鹿介自身は最初、仕官できればどこでもいいという感じだったけど、野心あふれる勝久に魅入られ、この人に付いて行こうと決めたのでは。それなら元々の主君だった義久を救出に行かなかったことにも説明がつきます。
2020-05-12 00:30:41主君の勝久が切腹したのに鹿介が後を追わなかったのは、己の野心に鹿介を巻き込んだことを重々自覚していた勝久が「今まで付き合わせて済まなかった、これからお前は己の好きなように生きろ」とか言ったのではと妄想してしまいます。その上で鹿介が選んだのが、敵の元春と刺し違えることだったなら……
2020-05-12 00:36:13山中鹿介の不屈の生涯は有名ですが、その執念を支えたものの正体は実はよくわかっておらず。利害や道理で説明しづらいからこそ「忠義」という曖昧な概念にくるまっている気もしています。武士道も糞もない戦国乱世に忠義心だけであそこまでやったんだとしたら、本当に怪物だと思いますよ。
2020-05-12 00:43:06なんで鹿介は尼子再興に拘ったのかってのが尼子界隈で議論されてるみたいなので俺はこの「とにかく吉川元春と戦いたかった戦闘狂山中鹿介」を推すぜ(鹿春クソ腐女子の妄言)
2020-05-12 08:31:39でも…尼子一族興亡記でもそういう理由だったじゃん……尼子再興はできると思ってないけど吉川元春に一度でいいから勝ちたかった鹿介だったじゃん……
2020-05-12 08:32:38ていうかそのシーンの書き方がさ……立原さんになんで尼子再興軍を起こしたのか聞かれてそのときは何も言わなくて…読者(俺)はなんでだろ?って思うじゃん…そんで元春の陣に突撃かけてるシーンでその元春への激重感情を吐露する流れ、天才かと思ったね 尼子一族興亡記を読め
2020-05-12 08:37:04尼子一族興亡記の >>元春の天才を、誰よりも鹿之介は知っていた。鹿之介は、その毘沙門天の生まれ変わりのような男を、畏怖し、憎悪し、そして心ひそかに憧憬にも似た思いをもって眺めてきた ってところが本当にドンピシャすぎて最高なんだよ 再興だけに
2020-05-12 08:38:36元春の天才を鹿之介は誰よりも知っていた、だけで100億点なのにその後に続く文章も最高すぎて奇声を発して本を閉じる以外に出来ることはなかったね
2020-05-12 08:40:25うちの知っとる島根の人たちは基本穏やかなので、山中鹿之助の闘志がどこから湧いていたのかようわからん。勝負の世界で生きとる島根出身のプロ棋士の先生もめっちゃ穏やかな方で、碁も穏やかじゃし…。 あ、でも出雲VS石見はこちらが気圧されるぐらいライバル心燃やすので、案外根底はそれかも…。
2020-05-12 12:32:29浜田夕日パークで出会った郷土史家のおっちゃん(初対面)が 「狼之助はのぅ、ほんまは鹿之助に勝っとったんで。」 と誇らしげに熱く語って下さったその背後に、出雲に負けるか精神がかいまみえた…。まぁ、石見は基本毛利方じゃしなぁ。
2020-05-12 12:36:08忠臣蔵も基本は就活ですよ時代がアレだから失敗したけど。戦国時代ならああいう形の就活が成功率高かったのかな!若いし、まだ武功も立ててないからここで一発目立っとこうぜと
2020-05-12 14:19:15あとは自分こそが尼子の後継である、て自信があったとか。出自がよろしくないのに晴久には目をかけて貰ってて忠義尽くすつもりだったのに義久が秒殺だったから情けなくて悔しくてもういい俺が代わりに尼子を背負う、みたいになっちゃった、ていうのもあったね
2020-05-12 14:28:31ちなみに自分は確か山陰の武将だったっけ?の本で読んだ立原久綱プロデューサー説が頭吹き飛ぶほどキタので最押しです。多分叔父上の方が尼子への執着強かったんじゃないかなと。で、鹿介は叔父上に従う形で、そんで鹿介がビジュアル的とかにもいい感じなので表に立って叔父が裏にいるとかそんなん
2020-05-13 12:33:00