第二回PBM研究会〜会場から

薬剤ベネフィットマネジメント研究会の第二回目の模様をまとめました。アメリカの状況がよくわかります。アジェンダはこちらよりPDFを。 http://hci21.org/download.php?listId=37&file=0
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医療の未来を考える会 @MasatoTKO

今日は第二回薬剤ベネフィットマネジメント研究会。武藤先生の挨拶。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:04:39
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

日本大学薬学部の亀井美和子先生の講演[薬剤管理がもたらすアウトカム]。薬物治療と管理で医療の質の向上からの視点で講演開始。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:06:54
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

薬物治療の現状で不適切な薬物治療に起因する入院、緊急外来〜海外の事例から。1990年代に過去数十年の有害事象に関する文献によると、入院の約3〜11%が薬物治療に起因するものであった。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:10:15
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

入院の1-5%は外来治療の適正化で入院を防ぐことができる。日本でも同じ状況?千葉県のある病院で2.9%が外来での薬物治療による疑いがあった。薬物治療による入院が疑われた45症例のうち回避可能な症例は22症例あった。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:13:32
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

150床規模の病院でも一年間で約600万円以上の費用が節約できる可能性がある。薬剤師が関与することでこれらが防げるのか?ファーマシューティカルケアという概念がWHOに提唱され1970年代からはじまっている。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:18:31
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

1990-2002年までの薬剤師の職能の文献レビューでは73文献あったが、薬剤師の専門職能として調剤以外に禁煙指導や予防接種、医療従事者や外来患者さんへの教育などが含まれている。日本の文献はなし。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:22:16
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

対象疾患は気管支喘息、糖尿病、高血圧、脂肪代謝異常症、うつ病。保険者が報酬を支払うスキーム。参画した患者さんは薬剤費の自己負担が免除されるなど。アウトカム測定は1970年代からずっと続いている。 #IM2011 #iryo

2011-06-29 14:32:38
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

節約できた費用は1人あたり年間725ドル、間接費用も含めると1230ドルになり、対象疾患が広がってきた。患者さんも仕事を病気できなかった日数が10.8日から2.6日へと削減できた。アッシュビルプロジェクトすごい!#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:35:25
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

糖尿病でもおこなっており、薬剤費は増えているが、トータルの治療費は減っている。基本は自己管理がメインなので食事指導も含んでいる。病院とも連携してSMBGも行っている。保険者との契約も拡大している。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:38:16
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

現在では同様な動きがビジネスとして全米に広がっている。こういう取り組み日本で出来ないか?ということで喘息患者さんに対して行った。吸入指導をしっかりおこなったところ喘息発作の頻度が減ったり、吸入手技が上手になったりと日本でもニーズがありそう。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:41:30
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

対照群をおいての介入試験を行い6ヶ月後で比較してみた。通常指導群に比較して積極的介入群でくぉlも含めると改善が認められた。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:44:13
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

PBMはアメリカ発のビジネス。PBMなしでは薬局の保険調剤は成立しない。効率的に無駄をなくす、コスト削減に役立っている。スケールメリットが必要。日本には薬局が5万軒も日本にはあるが、単なる薬を受け取る場所のままでは要らないってことになりかねない。#IM2011 #iryo

2011-06-29 14:51:19
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

次は池田俊也先生の講演でPBMの誤解を解くと言うテーマで。pharmacy benefit management薬剤給付管理はアメリカ発祥で重要な機能『調剤報酬の請求、支払い業務』の代行をしている。現在二億人以上の米国国民がPBMで薬剤給付を受けている #IM2011 #iryo

2011-06-29 15:00:51
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

PBMは保険償還可能な医薬品集フォーミュラリーを作成、薬局の支払い請求代行、薬の使用動向の審査やメールオーダーで薬を配送や、リフィル通知している。卸とは違う機能を持つ。MRのプロモーション対象は医師からマネジメント管理人へとシフトしている。げげ^^;。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:07:13
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

フォーミュラリーに収載されていない薬でも事前承認を得れば処方可能になる場合もある。代替調剤もジェネリックについては義務化されている、同一薬効群のより安価な別成分にも調剤を求めることもある、最近はフォーミュラリ収載のためにリベートを製薬企業が支払っている。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:11:39
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

薬剤利用審査も行われている。全国平均の事後評価も行い、保険会社へフィードバックも医師ごとに薬局ごとに行われて不経済な薬の使用を制限している。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:13:10
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

PBMの効果。費用削減、医療の質、安全の向上を行っている。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:14:03
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

アメリカのコンプライアンスの状況はARBでも一年間で60%まで低下してしまう。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:16:10
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

2007のアメリカ内科学会雑誌の外来患者さん(心不全)に対する薬剤師の介入効果を検証、九ヶ月で薬について教育するかしないか割り付けておこなったところ(コンプライアンスを検証するためにボトルに記録をとった)、介入群では79%通常群68%となった。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:21:14
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

日本では?そもそも日本の保険者機能には限界がある。当面はジェネリック代替推進のみ。薬剤治療マネジメントは医療従事者の役割、かかりつけ薬局の仕事。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:26:25
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

日本ではフォーミュラリーに作成のかわりに、経済エビデンスにもとづいた診療ガイドラインの作成を。臨床指標の分析、公表事業の推進を。P4Pの推進を。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:28:35
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

P4Pの話でHTAの話。フランスでは咳でもない限りARBよりはACEを推奨。フランスの場合四十パーセントがACEだったがP4Pを導入してACEの割合が41.3%に上昇した。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:32:14
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

P4Pの研究会は8/6に国際医療福祉大学で行われます。日本ではまだこれからだが専門学会の研究者や製薬企業の仕事としてやるべき。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:35:28
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

次は薬剤ベネフィットマネジメントの米国における事例。三津原庸介氏 #IM2011 #iryo

2011-06-29 15:47:54
医療の未来を考える会 @MasatoTKO

PBMの役割。支払い者の代理となって最適な薬剤給付を提供する組織。メインなクライアントは医療保険者となる。#IM2011 #iryo

2011-06-29 15:49:39