現パロウリサン(同窓会からくっついちゃうやつ)

久織 @kuori_ct

現代ウリサンはさあ、同窓会で久しぶりに会って、昔特に仲良かったわけじゃないんだけど飲み会中隣にいたら何となく落ち着くなと思ってそのまま二人でゆるく２軒目行って、片方が終電を逃してもう片方の家に上がり込んでそのまま流れでうっかりヤっちゃいそうな空気ない？？ない……？？

久織 @kuori_ct

あの、弁解の為に言っておくけど二人とも股が緩いわけではなくてね、なんかこう「こいつだったらいいかな」みたいな雰囲気になっちゃうんですよ……わかる……？そして後でちょっと拗れるんだな……(このサンクは処女でいいよ)

久織 @kuori_ct

二日酔いでガンガンに痛む頭(と尻)をさすりながら、あれこれなんでこんなことになってんだ……？って思ってたら急にウリが「大変申し訳ないことを……」って土下座し始めるから「えっ？あっ？たぶん悪いの俺じゃないかな……」「たぶんってなんですか！？」って喧嘩する

久織 @kuori_ct

二人とも定かな記憶がないから無意味な言い争いになり、「埒が明かない。とりあえずシャワー貸してくれ」ってサンクが言って交代でシャワー浴びて「お前んち何もないんだな、コンビニ行くぞ」ってまたコンビニ行くことになる。

久織 @kuori_ct

そして各々食べたい物をぼかすかカゴに入れるんだけど、ふとサンクが「…………なあ、もっかい試してみないか？」って言うから休日の真っ昼間のコンビニでゴムと潤滑剤を買う羽目になる。

久織 @kuori_ct

そんで再びヤってみたらまあ身体の相性がよくてめちゃめちゃ気持ち良くて、さすがにこれはハマるとヤバいのではと思いつつ夕方ぐらいまでずっとベッドで過ごしちゃう。さすがに次の日仕事だしよく考えなくてもこの状況はおかしいし「もう止めましょうこんなことは」ってウリが言って、

久織 @kuori_ct

「そうだな、お前の彼女にも悪いしな……」ってすごく今更なことをサンクが言い出し「彼女……？いえ私にそのような存在はおりませんが。むしろ貴方の方が」ってウリが訝しがり「いや俺も今は居ないけど…………じゃあ問題ない、のか……？」って話を超展開に持っていく年上の男。

久織 @kuori_ct

「い、いやいやそういう問題では……」「互いにフリーなら誰に操を立てる必要もないだろ？」「それはそう、ですが……身体だけの関係というのは……」「じゃあ全部やるよ。たぶん俺、お前のこと忘れられない」とか何とか年上の男が殺し文句をぶっ刺してくるからウリは真っ赤になって俯くしかなくて、

久織 @kuori_ct

「……では来週、また来てくださいますか……？」って恐る恐る呟くとサンクが頭をぽんぽんしながら「ああ」って返すからウリサンお付き合いおめでとう。最寄り駅までウリが送ってってサンクが「じゃあ、また」ってそっと手を握る。 そして火曜日辺りから相手が正気に戻るんじゃないかって心配になるw

久織 @kuori_ct

火曜日の夜、連絡して確かめたいけど相手の口から「気の迷いだった」みたいなことを聞きたくなくて携帯握りしめてチラチラ見ちゃう。 水曜日、今日こそフラれるんじゃないかと思って携帯が見られなくなる。 木曜日の夜、覚悟を決めたウリが通販サイトでゴムを買います。

久織 @kuori_ct

金曜のランチタイムくらいにサンクが「明日行っていいか？」って連絡して(すごい簡素だけどめっちゃ緊張してる)、ウリが「整えておきましたゆえ今夜でもどうぞ」みたいに返すんだけど、送信した後、いや整えてってなんかヤる気満々みたいじゃないかって赤面してうずくまっちゃうウリ。本人は→

久織 @kuori_ct

掃除してあるので気にせず来ていいよくらいのニュアンスで送ったんだけど、普段人とあまり連絡をとらないせいでなんかこう言葉足らずな感じになってしまい困っている。いやゴムまで買ってんですけどね。どうしようかと携帯握りしめてたらサンクから「わかった」って返ってきてとりあえず一安心。

久織 @kuori_ct

「〇時くらいに終わるからそっちに着くのは△時」って来たメッセージに終業時間までそわそわしてるウリはかわいい。ちょっと時間が遅いから家から駅まで迎えに行く。仕事帰りのサンクはスーツでちょっと煙草の匂いがして(本人は吸わないんだけど営業で付き合ってる)どきどきしちゃう。

久織 @kuori_ct

居酒屋で食事とりながら軽く飲んで、サンクはコンビニで下着を買い、ついでに飲み物とコンビニスイーツなんかも買い、ウリの生活感の薄い家へと帰ってくる。宅配ボックスから通販の荷物を取る。そして気付く、布団は用意してない。木曜日までうだうだしてたからさすがにそれは間に合わなかったし、

久織 @kuori_ct

そもそも考えてもなかった。申し訳なさそうに「すみません、客用布団が無くて」と言うウリにサンクはぽかんとして「え？一緒に寝るだろ？」って返す。のでウリは赤面して「はい……」って言うしか。そしてウリに借りた部屋着が大きくてちょっとぶかぶかなサンクは萌え。

久織 @kuori_ct

そしてこの男はタチの悪い年上の男なので、部屋着で体育座りして「お前の匂いがする」って悪戯げに笑うからたまらない。ほろ酔いのままちゅっちゅしてそのまま押し倒されそうになるけど「待った、今日はちゃんとシャワー浴びたい」ってサンクが言うからまた一人で残されそわそわしちゃうウリ。

久織 @kuori_ct

交代でシャワー浴びてウリが出てきたらサンクが携帯持ったままベッドに寄りかかってすよすよしてて、その綺麗な寝顔に、今も昔もこの人のことほとんど知らないのにって思いながらそれでも愛おしさを感じつつ髪を撫でる。それだけでサンクがすうっと瞼開けて「悪い、なんか気持ち良くて」って言うから、

久織 @kuori_ct

「お疲れですか？お休みになりますか？」って言うけど「お前とするの、楽しみにしてたから」ってふっと笑うのでズルいんですよ年上の男は！抱き寄せられてキスされて、ふわっとした髪の匂いに「あ、同じシャンプーの匂いがする……」って今更なことに欲を煽られて今度こそベッドに押し倒してしまう。

久織 @kuori_ct

余談ですがこの年上の男は処女でいいと思ってるので経験があるわけではなくたまたま尻の才能があったんだよ、たぶん。ムラっときたときにウリとのせっせが忘れられなくて後ろに指突っ込んだけどさして気持ちよくもなれず困惑してるタイプの男だよ。大事にしてやってくれ。

久織 @kuori_ct

同じシャンプーの匂いに興奮しながらベッドに押し倒して貪るように口付けるウリ。サンクもそれに応えながら髪撫でて服に手を掛ける。互いにやいのやいのしながら脱がせ合って首筋や胸に擦り寄って肌を合わせる。荒い息を押し込めるようにしながらサンクの白い肌に口付けるウリがつい、→

久織 @kuori_ct

「すき、好きです……」と言ってしまって慌てて口を噤む。身体以外ほとんど何にも知らないのにこれはきっと失礼だ、と思って。か細い声で「すみません……」って言うウリに「なんで謝るんだよ、嬉しいよ」って頭なでなでしながらサンクが笑う。「でも……」ってうぐうぐしつつ抱きついてくるウリに、→

久織 @kuori_ct

サンクが「初めてお前に抱かれた時から、それはなんかこう、わかるんだよ」って穏やかに言うから、あの時の記憶があるのか疑問に思って尋ねる。するとサンクは、記憶はほとんどないけど、熱くてあったかくて気持ち良かったのは覚えてる。男なのにこんなに優しくされるなんて、きっとお前は真面目で→

久織 @kuori_ct

俺のことを大切にしてくれてるんだって、それだけはちゃんとわかったよ、みたいなことをしれっと言うからもうぎゅーってするのが止まらないウリですよ。やだもうこの年上の男……天然タラシ…………ぎゅうぎゅうされて苦しいけど嬉しくてくすっと笑っちゃうサンクずるい。ぎゅってし返してあげる。

久織 @kuori_ct

「ほら、このまま朝になるぞ」って笑われるけどウリはもうそれでもいいくらいサンクのことが好きになってて、サンクも同じくらいウリのことが可愛くて仕方ないんだけど、それはそれとしてセックスはするw 先週のガツガツした空気よりずっと甘くて少しこそばゆいんだけど嬉しいし気持ちいいんだよね。

久織 @kuori_ct

結局深夜3時近くなるくらいまでずるずるとまぐわってしまい、サンクが「気持ちいいけどさすがに眠い……」って言った辺りでやめにして一緒にシャワー浴びる。一人暮らし用のバスルームだからユニットじゃないけどやはりちょっと狭くて、くっつきながらやいのやいの洗いっこするがいいさ。