徒然なるままにデータベースやその理論
"アウトライナーはタスクを扱いやすいけど管理はしにくくて歯痒い…並び替えは常に手作業(これは一長一短か)。今日実行予定のタスクのみを表示、ってのも、タグを使えばできるけれども、タスク管理アプリのようにあらかじめいくつかのビューが用意されていたりはしない。" choiyaki.com/?p=1023
2020-04-11 22:16:21タグだけでなく期限や予定日などの任意の属性をノードに持たせられるようにすること、検索・ソート結果をフォルダ風に見せるいわゆるスマートフォルダ的な機能あたりを組み合わせることでもうすこし改善していけるんじゃないかと思ってる
2020-04-11 22:20:14もともとはデータベースアプリケーションの汎用UIとしてのアウトライナーという方向から始めたんだけど、インラインで属性を書くにはインデント構造だけでは足りないということになって、レイアウトの自由度を高める方向の模索が始まったんですよね
2020-04-11 22:29:53最近はもっぱらアウトライナーを拡張して表やらなんやら書けるようにするのがメインになってるけど、もともとはデータベースアプリケーションのUIとしてのアウトライナーというのが本題だったので、そっち方向についてもそのうち再開する予定だしこのあたりは常に気になってる
2020-04-11 22:31:53隠れテーマとしてはツリーvs表という対立をどう解消するかというものがあって、これについてはUIレベルでもデータベースモデルにおいてもずいぶんわかってきた
2020-04-11 22:36:56データベースモデルと incremental computation の関係の話も忘れたわけではないのでそのうちまた再開する予定(最近実装はすすんでない)
2020-04-11 22:38:09表のセルの結合と分割はふつうに表裏だと思うんだけど、HTMLから表計算まで複雑な構造の表といえばまずセルの結合で対応するものと相場がきまっている雰囲気があるんだけど、これはなぜなんだろうか
2020-04-11 22:43:05表はそれだけでもわりと複雑な構造なので、そこにさらにネスト構造を入れるというのが直感的にまちがったアイデアに感じられるということだろうか
2020-04-11 22:44:09スプレッドシートに関していえば、結合であれば二次元でフラットなセル参照のままで扱えるからってのが大きそうで、入れ子になったら新しい概念を導入しないといけないわけですよね
2020-04-11 22:47:33RDBMSにおいてもコッド博士やクリス・デイトは一階述語論理におさまる範囲のフラットなテーブルというものに最後までこだわったようだけれども、結局のところJSONのような値を格納するのがごく一般的な光景になりつつある。
2020-04-11 22:47:40HTML のテーブルはスプレッドシートの後から来たから、同じ概念を表現できないと困ったのでは(Excel の HTML 出力が実際にどんな構造を吐いていたのかとかは知らない)
2020-04-11 22:49:30Excel風にいえば A1 のようなシンプルだったアドレスが入れ子になると「A1のB1」とか「A1のB1のA1」みたいになってきてしまう
2020-04-11 22:51:11少なくとも 1NF は配列を入れないことを意味しないという意味ではかなり明確に C.J. Date は構造を持った型を attribute にすることを許可していたはずですよね
2020-04-11 22:56:10とりあえず TTM の本でも「Relation-Valued Attributes」とかで検索すると普通に relation 型の属性を持った relation は出てきた dcs.warwick.ac.uk/~hugh/TTM/DTAT…
2020-04-11 22:57:24"Databases, Types, and the Relational Model:" dcs.warwick.ac.uk/~hugh/TTM/DTAT…
2020-04-11 22:59:20古典的な RDB 理論、 Codd が言ったとされていることの解釈が金科玉条のごとく扱われていることがあるけど、本当に Codd はそのつもりでそう言ったのかはよくわからんなということがわりとあるし、わりと C.J. Date は古典的な解釈を否定している印象あります
2020-04-11 22:59:59いわゆる TTM 自身が Relation Valued Attribute ないと使い物にならない印象ありますね。GROUP オペレータの結果が入れ子になるので。
2020-04-11 23:01:55現状はおそらくTutorial D からかなり離れてるだろうから、そこからの予想外挿でいったん雑に書いてしまいますが、なんとなくTutorial Dあたりの延長線上で階層構造がいい感じに扱えるようになる感触が個人的に得られなかったんですよね
2020-04-11 23:01:59