2020年の「保育園落ちた日本死ね!!!」論再び

まとめました。 あれから4年……。
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外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu 「対象が~節度は必要です」について、何点か論点があるように思います。 ちゃんと文章作ってから返信しようと思ってましたが、時間がかかりそうなのでまず返信してしまいます。とっちらかったらすみません。

2020-05-27 12:40:13
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu まず「なぜ政治権力への非難は保護されるべきか(1)」を踏まえる必要があると思います。要するに表現の自由の基本的価値ですが、私は「言葉足らずでも萎縮しなくてよいこと」とまとめられる側面が本件では重要かと思います。 この先に「行為の倫理的抑圧と萎縮の境界」の議論がありそうです。

2020-05-27 12:44:07
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu 政治権力の強弱の程度(1a)は首相から町役場職員まであり、またハラスメントと告発や著名人の影響力など政治以外にも権力勾配がありますが、その強弱で自由の広さは変わるのか?という点も付随するでしょう。後述しますが「誰が」と「誰に」の問題として考えるべきではないでしょうか。

2020-05-27 12:47:56
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu 次に、「どの程度容認されないべきか(2)」という問題があります。これも、警察による取締り対象から、社会的マナーとして隣人に嫌がられるまで広い強弱があります。この中に、例えば炎上や住所特定などの私刑は容認される手段のひとつに含まれるのか?の問題があります。非難と炎上と誹謗も地続きです

2020-05-27 12:52:03
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu また、法規制では「誰の」「何に」「どの程度の」被害を与えたのかが具体的に求められますし、現状集団は対象になりません。法規制の外でも、「日本死ね」では具体的な被害は想定できませんが、別スレにもあった在日認定や性的少数者の暴露ではその後の就職差別、入居差別が想定されますが野放しです。

2020-05-27 12:57:55
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu これは話が混ざりました。 「個別具体的な実被害、或いはその蓋然性(3)という評価軸もあります。 蓋然性については被害の大きさと確度の積が強度になると思います。」 が主題です。 twitter.com/MichiToyama/st…

2020-05-27 17:39:44
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu つまり(1)および(1a)と(3)によって(2)の程度を考える、という形式を用いるとより整理されそうに思います。 例えば『「あべしね」は自由の範疇だが「何月何日総理を殺害します」は取締り対象、何故なら(3)が(1)および(1a)に優越するため』などの議論形式が可能そうです。 以上です。

2020-05-27 17:44:51
怠惰に暮らしたいトド @tsukuru_ouu

@MichiToyama 整理ありがとうございます。 「〇〇死ね」をどこまで許容すべきか考える時には、確かにこれくらいまで論点を切り分けることは必要ですね。 (3)については、今回の件を踏まえると精神的に追い込まれるのも実害と捉えたくなります。 (1)(2)はあまり目立たない論点なので、問題提起することにも意味が。

2020-05-27 21:24:52
外山 未知 Michi Toyama @MichiToyama

@tsukuru_ouu ありがとうございます。 木村選手の件は、名誉棄損など親告罪ではありますが既に法規制の射程かと思います。 また、自殺の蓋然性としてしまうと難しくなりそうですが、「回数(4)」、「発話者・想定受話者範囲・結果的受話者範囲・言及対象・場所(5)」もそれぞれ強度基準と考えると議論可能かと考えます

2020-05-27 22:20:17
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