中野先生の言葉

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中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

リベラル派の知識人たちは、政治を分析する際の対象を「階級」から「アイデンティティ」へと移しました。彼らは、労働者階級の問題から手を引き、女性、少数民族、LGBTといったマイノリティーを社会の抑圧から解放することに入れ込むようになったのです。 【奇跡の経済教室 戦略編/'19】

2020-05-01 04:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

シュペングラーは、「個人としては生きようとするが、型として、群としてはもはや生きようとはしない」という個人主義的な価値観の蔓延が少子化をもたらすと論じている 【日本の没落/'18】

2020-05-01 06:33:59
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国民国家の存立にとって、国民性は、あくまで二義的なものだ。現世代の緊張感ある生(要するに「真面目に生きる」ということだ!)という、一義的な存立基盤がすでに崩壊しつつあるというのに、今さら二義的な問題で慌てても、もはや手遅れなのである。 【表現者28号/'09・反官反民/'12】

2020-05-01 08:33:59
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死者の対話としての歴史は、歴史家個人の生き方と密接不可分のものとなる。そういう学問のあり方は、学派を形成することはできないし、イデオロギーとして利用されることもない。 【河原宏「秋の思想」解説より/'12】

2020-05-01 10:33:59
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日本は深刻なデフレ不況にあるため、低賃金の外国人労働者を受け入れるメリットはありません。 【TPP亡国論/'11】

2020-05-01 12:33:59
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正常な経済活動にとって不可欠な道徳、例えば、勤勉、正直、法令遵守、節約、自己犠牲、協力といった職業倫理もまた、社会集団の存在を前提とする。家族、地域共同体や会社は、まさに、そのような社会集団である。 【国力とは何か/'11】

2020-05-01 14:34:00
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

内向きで結構である。 海外に打って出て未知の豊かさを追い求めることなどより、この災害の多い日本列島の内で庶民の日常生活を守ることの方がずっと大事なのだ。内向きでなければ活力も自由もあり得ない。 【表現者36号/'11・反官反民/'12 】

2020-05-01 14:55:16
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

できるだけ多くの日本人が、歴史に想いをはせつつ、TPPへの参加の愚かさを論理的に理解し、その危うさを明確に自覚した上で、きっぱりと拒否するところまでいかなければ、日本は、この先、この厳しい世界情勢を生き抜いていくことができないのです。 【TPP亡国論/'11】

2020-05-01 16:33:59
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狭義の「国家」とは、政治的・法的組織としての「国家」であるのに対して、広義の「国家」とは、歴史、文化、宗教などを共有する「国民国家」を意味するのである。 【保守とは何だろうか/'13】

2020-05-01 18:33:59
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おびただしい数の移民が欧州に流入した。その結果、欧州各地で文化的な風景が失われ、いくつかの町や都市は、まるで中東やアフリカのようになっていった。 【ダグラス・マレー「西洋の自死」解説より/'18】

2020-05-01 20:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

この二十年間、日本人たちは「構造改革」と称して、常に誰かを叩き続けたが、日本は少しも良くならなかった。むしろ、どんどん悪くなっていた。[…]そして、叩いていた方が、今度は叩かれる番になった。こうして平成の二十年間は、失われた。 【わしズム30号/'12・反官反民/'12】

2020-05-01 20:51:29
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

筆者の関心が「大阪維新」に向かなかったのは、一つに、それがあまりにも紋切型の大衆政治(つまり民主政治の堕落形態)に過ぎず、分析や批判をするにしても、何も面白くないということがあった。 【表現者41号/'12・反官反民/'12】

2020-05-01 21:35:36
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構造改革論は、平成不況の原因を、マクロ経済政策のミスではなく、日本の産業構造や社会システム、ひいては国民性にまで帰し、その変革を訴えるものであった。 【恐慌の黙示録/'09】

2020-05-01 22:34:02
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

戦後日本の経済的繁栄などは結局のところ、「冷戦」と「アメリカ覇権」という特殊な地政学的環境のうえに咲いた徒花に過ぎなかったことが分かるだろう。 【月刊Hanada10月号/'16】

2020-05-02 00:33:58
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

ネイションとは、ナショナリズム研究の大家ベネディクト・アンダーソンが述べたように「想像の共同体」である。ある人々が「自分たちは同じネイションに属する同朋である」と想像し、意識することがなければ、ネイションは存在し得ない。 【国力とは何か/'11】

2020-05-02 02:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

企業の所有と経営が分離し、企業の所有者である株主が経営の実践に従事していない以上、株式市場が企業の情報を十分にもつことは構造的に不可能である。つまり、株式市場は失敗しているのである。 【国力とは何か/'11】

2020-05-02 04:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

かの明治維新以降、日本は西洋を範として文明化の道を歩んできたが、その西洋文明化が皮肉にも功を奏したのか、現代日本は西洋とともに没落の運命を辿っているかのようである。 【日本の没落/'18】

2020-05-02 06:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

日米同盟は、まさにヘンリー・キッシンジャーが言ったように、日本の大国化を抑止するための「ビンの蓋」だったのだ。 【月刊Hanada10月号/'16】

2020-05-02 08:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

グローバル化に懐疑の目を向けながら、人々の生活こそが最も重要なものだということに常に立ち返る。その生活とは、記憶なのです。記憶を想起し、伝えていく。それをいかにして守るのか。 【現代思想6月号/'11・反官反民/'12】

2020-05-02 09:57:53
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

中野剛志先生の最新刊、近日発売。 日本経済学新論: 渋沢栄一から下村治まで (ちくま新書 1492) amazon.co.jp/dp/4480073140/… #Amazon

2020-05-02 10:01:47
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

内向きで結構である。 海外に打って出て未知の豊かさを追い求めることなどより、この災害の多い日本列島の内で庶民の日常生活を守ることの方がずっと大事なのだ。内向きでなければ活力も自由もあり得ない。 【表現者36号/'11・反官反民/'12】

2020-05-02 10:07:40
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

市民社会を内包したネイションとは、政治力と経済力の源泉である。すなわち「国力」のある国家だけが、ケインズ主義的なマクロ経済政策を効果的に実行することができるのである。 【国力とは何か/'11】

2020-05-02 10:33:59
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

彼らが構築した理論は、所詮は机上の空論である。机上の空論なのだから、現実の社会で通用するはずもない。 だが、「批判的態度」を旨とする経済学者たちは、理論に合致しない現実の社会の方を批判する。 【ランダル・レイ「MMT 現代貨幣理論入門」解説より/'19】

2020-05-02 12:33:58
中野剛志先生の言葉bot @nakano_national

通貨は、階級差を越えて流通し、共有されることによって、それ自体がナショナル・アイデンティティとなり、ネイションの力を強化する効果がある。それゆえ、この通貨を操作する金融政策は、経済ナショナリストにとって、最も重要な政策の一つなのである。 【国力とは何か/'11】

2020-05-02 14:33:59
Kazma @Gym_Workout

情報操作が酷すぎる 【自己現実的予言】 アホ政府やアホな知事やマスコミ! 国民をコントロールするな!煽りすぎ。 MMT(現代貨幣理論)が暴露した不都合な真実 「財政破綻論」の社会科学|中野剛志 youtu.be/zKkUkdOFTdc @YouTubeより

2020-05-02 14:52:36
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