『失敗国家のまけ』 『日本を変える負け組』 @kenichiromogi さんのツイート集 2011-06-29

「以上、日本を変える「負け組」についての連続ツイートでした。」 
コラム
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茂木健一郎 @kenichiromogi
これから、「連続ツイート」をお届けします。テーマは、朝起きた後でうかんだものを、「これで行こう!」と決めます。文章は、その場で組み立てながら即興的に書いています。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(1)日本はすっかり失敗国家となった。過去の成功体験をもたらした日本人の資質が、ネットとグローバル化に対応できない。この状況を変革し、日本再生への道筋をつけてくれるのは、「負け組」の人たちだろう、というお話をする。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(2)幕末、西洋列強の圧迫の下、日本は未曾有の危機を迎えていた。そんな中で、薩摩と長州の人たちが立ち上がった。二つの藩に共通していたことは何か? それは、どちらも完膚なきまでの「負け」を経験したということである。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(3)薩摩は、イギリスとの間で薩英戦争をたたかった。薩摩側もさまざまな計略を駆使して奮闘したが、イギリスのアームストロング砲などの最新兵器の前に、なすすべもなかった。鹿児島は火の海となり、薩摩の人たちは列強の実力を肌で感じた。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(4)長州は、イギリス、フランス、アメリカ、オランダの連合軍との間で「下関戦争」を闘った。砲撃を受け、完膚なきまでの敗戦。「攘夷」を唱えていたのが、敵の最新文明を受け入れなければ話にならない、と気付いた。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(5)薩摩も長州も、西洋列強の文明を間近に感じ、大きな危機感を抱く。結果として、留学生を派遣したり、西洋式の軍備を取り入れたりして、「攘夷」から大きく舵をとった。「負け」の危機感が、彼らを維新へと駆り立てたのである。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(6)一方、幕府は、二百数十年続いた自分たちのシステムが、今後も続くと思っていた。過去の成功体験に呪縛されて、新時代への切り替えができなかった。実際に「まけ」を経験した薩摩や長州の人たちの危機感に比べて、あまりにも微温的だったのである。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(7)相変わらずの入試を続ける大学関係者、新卒一括採用の愚行を反省しない大企業、予算獲得の花鳥風月を続ける霞ヶ関といった「既得権益者」は、過去のやり方がこれからも続くと思っている。ネットとグローバル化の凄まじさの前に、自分たちが「負け」ていることに気付かない。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(8)TEDのような世界のクリエィティヴ・クラスが集う凄まじいまでのミームの進化の場を実見すれば、蛸壺、翻訳学問、エセ権威主義、文科省との癒着の日本の大学など、時代遅れの化石だということは明らかなのに、既得権益者たちはそれに気付かず、のんびりあくびしている。
茂木健一郎 @kenichiromogi
まけ(9)失敗国家日本を変える原動力になるのは、ネットとグローバル化の凄まじさを実際に体験している「負け組」のみ。日本の中で小さな「成功」を収めてあぐらをかく人たちの愚鈍な現状維持主義になど付き合わず、自ら直接手足を動かして勝手にやろうじゃないか、諸君!
茂木健一郎 @kenichiromogi
以上、日本を変える「負け組」についての連続ツイートでした。

コメント

@toyokawah 2011年6月29日
小さな「成功」を収めてあぐらをかく人たちの愚鈍な現状維持が強すぎて二進も三進も行かない状況ですよねえ。その象徴が菅直人であり、白川方明です
heavymetal hamster @dewcytrus 2011年6月29日
完璧じゃないから失敗国家。 ゲーオタの私からすると最強武器撮り忘れたからリセットする みたいに感じちゃうんですけどね。 ほんとの「失敗国家」にくらべりゃ天国でしょ日本は。
ちょいと @tyoito 2011年6月29日
「勝ちに不思議な勝ちあり 負けに不思議な負け無し」by野村監督 を思い出した
藤堂考山 @ko_zan 2011年6月29日
まあ、現状維持思考は、負け組の大多数にも多いけどな。ネトウヨなんか、まさにそういう意味での最右翼だったり。新鋭業界の成功者は、負け組と言われる人たちにはすごく嫌われてる印象が強いし、負け組と言われてる人達は、既存業界の既得権者に簡単に良い様にやられてて、異様に保守的でチキンな奴が大半だったりする。既得権者を口では批判しつつも、全然、その牙は折られたまま。
heavymetal hamster @dewcytrus 2011年6月29日
負けとは言ってもネット出来てるのが 少なくともここ見てる自称負け組ですからね。
めだかのぶぅ @MedakaNoBoo 2011年6月29日
合理性がない。論理展開が、一見間違っていないように見えるのは、自分で考えたことじゃないから。将来を予見するのに、維新の結果を用いるだけなら、どの時代の誰でもできる。今を生きるひとびとが、感じていることに直接具体的に結びつかないと、ふ~んで終わってしまう。それじゃ折角考えたことがもったいないんじゃない?
Nyanmageざんまい @nyanmage_x 2011年6月29日
ここで述べられている「負け組」は一度は闘ってるからなぁ。闘わずして最初から挫折しているのとは違う…
秋島 @akisima 2011年6月29日
失敗国家と負け組の定義がわかんないのでなんともいえないけど、これ書いた人が現状に相当不満がある事だけは伝わるなぁ
めだかのぶぅ @MedakaNoBoo 2011年6月29日
企業が一括採用に拘るのは、学生に「教習所出たら、即F1。1週間でクラッシュ、即解雇」じゃ酷だから、ビジネスマナーとか愛社精神とか、やんわりとやりたいが一度で済ませたい。それを大学に求めるのも筋違いと判っていて、そんな暇があるなら、きちっと考える力を養って欲しいのではなかろうか。
sakanoue @sakanoue_kiku 2011年6月29日
大学の側からの観点としては、広すぎる職業選択の自由が逆に若者に目標を見失わせているように思えます。大学としてはいきなり研究室に放り込んだ方が効率が良いし、学生もより深く学べるというメリットがあるのですが、研究室に入ってしまうと専門が限られるというデメリットもあります
sakanoue @sakanoue_kiku 2011年6月29日
大学に入ったばかりで自分が学びたいものを持っている学生なんて稀です。ほとんどの学生は自分が何をやりたいのか定まっていません。だからそれを定める材料として、猶予として、研究室配属前に広く浅く学ぶ一般教養の時間があります。しかし、現状ではこの期間はただ無為に過ごすだけの時間と成り下がっています・・・
sakanoue @sakanoue_kiku 2011年6月29日
まあ、バイトやサークル活動に熱中することを全くの無為とは言いませんけどね。前述の無為とは学問を第一にした場合の話です。
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