『転生したらSpreadsheetsだった件』制作秘話2：死闘出版社持込編

転生したらスプレッドシートだった件（公式）@技術評論社から6月22日発売 @TenseiSheet

『転生したらSpreadsheetsだった件』制作秘話 本日は、著者ミネムラコーヒーと技術評論社の編集Wが出会うまでのお話です👏👏👏

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今回の話は、第4回カクヨムWEB小説コンテスト（通称：カクヨムコン）の結果発表から始まります。 カクヨムコンで大賞・特別賞を受賞すると、受賞作は書籍化が決定となります。転スプは中間選考までは残っていましたが、受賞はならず。😭 kakuyomu.jp/contests/kakuy… pic.twitter.com/vLqWdcF2ra

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カクヨムコンに落ちて著者は考えました🤨 転スプという作品は Web小説サイトでバズる作品だったが、 ライトノベルレーベルのような普通の小説編集部から書籍化する対象としてはどうも厳しいのではないか、と。

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むしろ技術系の出版社から、イロモノ枠として出してもらうほうが可能性があるんじゃないか？🤔 よく入門書なんかで「マンガで学ぶ〇〇」みたいなのもありますよね

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もちろん待っていてもそういう話がやってくることはないでしょう 技術系の出版社がカクヨムのようなWeb小説サイトから作品を発掘して書籍化したなんで話は聞いたことがありません😑

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と、いうわけで著者ミネムラコーヒーは、いわゆる「持ち込み」ってやつをやることにしたのでした😯

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小説界隈、特にライトノベルだと、最近はWeb小説サイトからの発掘が多くなっており、「持ち込み」なんてのはあんまり聞かない気がします でもこの「発掘が主流」という状態ってあくまでラノベ・新文芸業界のごく最近のトレンドでしかないはずなんです

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マンガなんかは持ち込みが多そうな印象ですし、 京極夏彦さんの『姑獲鳥の夏』が持ち込みから一気に出版が決まって、メフィスト賞創設にきっかけになったってのは有名な話🧐

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では技術書界隈はどうでしょうか？ 著者が調べ始めると、どうやらどの出版社にも持ち込みの連絡先があり、すくなくとも受け付けていないということはなさそうでした gihyo.jp/site/inquiry/m… pic.twitter.com/TGrYYtrJ0s

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結果として、持ち込みから出版にいたってこのアカウントも活動しているわけですが、ここで技術書・実用書の書籍企画持ち込みの実態について少し裏話をしたいとおもいます🙊

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これはあくまで肌感覚ですが、技術書・実用書として出版される本の数は 編集部から声掛け＞＞＞持ち込み と、圧倒的に編集部からの発掘です🙊🙊🙊

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持ち込みの件数自体が決して多くないということもありますが、、、 持ち込んだ人が「書ける」「書きたい」ことと「売れる」ことがずれていることが多いんです😱

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技術書・実用書を出してみたいな〜とお考えの方は、 企画を持ち込む前にAmazonのランキングを見てみたり、書店でどんな本が平積みになっているかを眺めてみるのがオススメです！😄

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持ち込んだ企画が通らなくても、「こういうテーマだったらこの人書けそうだな〜」と編集が別のテーマを打診することもあります💪 企画をお持ちの方はぜひこちらまで🙇 gihyo.jp/site/inquiry/m…

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ちなみに、転スプも出版は決まっているわけですが 著者が「書いた」ことと「売れる」ことがズレていないか、その結果はこれからの売れ行き次第😰 著者と編集Wが干されないようにみんな応援してね〜〜〜😇

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持ち込みを考えたときにまずやること それは「出版企画書」の作成です🧑‍💼 最初に企画書を作ったときは、ちょっと技術書寄りのタイトルに寄せてたんですね😅 pic.twitter.com/FcplVmrASe

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そもそも「異世界転生」ってなんなの？からカクヨム版へのレビューやSNSでの反応などを書いていきます。 ちなみにグラフはGoogle Trend。本のなかで重要なキーワードがいま流行っているのか？がわかりやすく示せますね🧑‍💼🧑‍💼🧑‍💼🧑‍💼🧑‍💼🧑‍💼 pic.twitter.com/pD9A5NDUgz

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さて、企画書ができたらLet's 持ち込み!! ......とその前に、著者は企画書の精度を上げるべく、実際にExcel本を出版している方にお話を聞いてみることにします👂👂👂 その方とは… というところでお昼はここまで。続きは夜にお送りいたします。 お楽しみに〜😀

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さて、企画書を作った著者ミネムラコーヒー アドバイスを求めて訪ねたのは、なんとExcelの鬼こと熊野 整さん( @kumano_excel ) pic.twitter.com/JFsCRCpTSe

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著書の『外資系投資銀行のエクセル仕事術』、よく書店のExcel棚で目立ってます！ amzn.to/3e29Agp pic.twitter.com/YV4FTact4M

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外資系エクセル仕事術は、実はExcel本の中ではかなりマニアックな本です。なんといっても関数の解説がゼロ😯 そのかわり、見やすく、そしてきれいな資料を、すばやく作るためのテクニックが満載。 この本のテクニックを学べば、左のよくわかん表が右のように滅茶苦茶パキッとします👨‍💼👨‍💼👨‍💼 pic.twitter.com/9wqwighBe9

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熊野さんのことは、当時在籍されていたスマートニュース社の記事で知りました この記事、熊野さんのサンフランシスコ出張にも巨大キーボードを持ち歩く異様な仕事風景が紹介されていて面白いです （ちなみに熊野さん、現在は独立されています：後述） q.smartnews.com/entry/2019/05/… pic.twitter.com/eRkv0SkE9Z

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記事をみて「これは！」とおもったミネムラコーヒー、元同僚でスマニュー社勤務の @minesweeper96 さんに連絡して紹介を頼みます 熊野さんも記事へのコメントを見てから転スプのことを知っていてもらえたようで、快諾いただけました mineさん、その節はありがとうございました！🥰