【まもなく法廷?】YouTubeにむらがる「ソ連国歌は俺の曲!君が代も俺の曲!!」と主張する著作権ジャイアン達との闘い【国際裁判?】
- barbara_asuka
- 62563
- 160
- 1
- 109
以上、世に隠れもない、立派な「パブリックドメイン」の曲です。
しかし、いるんですねえ、それにぬけぬけと「これは俺の曲だ」と言ってくる輩が。
わっちは主に著作権切れの古い楽曲をアレンジしてYouTubeにアップしてるんですが、それを勝手に「俺の曲だ」と主張してきて、広告収入をかすめとろうという輩が世界中にいて閉口します。 マイナーな曲ならともかく、「君が代」とか「ソ連国歌」を「俺の曲だ」というのは無理があるでしょう!
2020-04-02 08:56:52そんな日々が2年ばかり続いて、正直うんざりしていたところなのですが、先日、さらに不快なことが起こりました。
そういう「不当な『著作権侵害への警告』」にせっせと異議を送信する日々。だいたい1回でそれは引っ込んでくれるんですが、今回初めて、異議を送信したのにそれでも「いやこれは俺の曲だ」と抗弁するやつが現れ、「これは引っ込んじゃいけないところだ!」と思い、徹底抗戦を決意した次第。
2020-04-02 09:00:52今日もソ連国歌を「俺の曲だ」と言い張る輩に反論を送ったところ。なぜ「国歌」という公に認められた曲をぬけぬけと「俺の曲」と言い張る輩をYouTubeが野放しにしているのかまったく理解できない。 これで動画が削除されたり、垢がBANされたら、話は次のフェーズに移行します。
2020-04-07 22:57:53【速報】 ソ連国歌を「おれの曲だ」と言ってくる輩から2度目の抗弁が来たので、7日後に動画が削除されることになりました(正確には掲載停止ぽい)。イマココ。 7日後に削除されてから、こちらは「著作権侵害の異議申し立て」をすると、YouTubeが審査して、掲載の可否を決定するみたい。
2020-04-08 12:55:02【注】ここ↑の「掲載の可否」は正確には「異議申し立て通知の要件の判断」です。YouTubeは基本「著作権判断はしない」のが方針のようです。
「基本、当事者同士でやってね。ただし、虚偽の申告をしたらカーチャン許しませんよ!!(ギラリ)」というやつです。
ちなみにこちらが「問題の動画」であります。どこからどう聴いてもソ連国歌。これを「俺が書いたメロディだ」と言い張るから恐れ入る。 #YouTubeニセ著作権問題 Государственный гимн СССР ソ連国歌 ニューエイジアレンジ Soviet anthem New-age arrangement youtu.be/40-LeXIbTs8
2020-04-08 18:18:15このソ連国歌、7日後に一旦削除の憂き目に遭うので、皆さんぜひ聴いておいてくださいー!(怒 #YouTubeニセ著作権者問題 twitter.com/barbara_asuka/…
2020-04-08 18:20:07ここでYouTubeの著作権警告システムを簡単におさらいしておきましょう。
簡単に解説いたしますと、YouTubeの著作権警告システムには大きく分けてふたつありまして、
Content ID に関する申し立て
著作権侵害の通知
があります。
それで、
「Content ID に関する申し立て」は、「動画の追跡や収益化が目的であり、動画のブロックを目的とするものではありません。そのため、この申し立ての場合、動画は引き続き有効」ということです。
「著作権侵害に基づく削除通知」のほうはContent IDより強い申立で、基本的に「法的措置」だそうです。ゆえに、それなりの様式も必要ですし、虚偽申告にはペナルティも科されます。
そのかわり効果も強く、これを食らうと、7日後に動画は削除され、「著作権侵害の警告」がアカウントに適用されます(いわゆる1ストライクの状態になります。3ストライクでアカウント停止です)。
もちろん、どちらにも反論の余地がありまして、前者には「異議申立」、後者には「異議申し立て通知」が可能です。
後者は「法的要請」になりますので、場合によっては、法廷での争いになることもあり得ます。
つまり、現状は
「バーバラがパブリックドメインの曲を自分で演奏して作った音源を使った動画が、何者かによって『その曲のメロディの著作権はうちにある。動画を削除しろ』とYouTubeに法的要請をされ、YouTubeがそれを受諾し、7日間の猶予の後に、削除する体制に入った」
ということになります。
ところで。
なぜ、7日間の猶予があって、すぐに動画を削除しないのか。
それは、「誰にでも間違いはあります。この7日間は、あなたが動画を削除する猶予期間です」ということらしいです。
なお、この警告を無視すると、「著作権侵害の警告」がつき、よく言われるところの1ストライクとなりますが、7日間の後、「著作権侵害の異議申し立て通知」を送信することができるそうです。
つまり、現状、どうあっても、「7日後、4/14には動画は一旦削除される」状態にあります。
さて。
何も悪いことをしていない私としては「著作権侵害の異議申し立て」をするしかないわけですが(先方に言われるままに動画を削除して泣き寝入り、という手もありますが、そんなことをしたら一生後悔しますので)、YouTube様からは
「次に著作権侵害の異議申し立てしたら『何事もない(相手が反論しなかった場合)』もしくは『訴訟』だけど、わかってるよね?(大意)」
という警告をいただいております。
つまり、「7日後、著作権侵害の異議申し立て通知をあなたが送ってこちらが受理したら、その申立通知は、著作権者に転送するよ。それで10日以内に著作権者が裁判所に請求しなかったら、動画を再掲載するよ(大意)」ということらしいです。
向こうにソ連国歌の著作権はありませんが、ヤル気なのであれば、訴訟もあり得るということです……ゴクリ……。
訴訟……。
しかも、いきなり国際裁判ですか!!
う~ん……。
しかし引っ込むわけにもいきません。
この件に関しては、徹底抗戦するつもりです。 引っ込んだら一生後悔する。 #YouTube
2020-04-07 22:58:55いちおうYouTube側もいろいろ手は打ってある模様。 つまり、悪用するやつがいるってことね。 support.google.com/youtube/answer…
2020-04-07 23:13:32さて。
こんな嫌な思いをしているのは私だけなのか?と言いますと、そんなことはないようで……。