TRPGシステム「Shitty Adventurers」コラムに書かれている、大切な話

他のTRPGシステムで遊ぶ際も 応用が利く話だと思ったので まとめました いわゆる『しんどい』設定のPCを作る際や 身体の欠損・精神の異常がデータに含まれるシステムで遊ぶ際など お役に立てば幸いです
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ふぇる/塚越冬弥 @feltk

TRPGにおいて、プレイヤーの経験の外にいるキャラクターを演じる場合の基準『Shitty Adventurers』のコラムに書かれていたことが、あたり前の内容とはいえ感銘受けました。ダメ冒険者を演じるシステムなのですが、そのキャラがヘボい理由を身体障害や発達障害、精神疾患のせいにするなという内容。

2020-06-19 00:12:20
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

まあ要は、愚かしさや哀れさで笑いをとるようなキャラクターを演じるに際して、卓の合意なしに、自分の人生経験の外にあるキャラをテンプレ的にもってくるな、つー話でして。そらあたり前の事だよね、という内容。とはいえ、他の(実在する)文化圏のキャラを演じる時も、概ねその基準で問題ないかと。

2020-06-19 00:22:02
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

まだ最後まで訳していないけど、コラムだけ引用。 その1 --- アスペクトの【不器用】【貧弱】【無作法】【臆病】【傲慢】という言葉は、身体障害・ニューロ―ダイバージェンス(発達障害)・精神疾患を抱える人をけなすのに、用いられてきたかもしれません。でもそんなことは、すべきではないのです。

2020-06-19 00:29:07
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

その2 身体障害とニューロ―ダイバージェンス(発達障害)は普通の範囲内の、多様な人間の経験とバックグラウンドです。申し分なく有能な冒険者だって、身体障害、自閉症、鬱病などを背負っているかもしれません。

2020-06-19 00:29:07
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

その3 このゲームをプレイするときは、他者の人生経験を物笑いの種にしたり、盗用したりしないよう気をつけてください。 ダメ冒険者を作成してプレイする際、このことを心に留めておきましょう。もちろん、身体障害者やニューロダイバージェント(発達障害者)をプレイすることはできますが、

2020-06-19 00:29:07
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

その4 その障害を冒険が不得手な理由にあてるのは、絶対にやめてください。また、あなたが五体満足で神経学的な機能も標準的なら、個人的な人生経験や理解から離れたキャラクターをプレイすることは、多分に礼を失した行いにとられるかもしれません。

2020-06-19 00:29:08
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

その5 少なくとも、同卓者全員に告知して、そうすることへの明確で前向きな承認をもらってください異なるバックグラウンドや人生経験を経てきたキャラクターをプレイするのは素晴らしいことです。けれども、そうすることで嫌なヤツになってはならないのです。たとえ、そんな意図はなくとも

2020-06-19 00:29:08
ふぇる/塚越冬弥 @feltk

その6 誰かが居心地悪そうにしているか、あとで不快感を募らせているなら(自分自身も含みます!)、そのキャラクターを引退させて、新しいのを作成しましょう。 楽しんでください。ただし、『Shitty Adventurers』は、弱者叩きのユーモアには、積極的に反対するゲームです。 (終わり)

2020-06-19 00:29:08