PCRの感度論っていうのは複雑に入り組んでいて、全貌を掴むのは実際難しいと思う

カラ丸 @karamaru_td

PCR陰性が出る確率は時と共に高まっていく、つまり回復とともにウイルス量は減っていく。しかしPCR陰性が出るほどに減るかどうかは人によって異なり、同じ人でも陰性になったり陽性になったりもする academic.oup.com/cid/article/do… pic.twitter.com/B1PmypshW0

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カラ丸 @karamaru_td

かつては退院するまでに2回連続でPCR陰性になる必要があったが、いつまで経っても退院できない人が出て病院を圧迫したので、PCR陽性のままでも発症から10日たったら退院していいことになっている。発症から10日経てば感染力はないと考えられている gemmed.ghc-j.com/?p=34428 baltimoresun.com/coronavirus/sn…

カラ丸 @karamaru_td

PCRが陰性の場合、ウイルスはほぼいない。治りかけで、ウイルスが全くいなくなっていない場合、PCRは再び陽性になることもある。それを「偽陰性」と考えるのがおかしいのは明らかだろう。この場合、検査結果が陰性になったり陽性になったりするのは、偽陰性が出ているのではなく、治りかけているからだ

カラ丸 @karamaru_td

発症から時間が経つと陰性が出る確率が高まるが、これは偽陰性率が上がっているのではなく、治ってきているだけだ medrxiv.org/content/10.110… pic.twitter.com/unAarNNQPD

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カラ丸 @karamaru_td

肺炎患者のPCRが陰性の場合、ウイルスが本当にいなくなりかけているのに肺炎症状が残っているのか、ウイルスが肺に残っていて肺炎が起きているのに鼻からはウイルスが取れなかったのかが問題だ。後者の場合が真の偽陰性だと思う。しかしこれを確かめるのは困難だ。

カラ丸 @karamaru_td

新型コロナの肺炎患者は新型コロナウイルスと共に別の細菌にも感染することが多い。なのでコロナが治っても肺炎が治らないということは普通に起こる medrxiv.org/content/10.110… medrxiv.org/content/10.110…

カラ丸 @karamaru_td

この研究では、診断を基準にしている。コロナと診断された人のうち、最初は82.2%がPCR陽性になり、二回目にPCRしたところ90.6%、3回目で92.8%、4回目で93.7%なので、コロナと診断されたうち6.3%の人は4回PCRしても陰性だった。ただ、その診断が正しかったかは定かではない medrxiv.org/content/10.110…

ニューロドクター乱夢 @hichachu

@karamaru_td medrxiv.org/content/10.110… Preprint Sensitivity of RT-PCR testing of upper respiratory tract samples for SARS-CoV-2 in hospitalised patients: a retrospective cohort study.

カラ丸 @karamaru_td

いろいろ見てきたが、偽陰性が出る確率や、PCRの感度といった概念は、定義するのも計測するのも非常に困難だ。なんにしても、発症してからの時間も示さず、偽陰性の定義もないまま「PCRの感度は70%だ」などと主張するのは論外だ。

カラ丸 @karamaru_td

あと「複数箇所から検体を採取すれば感度をあげられる」というのも正しいように思う。 この研究では、36人を最初のPCR陽性から4日後にテストして、30人陽性が出たけれど、そのうち3人は鼻咽頭陰性だったが、喉や鼻からの検体で陽性が出た medrxiv.org/content/10.110…

カラ丸 @karamaru_td

36人全員を陽性と考えると、鼻咽頭のみと比べて、鼻と喉の検体を加えたことで、感度83.3%から91.7%に上がっている。 しかし、この場合、最後まで陰性だった3人が偽陰性なのか、というのはよくわからない。4日間で治った可能性もある。「治った」をどう定義するか次第だけれど

カラ丸 @karamaru_td

分かっているのは、感染力がなく、治療が必要なほど悪化するリスクもない場合、体内にウイルスが残っていたとしても、陰性と出ても何の不都合もないということ PCR陰性の時、基本的には体内のウイルス量は非常に小さく、感染力はなく、治療が必要になる可能性もほとんどないように思う

カラ丸 @karamaru_td

もちろん感染直後の潜伏期間に検査して陰性と出ても、それからどんどんウイルス量が増えて陽性になる場合、感染力を持つし、悪化するリスクも有る。 しかし、そこからウイルス量が減って陰性になれば、多分もうほぼほぼ安全だろう

カラ丸 @karamaru_td

ただ鼻からはウイルスは取れないけれど、肺に残っている（あるいは喉を経由せず最初から肺に感染している？）という場合もあるので、そういう場合には肺胞洗浄液のPCRでウイルスがいるか確かめる必要がある preprints.org/manuscript/202…

カラ丸 @karamaru_td

foxla.com/news/southern-… この女性は、4月にコロナ陽性が確認され、5月に陰性になり、6月に呼吸困難で病院に入院、再び陽性となった。再陽性後に感染力も多分あったのだろうと思う

スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

1軍選手、首脳陣スタッフ全員ＰＣＲ検査　新承認の唾液検体も導入 hochi.news/articles/20200… #巨人 #ジャイアンツ #giants pic.twitter.com/wSFJVez85k

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スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

#巨人 あす4日までに1軍メンバー全員が受けるPCR検査の結果次第ではあるが、坂本と大城2選手は感染からかなりの時間がたっていて他人に感染させるリスクが高くない、との専門家の見解も得ているため、予定通り5日以降の練習試合を実施する方向で準備を進めていく

スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

#巨人 今村球団社長 坂本と大城2選手の新型コロナウイルス陽性判定について 「正直、彼らも全く無症状で昨日の試合も出ているくらい元気で我々も驚いております。保健所の指導、専門家の皆さんの指導でさっそく本日からＰＣＲ検査を実施し、全選手、万全を期して健康な形で6月19日の開幕を迎えたい」

スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

#巨人 球団幹部コメント 「今後シーズン通してチームを万全を期して動かすには何度か抗体検査をやって、抗体が出た人がPCR検査を受けてスクリーニングしていくのかなと。第2段階のPCR検査で陽性になったら発表、という基準が球団の運営上もプロ野球のリーグ戦を維持していく上でも適切と考えています」

スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

#巨人 今村球団社長 坂本と大城2選手の様子について 「驚いてました。無症状な訳だし」 2人のコメントを球団幹部が代読 「症状が全くないために陽性の結果には大変驚きました。一旦チームから離脱することになって迷惑をかけてとても残念です。早く合流して開幕に備えていきたいと思っています」

スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

専門家の舘田一博氏 坂本、大城2選手に関し 「PCR検査結果からはウイルスの遺伝子量がかなり少ないと考えられる。今回の検査によって抗体検査をウイルス・キャリアーのスクリーニングに応用できる可能性が示唆された。抗体検査でスクリーニングし陽性者にPCR検査を実施する対応も考えていいのでは」

スポーツ報知 巨人取材班 @hochi_giants

#巨人 発表 5/29～31にかけて球団218名の抗体検査を実施 うち4名に新型コロナ感染後に回復したことを示す「IｇG抗体」を確認 このため4名を2日夕方PCR検査 坂本、大城2選手が陽性判定に 2人はコロナウイルス遺伝子量(CT値)は微量で正常値ギリギリの「微陽性」 回復後かなり時間がたっているとの見解