「ツイートの画像のサムネイル表示によって非表示の領域が出来る事は著作権侵害にあたるか」という裁判のニュースの精度があまりに酷い

共同通信社

現在掲載されている記事は普通に読めますね。
初回投稿時はあまりに文章が短すぎて何を言いたいのか分からないレベルで酷かったのです。

毎日新聞

最初の段階では毎日新聞が一番細かいと思える記事でした。
他の記事が修正された今だと、一番端的に書かれているように見えますね。

NHKニュース

当初、結構雑な印象を受ける記事でしたが、19時27分に更新されて、かなり詳しくなりました。
（裁判長と裁判官で判断が違っていたことなども書かれています）
NHKは割と一度書いた記事を同じリンクのまま、訂正したり追記したりしてくれますね。

ねとらぼ

記事の内容がしっかりしています。
判決文へのリンクもあるのが良いですね。

ITmedia

一番説明が丁寧かもしれません。

時事通信（後から追加）

サイトごとに内容がかなり変わっているけれど、記者のTwitterの仕様に対する理解度や新聞記事のフォーマットに捕らわれているかで違うような印象があります。
速報のみだったようです。
現在は共同通信社の記事もそれなりに内容が充実しています。

ただ、この判決、大丈夫ですかね。
画像がトリミングされるのは、別にツイートが「リツイート」された時だけではなく、普通にツイートした時ですらそうなのに。
でも、判決文ではリツイートでトリミングされる事になっているんですよね。
これ、無断投稿自体は何ら制限してない（判決がない）状態になったりしませんか？
第一審で決着していたとの事でした。

この辺を原告の人が分かってない状態で訴えを起こしているのが一番この裁判を難しくしているのではないかと。
個人的には無断転載をした人だけ取り締まれば良いと思うんですけれどね。