放射性物質に対し微生物で何をするんだ？

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

つまりそれはあれだけ大掛かりな重厚長大産業でやっと実行できている核分裂反応を起こさせようって話なのだから、土台不可能な話なのである。

高木みのり @zymocafe

発酵菌による放射性物質排出・浄化機能一覧をつくってみた。乳酸菌、酵母、麹、複合発酵菌（好気性）、複合発酵菌（好気＋嫌気＋合成）、など。誰もできないことをしてくれる微生物。私たちは微生物に支えられて生きているってことを改めて実感する。 http://ow.ly/5sEAw

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中身を斜め読みしましたが物理的にありえません。

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放射線の微生物に拠る遮蔽、これはまだ解る。

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だが物質の分解消失っていうのは物理的に有り得ない。異なる２個以上の原子核が化学的に結合している状態を解くというのならまだ解る。でもその状態でも放射性物質（の放射能）が完全消失することは有り得ない。

Oh @mice97

放射線を取り入れる菌という話しと、放射性物質を取り入れる菌っていう２つの話があるな(@_@)どっちもいるのかしら？

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

もしそれを成そうとするなら、それは詰まり放射性物質が崩壊して安定同位体になるまで分裂を促進し、「最終生成物（放射能を殆ど出さない）＋エネルギー」が出力されるまでそれを実行し続けると云うこと。そしてそれを成すには、陽子ビーム（水素原子）ぶち当てるとかの物理学分野の話になる。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

つまりさっきRTした記事内容の微生物が仮に実在したとして、それは詰まり眼に見えないサイズの生物の中にSPring-8が内蔵されてることになる。それは物理的に考えて到底不可能領域の事象（錬金術並みに有り得ない）です。

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除染条件の命題： 放射性物質を取り入れて実質無毒化→「放射線をその体内で利用して遮蔽」 放射線を遮蔽して実質無毒化→「何匹もの微生物で放射性物質を被覆して遮蔽」。どちらも微生物サイズで放射線を完全にを遮れるかと云えば、それは無理でしょうと言わざるを得ない。どこまで遮るかの問題だが

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これは飽くまで「体内」という蓄積領域から「体外」へと放出するのをどれだけ補助するか、という話であって、「人体内部」に対して無毒化していても「人体外部」に再放出しただけで、結局放射性物質そのものが環境中から消滅したわけではない。

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従って、やはり話にならない。

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ああ、話にならないというのは「放射性物質の放射性そのものの除去」という意味合いに於いての話であって、生物体内からの除去という意味合いでは大変興味深い話ですが。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

少なくとも一般に知られているような現実的教養知識で語る限り、現在の技術領域に於いて人間が実行出来る「除染」って云うのは要するに「放射性物質の存在場所の置換」でしかないわけですよ。「土壌・水中」から除去した代わりに「汚泥」に蓄積される、とかね。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

えーと、一応自分専用備忘録として除染絡みのツィートをそれなりに纏めたのだが、需要あるのかしらね、自分以外で。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

自分が今まで手に入れた知識的には間違ったことは言ってないはずなんだが。昨今の物理学あたりの話見てると何か自信なくなってきたりする。ワインに浸けたら超電動率めちゃくちゃ向上した話とか。

天気 @tenki_20110311

チェルノブイリでも実績があり、福島原発事故の放射性物質の拡散で上がってしまった放射線量を下げた実績もあるEM菌の作り方。PDF　http://p.tl/Pplv　動画http://www.kakehashi.or.jp/?p=3404 部屋、玄関に撒き、子どもを被ばくから...

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

微生物で放射線を遮蔽する→放射性物質そのものが消滅するわけではないしどっかに移動するわけでもない。そこに存在しているという事実は変わらない。微生物という遮蔽物が無くなってしまえば結局その場に於ける危険度は変わらない。応急的な対策としては有効かもしれないが長期的リスクは変わらない。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

放射線量を下げたからと言って、体内に取り込んでしまえばそんなの関係ないからなァ。大体、セシウム137の崩壊エネルギーの主体ってγ線だよな。γ線って遮蔽力の高い鉛も10cmの厚さないと貫通するんじゃなかったっけ？

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

究極的なところ、「放射性物質が身近にある」状況から「放射性物質を遠方（管理区域）へ移動可能な状況」にしないと全く意味が無い、と自己結論。その場に留め置いて微生物で遮蔽しても、長期的リスクが変わるとは言い難いし、微生物によって放射性物質の毒性が消滅するなんてことも有り得ない。

クリエネ（出口戦略なしの緩和がコロナ禍を引き延ばす） @morecleanenergy

@Ani2525　EM菌について実験したことはありませんが、土壌汚染に効果があるという説には懐疑的です。放射性の原子は化学的な結合をしても放射線を出し続けます。菌が放射性物質の原子の構成を変えるような働きかけをしているとは考えられません。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

全く以てその通りです。微生物が加速器を成してるなら可能性としては有り得るかもしれませんが。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

そしてこの纏めの最初からとコメント欄での話に戻る/進むという。

針泉@大鏡路地／「日本国は手を抜けない」小説家になろうにて連載中 @harishimizu

私的まとめ：微生物が放射性物質・放射線・放射能を無毒化することは物理的にあり得ない。しかし、生物体内からの代謝を促進し、放射性物質を積極的に体外へ放出する効果を発揮する可能性はある。また土壌への固着を解消し、雨水等による流出を促進し、結果的に自然界に「希釈」する可能性はある。