【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」】

横山光輝「三国志」を一話ずつ解説してみようというコーナー。第281話「蜀鳴動」の巻。 ※解説はbotさんの個人的見解です。 ※今回の話は、大判・横山光輝「三国志」第15巻に収録されています。
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横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」26】 孔明は、はい、と答えつつ、この件は事を急いではならぬと言います。処刑されるをわかれば反抗するかもしれぬ、と。ひとまず、劉封・孟達の処置は置いといて、諸将の前に元気な姿を…、と孔明。このあと玄徳は食事をするなどして英気を養ったことでしょう。

2020-05-28 14:36:53
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【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」27】 諸将の前に出てきた玄徳。皆の者に心配をかけてすまなかった、と詫びるとともに、関羽の仇討ちも大切だが、まず関羽を弔うことが先だ、と言います。南門に関羽を祭る祭壇を築き、蜀は漢中王の名をもって喪に服すると。代表して趙雲がははーっ、と返事。

2020-05-28 14:39:16
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【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」28】 ひととおりやることはやった玄徳ですが、沈痛な面持ちです。そこに張飛が、いつ関羽の仇討ちをするのか、と聞いてきます。張飛の気持ちが痛いほどにわかる玄徳ですが、今は敵に乗じられてはならぬ、と言います。

2020-05-28 14:40:35
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【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」29】 張飛は、玄徳には立場があるだろうが、自分だけでも呉に攻め入ってはだめか、と言います。さすがに玄徳は、勝手な行動は許さぬ、と却下。それよりも喪に服して関羽の霊を慰めるのだ、と諭します。

2020-05-28 14:41:50
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【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」30】 腹の中が煮えくり返っている、呉の孫権のみならず、関羽を見殺しにした奴らも許せねえ、と拳を握りしめる張飛。しかし、玄徳は、これ以上なにも言うな、くれぐれも早まった行動をしてくれるな、と張飛に厳命します。

2020-05-28 14:43:37
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【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」31】 軍規に背けば、自分の手で張飛を討たなければならなくなる…、そのような悲しいことをさせないでくれ…、と柱に手をかけうなだれる玄徳。さすがに張飛はこれ以上暴走することなく、引き揚げます。

2020-05-28 14:45:05
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【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」32】 関羽の死は、蜀に少なからず動揺を与えました。特に若き日から苦労を共にしてきた玄徳と張飛には衝撃だったことでしょう。二人の胸は悲しみで今にも張り裂けんばかりでした。

2020-05-28 14:46:17
横山光輝「三国志」武将かるた_bot @yms_karuta

【横山光輝「三国志」講座281「蜀鳴動」33】 いつまでも、というわけではありませんが、少なくとも蜀が喪に服している間は大きな戦乱は起きません。つかの間の平和な時が訪れたわけですが、この間に魏、曹操をめぐって大きな動きが起こるりますが…、この続きはまた次回となります。 今回はここまで。

2020-05-28 14:50:00