連続テレビ小説『スカーレット』とはどんなドラマだったのか?放送終了前後からの感想と考察のまとめ

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窪田浩一 @ko1kubota

僕も三津が嫌われていたのは驚きだった。三津を嫌っていた人達は恋をした事がないんだろうか?恋をする気持ちが分からないんだろうか?と思っていた。多分三津を嫌っていた人達は、三津の様に潔く身を引く事が出来ない人達なんだろうなと思うしかない… #スカーレット

2020-03-28 11:50:52
窪田浩一 @ko1kubota

老夫婦になった喜美子と八郎のラストシーンを思い描いた事もあったけど、最後はそこへ向かって行くだろうと思えるけど、まだそれは早いというラストで良かったと思う。喜美子はフカ先生の時と同じ様に新しい挑戦に向かう八郎を流石ウチが惚れたハチさんやとリスペクトしてると思う。 #スカーレット

2020-03-28 11:54:25
窪田浩一 @ko1kubota

武志が逝き、八郎が長崎へ旅立ちまた1人になった喜美子だけど、いつか会心の作を手に八郎が帰って来る日を楽しみにしながら、陶芸と向き合う日々を過ごして行くだろう。それは八郎が出て行った後の、八郎の帰りを望めなかった空虚な時期とは全く違う。 #スカーレット

2020-03-28 11:57:37
窪田浩一 @ko1kubota

草間さんやちや子さん始めとして、遠く離れても気持ちは繋がっている。離れていてもお互いがお互いを思う事が生きて行く励みになるという事を繰り返し描いて来て、最後には喜美子と八郎もそういう仲になった。 #スカーレット

2020-03-28 12:01:34
窪田浩一 @ko1kubota

八郎が長崎で陶芸に向き合って頑張っていると思えば、喜美子も信楽でウチ頑張ろうと1人で孤独は感じず陶芸と共に生きていけるだろう。そしていつか八郎には信楽に帰って来て欲しい。新しい技法で作り上げた会心の夫婦茶碗を後ろ手に隠し持って川原家の玄関を入って来て欲しい。 #スカーレット

2020-03-28 12:04:30
窪田浩一 @ko1kubota

多くの視聴者の中に、そういう自分だけの今後の #スカーレット があるだろう。その人にとってのスカーレットが無限に存在すると思う。そうやってスカーレットの世界は拡散して広がって行く。何処までも… #スカーレットは終わらない #ありがとうスカーレット #スカーレット好きちゃうわ大好きや

2020-03-28 12:07:30
窪田浩一 @ko1kubota

琵琶湖で始まり琵琶湖に戻った作品でもあったけど、常治とおーちゃんの戦友の絆から始まり、喜美子と八郎が戦友の様な関係になって終わった物語でもあったと思う。同業者夫婦って夫婦が戦友なれる素敵な側面もあると思う。 #スカーレット #ありがとうスカーレット #スカーレット好きちゃうわ大好きや

2020-03-28 12:31:03
窪田浩一 @ko1kubota

@posicov583 喜美子と似てる部分もあるけど、喜美子のアンチテーゼ的存在でもありました。最後まで武志の手を離さなかったと思います。喜美子と同じ失敗をしない事で、喜美子は失敗したんだと明確にする役割のキャラだったと思います。 #スカーレット 最強女子ですね(^_^;)。

2020-03-28 12:50:21
窪田浩一 @ko1kubota

@posicov583 多分、最後に「最後まで武志くんと一緒に過ごせて幸せでした。一緒にいてくれてありがとう。」と言える強さのある女性だったと思います。石井真奈さんのその先の人生が幸せなものであって欲しいと思います。 #スカーレット

2020-03-28 12:53:00
窪田浩一 @ko1kubota

@posicov583 そうですね。喜美子と逆の選択をしたアンリ。必ずしも喜美子の人生が正解という訳ではない。人生の数だけ異なる選択があり、そのどれもが正解とも間違いとも限らないという事を描いたドラマだったと思います。 #スカーレット

2020-03-28 13:00:42
窪田浩一 @ko1kubota

#スカーレット は単純に言うと… 起 ー 喜美子が八郎と出会うまでの序章 承 ー 八郎と出会い、手を繋ぐ決意をする 転 ー だが、八郎の手を離してしまう 結 ー 再び八郎と手を繋ぐ事が出来た という起承転結が大枠にあって、手を繋ぐ事より難しい事を描いたドラマだったと言えると思う。

2020-03-29 00:36:13
窪田浩一 @ko1kubota

この大枠を軸に様々な人と人との関わりを描き、人によって様々な関わり方がある事や、人の生き方や人との関わり方には正解はないという事を描いて来たと思う。だけど、半年という長い期間に及び物語なので、他にも様々な要素を織り交ぜながら描いたドラマだったと思う。 #スカーレット

2020-03-29 00:39:30
窪田浩一 @ko1kubota

その中でも最終回に喜美子の口から出た「エゴ」というのも大きなテーマだったと思う。中でも「親のエゴ」というのは重大なテーマだったと思う。常治はエゴの強い父親で娘達を思うがままにしようとした。子供にはこうなって欲しい。こんな人間になって欲しい。こんな職業に就いて欲しい。 #スカーレット

2020-03-29 00:42:35
窪田浩一 @ko1kubota

親が子供に対してそんな思いを抱くのは自然な事だと思う。でも、現代であれば、それは無理なんだと悟り子供には子供の人生があると思うようになるのが普通の親だろう。でも、世の中は普通の人ばかりではない。普通ではない親も未だに多いだろう。 #スカーレット

2020-03-29 00:45:13
窪田浩一 @ko1kubota

#朝ドラ では多くの場合、そういう親のエゴと子供の夢が対立し、親が折れ子供が親の元を巣立っていく展開が往々として描かれて来たが、#スカーレット ではそういう展開にはならなかった。ずっと喜美子は常治の支配下の元、家族を支えて働いて行く事になる。

2020-03-29 01:09:55
窪田浩一 @ko1kubota

そして、一度は八郎の結婚を反対されて、八郎の元に走りもう家には帰らないと駆け落ちを考えている様な言動をするが、常識人の八郎に諭されて駆け落ちには至らない。 #朝ドラ の場合結婚を反対されたヒロインが駆け落ちするという展開もあるのだが… #スカーレット

2020-03-29 01:13:27
窪田浩一 @ko1kubota

喜美子の場合は、ここでも常治の支配から逃げ出せない。そして常治の元で自分のエゴを押し殺す事に慣れていた喜美子は、当時としては家事を手伝うなど、先進的な夫だった八郎にも関わらず、自分のエゴを押し殺して八郎を支える良き妻であろうとしてしまう。 #スカーレット

2020-03-29 01:16:51
窪田浩一 @ko1kubota

勿論、喜美子がエゴを押し殺してしまった事だけが悪いのではなく、八郎にも至らない部分もあったのだが、結果的には最後には長年押さえ付けられて来た喜美子のエゴは爆発してしまう。これが物語の「転」である「八郎の手を離してしまう」結果となる。 #スカーレット

2020-03-29 01:20:01
窪田浩一 @ko1kubota

僕は当初このドラマは常治の抑圧から喜美子が解放されて自我(エゴ)を取り戻す事になるんだろうと思っていたが、それは良い結果を招くんだろうと思っていたのに、実際には悪い結果となり、エゴを爆発させた事で、喜美子は八郎を失い、八郎は喜美子と武志を失い… #スカーレット

2020-03-29 01:22:34
窪田浩一 @ko1kubota

武志はお父ちゃんを失う結果になってしまった。この展開には驚かされたし、子が親の抑圧から解放されたら、それでハッピーエンドとは限らないという事を描いたという点で、このドラマは画期的だったと思う。 #スカーレット

2020-03-29 01:25:52
窪田浩一 @ko1kubota

喜美子と八郎の関係で言えば、双方に落ち度がありお互い様と言う事も出来るが武志に関してはそうはいかない。武志は喜美子のエゴの犠牲となりお父ちゃんを失っただけでなく、今度は喜美子からの抑圧を受け、親に反抗も出来ない、言いたい事も言えない遠慮がちな子に育ってしまう。 #スカーレット

2020-03-29 01:30:08
窪田浩一 @ko1kubota

親から抑圧を受けて育った子供が親になった時、今度は自分の子供を抑圧してしまうという負の連鎖をこのドラマでは描いている。これも中々画期的な事だったと思う。そして武志成長するに従い自我(エゴ)に目覚め、喜美子にテレビジョンの来た日の話をして喜美子の罪を糾弾出来る様になる。 #スカーレット

2020-03-29 01:33:54
窪田浩一 @ko1kubota

喜美子は自分がエゴを爆発させた事で八郎を失い、大切な人を失った虚無な人生を自分が受けた罰だと思い、それを受け入れて生きて来たと思う。また、自分が常治から受けて来た事の裏返しで、武志には進路の事などに関しても自分の希望は押し付けず自由にさせて来て… #スカーレット

2020-03-29 01:37:16
窪田浩一 @ko1kubota

自分は良い母親だと思い込んでいたと思うが、実は自分のエゴで武志を犠牲にして来た事を、武志本人から突き付けられて、そこからゆっくりと自分の為だけでなく、武志の為にも八郎との関係を取り戻そうと考え始めて、物語は家族の再生という方向に向かって行く。 #スカーレット

2020-03-29 01:39:51
窪田浩一 @ko1kubota

だが、八郎と再び家族としての関係を取り戻せたと思ったら今度は武志が病気になってってしまい、喜美子は「死なさへん。生かしたる。」と強く思うが、最後には喜美子もそれも自分のエゴだったと述懐する。自分の中に子供の寿命も思うがままにしたいという気持ちがある事に気付き… #スカーレット

2020-03-29 01:45:23
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