2011/7/2・BS朝日「激論!クロスファイア」・タイムシフトまとめ
田原:じつは細野さんが大臣になる前から、出演オファーをしていた。しかし大臣になって他局から出演依頼が殺到している。最終的には前から交渉していた事も有りクロスファイアに出演がかなった。
2011-07-02 23:21:52細野:大臣になってから数日ということもあり、テレビ出演などは控えるつもりだったが、以前からのオファーでもあったので、義理を果たしたいと…
2011-07-02 23:23:26細野:この件について説明する機会をもらえてありがたい。原発事故の収束は経産省や保安院だけではカバーしきれない。たとえばこの夏、原発の収束の最大の障害となるのが、現場作業員の健康管理。
2011-07-02 23:35:17細野:熱中症や放射線の管理は経産省や保安院では現実的に、正直お手上げ。厚労省や放医研(文科省所管)から必要な人員が出向して昨日から診療所を開設した。これは補佐官時代からどちらかというと自分がやってきたこと。
2011-07-02 23:39:44歳川(インサイドライン編集長):政局的になってしまうが、海江田氏が菅首相の指示で佐賀県に出向き、自治体の首長から原発再稼働への前向きな言質を取り付けた。一方菅首相は8月末に脱原発で解散総選挙を狙っているのではないかと永田町ではかなり喧伝されている。
2011-07-02 23:48:10歳川:主婦層には脱原発ムードがかなり浸透している。細野さんをムードメーカーとして、なにかミッションを与えられているのでは。それが海江田さんとの調整がつかない理由ではないか。
2011-07-02 23:51:42細野:この3ヶ月政局がらみで色々と聞いていたが、あえて自分は政局からは距離をとってきたし、菅首相ともそういう話はしていない。海江田氏とは3/11からまさに寝食をともにしてきた。
2011-07-02 23:53:53細野:色々な見方はあると思うが、再稼働できる原発は再稼働していくというのが政権の方針であったから、そのように海江田氏は動いている。支えて行かなければならないと思う。
2011-07-02 23:56:41田原:原発事故の収束に専念するということか? 細野:もう一つは組織のあり方については私が担当する。保安院の独立。原子力安全委員会、モニタリングを行っている文科省など。
2011-07-03 00:00:22田原:原発事故についてこんなに収束が遅々として進まないが? 細野:想定外という言葉は使いたくない。事前の備えが極めて不十分だった。そんな中で政府も必死にやっている。少しは光明も見えてきた。
2011-07-03 00:03:49細野:事故から3ヶ月経ってたいした進展が無いと言われれば、申し訳ないというほかない。4/17に工程表が上梓され、収束に半年かかるとしている。まったく尺が合っていないという訳ではなく、少しは前進している。
2011-07-03 00:06:16田原:脱原発ムードが広がっている。聞きたいのは、この事故は原発の管理上手抜かりがあったのか、もしくはそもそも基本的な原子力発電技術の問題なのか。
2011-07-03 00:10:52細野:うーん 事故の収束を難しくしているのは水素爆発のせい。ただ炉心溶融しているだけであれば、これだけ作業は困難になっていない。作業スペースが確保できていない。
2011-07-03 00:13:18