは図書室カウンターと事務窓口で導入しませんかと職場で提案していたが実現しないまま封鎖・原則自宅勤務になった。むろん日々の単位で必須ではないことは後者の措置がよりよい。社会全体が同期する必要があるけど。
2020-04-09 08:31:00よく人が触れるところを同定し定期的に綺麗に除菌すること。トロリー、ドアノブ、顧客が使う測りなど。これらに対しては3つ。 1 トロリーやカゴを顧客が拭けるよう使い捨て布巾(使い捨てとは書いていないが他の文書等の文脈から)を用意するか、スタッフが顧客の利用後いちいち除菌すること
2020-04-09 08:32:16