もうあの頃には戻れない？／2020年5月1日の新型コロナウイルス対策専門家会議の会見にて「新しい生活様式」や「長丁場の対応」といったキーワードで一層の行動変容が求められたもよう

おしどりマコ@脱被ばく。知りたがりの怒りんぼで半径５ｍを変えていく。 @makomelo

４）尾身「全国データの減少が東京より鈍い理由、都市圏から人の移動により地方に感染が拡大など。 実効再生産数。 全国、３月２５日は２．０。 ４月１０日は０．７ 東京、３月１４日は２．６ ４月１０日は０．５。」

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５）尾身「限定的なPCR検査でなぜ感染が減少してるといえるか。感染者の全てが把握されているわけではない。しかし、検査件数が徐々に増加しているが、 ・陽性者数は全国的に減少傾向 ・東京などで倍化時間が伸びている などから、新規感染者が減少傾向にあることは間違いない」

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６）尾身「医療提供体制への影響について。日本集中治療医学会の人口呼吸器の確定患者数の推移のグラフ 平均的な在院期間、約２～３週間。新規感染者が減少傾向になっても入院患者による医療機関への負荷はしばらく続く。 医療機関へのひっ迫した状況はなかなか改善されない 」

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尾身「しばらくは新規感染者を減少させる取り組みが必要。 行動変容の状況。 接触頻度をもとに評価。前回は人流だけを提示。 接触頻度とは 接触率（一人当たりが経験する痰飲時間当たりの接触 × 人流（都市部の人口サイズ）」

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尾身「渋谷駅は難波駅などは年齢郡によって達成状況が異なる。３０歳代以上の生産年齢人口の接触頻度の減少率は８割に達していない。 都道府県をまたぐ移動に関して。 ３から５割の減少にとどまることが多く、都心等への通勤を続ける限り、減少は難しい」

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尾身「中長期の見通し。 早期診断から重症化予防までの治療法の確立に向けた明るい兆しが見えつつある。が諸外国の感染状況やそれに対しする対応なども踏まえると、国内における感染状況に応じて持続的な対策が必要」

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尾身「自治体の流行状況の変化にともなった、対応がどう変わるかの模式的なグラフ。ある地域、感染の状況が変化する、対応、行動変容がどのように変化するかのイメージ。」

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11)このグラフ pic.twitter.com/7NCSmTU9rh

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12)尾身「行動変容して『新しい生活様式』を実行できれば。一回さがって、終わり、ということは残念ながらない。もう一度小さな波がくるということはありうる。北海道なんかはその例。高い山に行く前にもう一度おさえる努力が必要」

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１３）尾身「確定的なことは言えないが、ワクチン、治療薬。希望が見える可能性があるのでみなでがんばりましょう。 地域の状況に応じた対策の必要性。緊急事態宣言下での対策により、新規感染者は総じて減少傾向。しかし地域で感染が再燃すれば医療へ不可、当面この枠組みは維持することは望ましい」

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１４）尾身「①収束のスピードが期待されたほどではない ②医療提供体制が十分に整備できていない地域がある ③知事のリーダーシップがこれからも必要 感染状況が地域で異なるため、全ての地域の新規感染者が限定的となるまでは二つの地域が混在していくことが想定。」

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１５）尾身「感染の状況が厳しい地域と 新規感染者数が限定的となった地域 この二つの地域が混在していく。 引き続き、徹底した行動変容の要請が求められる地域における留意事項。」

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１６）尾身「徹底した行動変容の要請を維持するか、緩和するかの判断の基準。 ①感染が一定範囲に抑えられていること（疫学的状況） 新規感染者数が抑えられていること、PCRが迅速に実施 ②医療提供体制が確保できていること（医療状況） 病床の稼働状況、軽症者に対する宿泊施設」

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１７）尾身「重症者がどこにいるか、なかなか見えにくい。見える化をしていく努力。各病院から。 軽症者、家ではなく宿泊施設に。そういうことができているか。 徹底した行動制限を緩和した地域で今後求められる対応。 再度の蔓延を生じないように、長丁場の前提で『新しい生活様式』」

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１８）尾身「再度まん延が生じた場合は、徹底した行動変容の要請を講じざるを得ない クラスター対策、医療提供体制の拡充。 感染者の急増を防ぐため、より効率的なクラスター対策。 ①感染対策業務の効率化と保健所支援の徹底 ②ICT活用によるコンタクト・トレーシングの早期導入」

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１９）尾身「医療提供体制の拡充 医療崩壊を防ぐこと ①医療機関ごとの機能分担 ②都道府県の調整機能の確保、患者搬送コーディネート ③軽症者の宿泊施設の確保 新型コロナ患者のための病床を確保するということは他疾患の治療のための医療資源が失われることを意味」

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２０）尾身「そのほか提言にもりこんだこと PCRの拡充。死亡者も増えている、PCRの強力化を。簡便な検査法の使用に向けて。 学校の取扱い。学習機会を保障するため、学校の感染リスクを低減して再開を検討していくことが必要 有識者の意見も聴取して学校活動の感染リスクが高い場面を整理、対応」

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２１）尾身「社会的課題への対応 医療関係者への差別、偏見を前回申し上げた 今回はコロナ感染で辛い思いの方が多い。 長期の外出自粛によるメンタルヘルスへの影響、DVや児童虐待 営業自粛による倒産、失業、自殺 一人暮らしの高齢者、休業中のひとり親家庭。 亡くなられた方に尊厳をもってお別れ」

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２２）西浦「行動変容のところを説明。 接触頻度に関する第一回の答え合わせ。 渋谷駅と難波駅。 １０歳代と２０歳代、昼夜問わず、接触頻度、８０％以上減った、学校の休校の影響大きい？ ３０歳代以上、テレワークの影響で減ってる 渋谷４９％と６２％ 難波２９％４１％」

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２３）西浦「丸の内、８０％以上、汐留、７５％以上の減少。メリハリがついていた。 もう一つの結果。県境をまたぐ地域間の移動。 東京と他の県、大阪府と他の県、減少少ない。 神奈川と茨城、神奈川と群馬、通勤ではない部分は６０％ほど減っている。」

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２４）西浦「都心等に通勤を続けるかぎりは、自粛の要請は限界がある。 都心部の駅周辺、繁華街周辺、接触頻度を計算。 居住地がある場所、タワーマンションの場所、技術的な問題をクリアする必要がある 引き続き、解析する」 質疑へ

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２５）記者：減少のスピード、立ち上がり遅い 目安、Rtが１を割ったのはいつ頃。遅い理由の分析は？ 西浦：推定感染者はグラフの黄色。 実効再生産数が１を割ったのは４月１日頃。緊急事態宣言前。」

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２６）西浦：思ったよりゆるやかとは。 想定していたR0,２．５とか。８割削減で何を期待していたか。１を割るだけでなく、短期間に減らすには、０．５に。 今の時点までのデータ、全国はまだ達していない」

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２７）西浦：理由として医療施設や介護施設でコントロールできない感染が増えている 全国で４月１日、東京でも同じころ 記者：学校再開。９月入学も出ている、明確な判断基準、自治体へのおすみつきなど。 市民の行動変容について。福岡はいっていない。

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２８）脇田：学校について。教育機会うしなわれている、憂慮。懇談会つくって、専門家会議のメンバーも入って。 和田：文科省で早急に。学校に関する提言、本日付けで発出。 西浦：推定メンバーに抜けがある、天神で評価もした、福岡もいれてアップデート。