Early Bird @ 41isyoichiさんの英語講座(2020年4月17日分)

まとめました。
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Early Bird @41isyoichi

中高で英語を教え、大学で英語科教育法と受験英語指導研究を講じてます。教員研修会講師。文科省高校検定教科書 FLEX (増進堂)執筆者。NHKラジオテキスト英文法コラム元執筆者。『英語教育』(大修館書店)など専門誌へ寄稿多数。共著に『夢をかなえる英文法 ユメブン1』(アルク)。未来塾(@miraijuku2015)主宰。

Early Bird @41isyoichi

have the time of one's life = 最高に楽しい時間を過ごす twitter.com/TheSun/status/…

2020-04-17 10:39:58
The Sun @TheSun

Dog has the time of his life splashing around in a puddle pic.twitter.com/OtVmyGibAS

2020-04-17 10:30:00
Early Bird @41isyoichi

any は A or B or C or...(AでもBでもCでも [どれでも]…)の意、every は A+B+C+...(AもBもCも [みな]…)の意だ。every は個々を取り上げて全体に及ぶ。この点で any と異なる。 👉You may come any day, but not every day.(いつの日に来てもよいが、毎日はいけない)

2020-04-17 12:32:10
Early Bird @41isyoichi

Speak for yourself. という熟語的表現がある。That is your opinion, not ours.(あなただけの意見ですよ)の意だ。 👉"That was a boring meeting." "Speak for yourself."(「あれは退屈な会だった」「あなたの意見ではね」)

2020-04-17 16:27:04
Early Bird @41isyoichi

事件や天災などの報道記事によく出てくる語に aftermath(影響)がある。主として不快なものの結果を表すのに用いる。 👉In the aftermath of the hurricane, many people's homes were destroyed. なお、math は mowing の意の古い英語、aftermath はもとは「二番刈り」の意で、数学とは無縁だ😅

2020-04-17 16:51:28
Early Bird @41isyoichi

chair が議長など権威ある地位の象徴に使われる場合がある。take the chair と言えば「議長の席につく」ということから「議長を務める」の意を表す。chairperson は「議長」の意。性差を意識させない言葉として chairman の代わりに用いられる表現だ。なお、単にchairと呼ぶこともある。

2020-04-17 17:00:13
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] ある噂を耳にしたとする。その情報は単なる噂(rumor)のこともあり、非公式な(unofficial な)もののこともある。これを当局者(official)にあたって「確かめる」行為が confirm で、この過程を経たものが official な情報だ。(当局者が正式に発表したものはもちろん公式な情報である。)

2020-04-17 17:09:08
Early Bird @41isyoichi

confirm は記者にとって取材上もっとも大切な行為と言える。ある発言(statement)を確認したり、否定し(deny し)たりすることからニュースが生まれるからだ。 なお、伝えられた説明や生命を事実で確認、検証するのが verify で、証拠を挙げて立証するのが prove である。

2020-04-17 17:09:09
Early Bird @41isyoichi

キリストがはりつけにされ、受難の象徴とされる cross (十字架、拷問の柱)。cross を表すラテン語 crux に由来するだけに、crucial なる語には「極めて重大な」と「きわめて困難な」の双方の意味がある。通例、a crucial decision と言うときは前者の、a crucial period と言うときは後者の意味だ。

2020-04-17 17:20:52
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 日本語の「目撃者」にあたる英語に eyewitness がある。「eye + witness (証人)」の造りで、語根となっている語 (ここでは witness) を冗言法で言うことによって特殊、特定の語感を出している。「馬から落ちて落馬して」に似たこうした造語法を同義語多重 (pleonasm) と呼んでいる。

2020-04-17 17:31:05
Early Bird @41isyoichi

同義語多重 (pleonasm) で造語された例は、ほかに、playactor ((下手な)役者), playacting (芝居じみた行動;八百長) などがある。

2020-04-17 17:31:05
Early Bird @41isyoichi

junta という語を初めて目にしたときは「順太!?」と友人の名前を一瞬思い出し妙な親しみを覚えた😅 もちろんこの語は固有名詞ではなく、クーデターの後に生まれた「臨時政府」「暫定軍事政権」を指して用いられる。政治行政組織が整えば、当然、government になる。

2020-04-17 17:40:28
Early Bird @41isyoichi

ワインやビール等の醸造酒と区別して、ウィスキー、ブランデー、ラム等の蒸留酒を総称し liquor と言う。liquor にあたる口語でよく見るのは booze だ。「強い酒」の意の名詞に使われ、動詞に使うと「(大)酒を飲む」の意。boozy は drunken を意味するほか、「しょっちゅう酔って」の意を表す形容詞。

2020-04-17 17:48:25
Early Bird @41isyoichi

@takeondo_k 靜先生が How about you? の発音を「葉場湯?」と表記して教えていらっしゃるのに感心しましたのを思い出しました。takeondo 先生のこのシリーズ、楽しみにしてます!

2020-04-17 18:32:35
Early Bird @41isyoichi

@takeondo_k 子供が退院して少し落ち着きましたので、近いうちに、ぜひ🍻

2020-04-17 18:43:01
Early Bird @41isyoichi

He proved to be a reliable man. は時間の経過とともに「(自然に) 彼が信頼できる人間であることがわかった」の意、この prove は turn out で置換🆗 一方、He proved himself to be a reliable man. は「彼の方で努力して信頼できる人間であることを示した」の意、この prove は turn out に置換🆖

2020-04-17 18:46:02
Early Bird @41isyoichi

busy の中心的意味が「手がふさがっている、手が空いていない」ということだと知らないと、Are you busy? と尋ねられた際、これを単純に日本語の「忙しいですか」と同じように考えてしまいがちだが、これでは理解が十分でないだろう。

2020-04-17 19:03:09
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 人を訪問して暇を告げる際、「それではぼちぼち失礼させていただきます」のつもりで Let me go now. と言っては絶対にまずい。これでは、それまで帰りたくても帰れないまま軟禁状態にあっていたような感じになってしまうからだ💦

2020-04-17 19:40:22
Early Bird @41isyoichi

西洋では人と別れる際、「もっとご一緒していたいのですが、あいにく他の予定もありまして、もう失礼せざるを得ません」といった趣旨のことを言わねばならない。I have to go now. などと言えば🆗

2020-04-17 19:40:23
Early Bird @41isyoichi

[THREAD] 「本を隅から隅まで読んだ」は I read a book [from] cover to cover. と言える。(from のない例もあるが、その場合、熟語としての熟成度はそれだけ高いと言える。)いわずもがな、from cover to cover の一方は表表紙 (front cover) であり、他方は裏表紙 (back cover) のことだ。

2020-04-17 21:31:36
Early Bird @41isyoichi

新聞には表紙らしきものがないが、「新聞を隅々まで読む」 も read a newspaper [from] cover to cover と言える。 cover の具体的意味と newspaper との矛盾が頭をかすめたが、Google の書籍検索で用例が幾つもヒットした。read an e-book [from] cover to cover も使われていることも後々わかった。

2020-04-17 21:31:37
Early Bird @41isyoichi

reveal という語はもともと veil 意味するラテン語 velum から派生したものだけに神秘感がつきまとう。よって、宗教的な「啓示、黙示」の revelation などの語が先にあって、この動詞が派生したのは14世紀のことである。意味としてはベールをはいで中のものを明るみに出す、つまり「公表する」ことだ。

2020-04-17 21:58:12
Early Bird @41isyoichi

smoking gun は「硝煙の出ている拳銃」の意。発砲後、まだ煙の立ち上っているイメージが浮かぶ。この連想から smoking gun は「動かしがたい証拠」の意でも使われる。 👉The police are still looking for a smoking gun in the kidnapping case.(警察はその誘拐事件の決定的な証拠を探している) pic.twitter.com/VZs8cxpxwB

2020-04-17 22:15:32
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Early Bird @41isyoichi

ある方からお勧めいただいた書見台、パソコンでの作業時に重宝してます😊(ちなみに、広げてあるのは今読んでいる織田稔『直示と記述同定 英語固有名の研究』(風間書房、1993年)です。) pic.twitter.com/73VLXXtUVF

2020-04-17 22:32:30
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