【まもなく法廷？】YouTubeにむらがる「ソ連国歌は俺の曲！君が代も俺の曲！！」と主張する著作権ジャイアン達との闘い【国際裁判？】

あちらを立てればこちらが立たず。
「YouTube 著作権 虚偽」で検索すると、さまざまな「事案」が出てきます。
「著作権違反者を取り締まる仕組み」を作れば、「それを悪用するやつ」が現れる。YouTube法務ご担当者様のお悩みは察するにあまりあります……。超人気動画サイトですし……。

しかし、わしの場合は「国歌という明らかなるパブリックドメイン」なので、YouTube様、ひいては親会社のGoogle様の技術力をもってすれば、簡単に解決着く問題だと思うぞ～！

YouTube様、是非、「パブリックドメイン曲のデータベース化」と「パブリックドメイン曲のContent IDの登録禁止」をお願いいたします！！！！！（要望）

さてそれはそうとして、私は小心者ですので、最悪の事態を想定しております。そう、訴訟、しかもアメリカでの訴訟です！

ここで「裁判管轄」についてちょっとご説明。

「裁判管轄」とは、ぶっちゃけて言いますと「どこの裁判所で裁判するの？」ということです。
よく、契約書の最後に「紛争が～うんちゃらかんちゃら～東京地方裁判所をうんちゃらかんちゃら～」と書いてあったりしますよね。あれです。

日本でも遠いところの裁判所になると面倒くさいのに、外国となればまた話はさらに面倒。そこで、国際裁判では、管轄裁判所を決めるのに押し問答する、あるいは押し問答して時間を稼ぐ、という法廷戦術が定番のようです。

しかし、私がYouTubeに「著作権侵害の異議申し立て通知」を送信するときには「YouTube が所在する司法管轄地区の連邦地方裁判所の管轄権に合意」する必要があるようで、その「管轄で押し問答」ということはできないようです。

さて、現在はもうひとつの、重大な障害が存在します。
そう、コロナウィルスです。

※こちら↑は「10営業日」の間違い。

この「申立ができない」というのはどういうことかと言いますと、
私が「著作権侵害の異議申し立て通知」をすると、その全文が著作権者（を名乗る人）のところに転送されます。それで、10日間、著作権者から「裁判所への請求がなければ」、異議申立が認められ、動画が復活します。

今、北米は、コロナ禍で大変なことになっておりますので、万が一、相手がやる気でも、書類の作成にも、裁判所での受理にも時間がかかって、10日間では無理なのではないか、いや、無理であってほしい！！というのが私の希望であります。

仮に裁判になったとして……最初の期日までにコロナ禍が収まっているという保証はありません。そもそもできれば渡航したくない（お金かかるし）。

日本の裁判では「擬制陳述」という仕組みがありまして、事前に答弁書を提出しておけば、初回の裁判は欠席でも（だいだいみんな欠席）、陳述をしたことにしましょう、ということになっています。
アメリカでもそれがあれば、初回の裁判は欠席できるんだけどな～、と思ったり。

まあとりあえず、相手から訴状が届いた段階で、弁護士さんに相談します。いつになるかわかりませんが。