同人誌における「個人サークル」という言葉と、屋号の持つ力について

同人イベントに参加する際の「サークル名」が、一種のエンパワーメントになっているのではないか、という話です。
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robert yamamoto @robamoto

「個人サークル」なんて珍妙な言葉を編み出してまでサークルの存在を必須にするのって、日本の同人誌即売会が生まれた経緯に理由があるのかなーとか思ったけどよく知らなすぎる

2014-02-24 23:44:48
robert yamamoto @robamoto

海外の同人誌即売会にも、サークル名っていう概念はあるのかな? もし、今ネットで活動している絵描きや漫画描きが集まって本を売り買いする場所をつくろう、となったら、むしろ個人名で参加するのが自然に思えるのだけれど

2014-02-24 23:54:23
岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

ロバモト @robamoto が個人サークルについて書いてたので連想。個人サークル作る人と作家名で出展する人について考えるときいつもコーネリアスと小沢健二を思い浮かべる。私はバンド組んだことないけど「一人でユニット名を名乗る」音楽家にも個人サークルのあの多幸感が宿るのかしら、と。

2014-02-26 08:35:58
岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続)あの多幸感が何なのかうまく言えないのだけど、バンドやサークルなど本来は集団で成立してるものを一人で全部切り盛りしてると思うとき、個人名で何かを背負うのとは違う百人力の錯覚をおぼえる。人数は同じ1なのに、なんか寂しくないし。8000人の部下を自作自演するウソップは個人サークル。

2014-02-26 08:40:50
岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

続)中高の文芸部で「小説と挿絵が別ペンネーム、だけど同一人物」というのなどやってる人がいて、読み手にもバレバレなんだけど、なんか楽しいのだよな。何の嗜好か、90年代に私が好きで買ってたサークルはほとんど個人サークルだった気がする。今pixivにいる人たちは基本は個人名ベースかな。

2014-02-26 08:48:44
robert yamamoto @robamoto

「個人名で何かを背負うのとは違う百人力の錯覚をおぼえる」というのはとてもよくわかるなー。個人名だとむき出しな感じがして心細いというか。Pixivは個人ベースだけど、1単語で抽象度の高いペンネームが多い気がするのは、むき出し感を排除する別の方策かなとも思ってた @okadaic

2014-02-26 09:21:13
岡田育🍥『我は、おばさん』 @okadaic

屋号を持つと「店を構えた」気分が味わえる、お店屋さんゴッコ感もあるね。ペンネームの変遷も面白い。抽象度の高さといえば昔「okamaとか竹とかを名前にするの、私にはできないな。姓を抜くくらいはできても、えみこ山くりこ姫が限界だな」と思ったことがある。その線引き。 @robamoto

2014-02-26 09:37:51