- tamagoyaki224
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何こんな深夜に練習がてら辻野あかりと砂塚あきらをタロットで占って爆笑してるんだと思ったけどTL見る限りにぎやかなので深夜じゃないと錯覚するな
2020-06-02 02:06:31辻野あかりのタロット 戦車の逆位置→恋人たちの逆位置→女教皇の正位置 砂塚あきらのタロット 悪魔の正位置→恋人たちの逆位置→愚者の正位置 辻野あかり→砂塚あきら 星の逆位置 砂塚あきら→辻野あかり 恋人達の逆位置 関係性 皇帝の正位置 二人の世界 節制の正位置→塔の正位置→世界の逆位置
2020-06-02 02:11:59もう何が原因で崩壊するか目に見えとるやないかとしか twitter.com/tamagoyaki224/…
2020-06-02 02:12:15もう良い意味の知性を意味する女教皇の正位置が無知なあかりがそういうことを知ってしまった未来としか読めないですね
2020-06-02 02:15:38あきらの悪魔の正位置、これだけ見るとああ、ネット中毒とかそういう意味かなと解釈出来るのに現在のカードとあかりへの印象でもうあきらの執着ってそういうことですよねとしか読めないですよね
2020-06-02 02:19:59万一のことが起こりすぎなんだよなあ… pic.twitter.com/qJYaYiTp3k
2020-06-05 02:20:00解釈纏め…のハズが幻覚が強すぎてただのSSになる重大なミス
辻野あかりは努力が苦手だった。 頑張った所で、その努力が一瞬でふいになることを知っていたから。 だけど彼女は、努力が必要な、アイドルになった。 右も左も分からないまま、不安を抱えながらのスタートだった。
2020-06-05 01:00:22砂塚あきらは、ネットに精通していた。 一度食らいついたら離さないサメの様に、ともすれば悪魔のごとき執着で、彼女はネットにあふれる情報を受け入れ、学習していった。 彼女は色々なことを学んだ。…学びすぎたのだった。
2020-06-05 01:02:33二人は同時期にアイドルになった。 普通であれば出会う筈の無い二人が、出会うのだった。 田舎から出てきたばかりで色々な物に疎いあかりは、あきらのスマートな所、ネットに詳しい所等色々な面を純粋に格好良いと憧れを抱いた。
2020-06-05 01:05:51あきらはあかりのことを、この時代にこんな子も居るんだ、と不思議に思いながらも彼女の純粋さに安らぎにも似た思いを覚えるのだった。 同期でアイドルとなり、そして同い年と言う共通点もあり、対照的とも呼べる二人は距離を縮めていった。
2020-06-05 01:08:38優しい先輩、優しい友達。 あかりは、こんな時間が続いて欲しい、そう思っていた。 しかしそれは、他でもないあきらによって、崩壊してしまうのだった。 異常なまでの執着によって肥大化した知識、そして欲求。 それを包み隠すこともせず、あきらはあかりを求めるのだった。
2020-06-05 01:14:10知識としては知っていた。 だけど、大切な同期の、一番最初に出会った友達にこんなことをされてしまうなんて。 あかりは必死に拒んだ。 大切な友達だからこそ、こんな関係になんてなりたくない。 しかしあきらは、聞く耳を持たなかった。 何故、どうして。 あかりの目から、希望は消え失せていった。
2020-06-05 01:20:07あかりが好き あきらちゃんが好き しかしお互いが抱く好きの気持ちは、全く違っていた。 ネットの偏った情報は、知識を与えても人の愛し方は教えてくれなかった。 何故こんなにもあかりを求めてしまうのか。 答えが見つからないまま、事態が好転することがないまま、二人は溺れていくのだった。
2020-06-05 01:23:58このままあきらちゃんのことを、嫌いになっていくのだろうか。 あんなに大好きで、大切な、「友達」を。 微睡む意識の中で、そう思った。 このまま、あかりのことを思い通りにするだけなのだろうか。 こんなに大好きで、大切な、「愛する人」を。 微睡む意識の中で、そう思った。
2020-06-05 01:29:25初めて、同じ思いを持てた気がした。 このままで、良いのだろうか、と。 このまま、この溺れるだけの生活を続けていても、本当に幸せなのだろうかと。
2020-06-05 01:32:19今日も、同じ日々が始まる。 だけど。 このままじゃ、絶対にダメだ。 あかりの中にある、あきらとの大切な思い出。 不本意なこともたくさんあった。 しばらくは、嫌な思いしかしていない。
2020-06-05 01:35:53…だけど、今は。 それも含めて、彼女と過ごした日々なのだと思えたから。 これ以上、嫌いになんてなりたくないから。 もう、こんな日々は終わりにしよう。 押し倒された態勢になりながらも、あかりは意を決した。
2020-06-05 01:38:20「あきらちゃん」 そうあかりは言った。 あきらの動きが止まった気がした。 と言うよりも、いつもであればすぐにあかりに貪り付いてくる筈のあきらの挙動が可笑しい。
2020-06-05 01:40:31