twitter seminar "Reading Williamson's Philosophy of Philosophy"

要約担当者:【第1章】at_akada【第2章】yukoim【第3章】saru_at_P【第4章】r_saijo ゲスト:kasa12345
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@saru_at_P

yukoimさんのフォーマットを借りました。よろしくお願いします。#seminar_PP

2010-05-06 19:07:32
@saru_at_P

【第3章:目的】 哲学とはアプリオリな営み、概念分析だとする考えが維持できるかを検討するために、伝統的に分析性と呼ばれてきたもの、つまり文や思考を担い手として、「意味」あるいは「概念」のみに基づいて保証される真理性(MA)について論じる。#seminar_PP

2010-05-06 19:07:46
@saru_at_P

【第3章:論点その1】 (a)分析性とはいかなる制約条件も世界に対して課さないもの(insubstantialなもの:IS)と考えるとき、MAはこの性質を含意しない。(b)分析性をアプリオリかつ必然的な真理とするとき、MAでありこれを満たさないものがある。#seminar_PP

2010-05-06 19:08:00
@saru_at_P

【第3章:論点その2】 (c)ある文や思考がMAであるということと、それらを知識として人が把握しているということは別である。MAと知者の関係についてMAはいかなる手がかりも与えない。次章でくわしく検討。#seminar_PP

2010-05-06 19:08:17
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[1節:議論の土台設定]】 (1)言語/思考に関する真理ではなく、言語/思考に基づく真理としての分析性(2)2つのドグマ(3)クリプキによる分析性の再定義(4)形而上学的/認識論的な分析性の区別。#seminar_PP

2010-05-06 19:08:31
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[2節:総合性と分析性]】 (1)総合性/分析性は真理の与えられ方、真理の根拠として何に焦点があてられるかの違い。(2)もし真理として異なるならば、真理論に影響。例:真理表/論理的帰結関係(3)真理条件的な意味論については要検討。#seminar_PP

2010-05-06 19:08:46
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[3節その1:様相的分析性]】 (1)様相的分析性(m-a)の定義(2)エヴァンスの「深い必然性」(3)あるsがm-aとして真であるとき、そのsが世界の本質に関する必然性(nw)を表していないと考える論拠はない(a)#seminar_PP

2010-05-06 19:08:56
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[3節その2:様相的分析性]】 (4)sがnwを表しているかはアポステリオリに知られる(b)(5)sを言語として知っているということは、sの真理性の解明に何ら寄与しない(c)。#seminar_PP

2010-05-06 19:09:10
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[4節その1:フレーゲ的分析性]】 (1)フレーゲ的分析性(fa)の定義(2)モデル論的な論理的帰結関係(3)Not all furze is furzeの例(a)#seminar_PP

2010-05-06 19:09:27
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[4節その2:フレーゲ的分析性]】 (4)"P Iff actually P" が偶然的であることの指摘(b)(5)明けの明星と宵の明星の例:直接指示説と記述説(c)。#seminar_PP

2010-05-06 19:09:40
@saru_at_P

【第3章:吟味のポイント[5節:規約に基づく分析性]】 (1)意味論とメタ意味論の区別(2)論理的真理はISか否か:最早MAの話ではない。#seminar_PP

2010-05-06 19:10:04
@saru_at_P

以上です。ちなみにこちらは今お昼の12時です。それでは、ディスカッション時にまた。#seminar_PP

2010-05-06 19:11:24
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

私もそろそろツイートします。関連ツイートはこちらにまとめましょう→http://togetter.com/li/15269 #seminar_PP

2010-05-06 19:35:25
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章の主題】分析的な文への態度の制約を認識論的観点から検討。分析性の認識論的概念:文sが分析的であるのは、必然的に、誰であれsを理解するならsを承認する場合のみ。(理解-承認の相互関係(UAL))。UALに基づき哲学の机上の方法論を説明。この試みは失敗。#seminar_PP

2010-05-06 19:36:27
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章 UALの問題】1文sの知識⊃sの承認だが sの理解⊅ sの知識or真理。例)「フロギストン」の現れる文。2論理的に不整合なUAl、例)真理概念(嘘つきパラドックス)、tonk。#seminar_PP

2010-05-06 19:37:04
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章 応答方法】応答:1知識ではなく正当化と。2理解-真理は成立してもUAは成立しない。3理解-知識lを含意するときのみUAlが成立する。4不備のある概念にはUAlが生じてもUKlは生じないが問題のない概念ならUKlも生じる。5 UKをUAから導かず約定。#seminar_PP

2010-05-06 19:38:42
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章 UALへの反例】UALは分析性の典型1)Every vixen is a vixenで成立せず。反例: "every"のずれた使い方をするStephen: 進化の過程で"vixen"の境界事例になる生物が存在すると信じる。1は真理値ギャップに相当。#seminar_PP

2010-05-06 19:38:59
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章 UALへの反例】逸脱した"if" や推論規則を使う事例も。認識論的全体論と意味論的外延主義(言語的分業)を前提すると、Stephenの"every"の使用は社会的に許容。自然言語の語を理解するとは共同体のほかの人と交流できる語の使用能力に存するから。#seminar_PP

2010-05-06 19:39:50
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章:反例に対する反論】Stephenに英語能力があるなら(1)を承認する傾向性をもつはず。だが傾向性が演繹論理に則り(1)の真理性もそこに存する考えるならこの反論は無効。人の推論メカニズムが演繹論理に反する事を示す実験データ。演繹能力は言語能力に先立って獲得されない。

2010-05-06 19:40:25
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章:反例のさらなる適用】理解-承認(の傾向性)lへの反例の適用先:a)思考や概念についての把握-承認(の傾向性) 。これが適用できないなら文(1)と結びつく思考が思考<1>ではないことになり奇妙。#seminar_PP

2010-05-06 19:40:45
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章:反例の適用2】(b)分析性の典型事例(9)Every vixen is a female fox。文(1)と(9)が同じ思考を表現する→(1)と同じ反例が適用。違う思考を表現する→(9)が分析的であると主張するのがもっと困難に。例)女親ではない母親 #seminar_PP

2010-05-06 19:41:14
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章:批判と応答】(1) UALはなければならない。さもないと同じ語を理解する人たちの間で共通の言語がないことになる。応答)同じ語について違う使用方法をする人たちの間に必要なのはコミュンケーションを可能にする能力。語句の理解と混同すべきではない。#seminar_PP

2010-05-06 19:41:27
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

【4章:批判と応答】(2)理解は心理学的にではなく認識論的に承認にとって十分なもの。理解に基づく承認を認識論的なものととらえよ。応答:誤った理解概念に基づく批判。#seminar_PP

2010-05-06 19:41:37
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

@saru_at_P 早めのツイートありがとうございます。それではまた後で! #seminar_PP

2010-05-06 19:44:14
西條 玲奈 / SAIJO Reina @r_saijo

20:00(JST)になりました。Twitter セミナー "Reading on Williamson's Philosophy of Philosophy" 開始しましょう。オンラインの読書会は初めてなのでどきどきです。みなさまよろしく。#seminar_PP

2010-05-06 20:01:01
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