相手を「感情がない」といって責めるひとたち

めんたね @mentane

個人的には #レン話 さんに限らず、ある種の人たちが揃って「感情がない！」と相手に言ってくる行為をとても面白いと感じていて、興味を持って眺めている。

めんたね @mentane

昨日もその話をしたけど彼らの言う「感情」とは、人間の持つ感情全般の話ではなくて、彼らが相手に持っていることを期待したいある種の「感情」である。

めんたね @mentane

そしてぼくはその「感情」は実際には感情である必要もないのではないかと予想している。「感情がない！」と相手に言いたくなる人達には、「このような場面、状況で、自分に対してこういう風に反応、行動してほしい」という強い期待がある。

めんたね @mentane

その期待が叶わないときに「感情がないから自分の期待に応えてくれないのだ」と考えるように思われる。

めんたね @mentane

彼らの期待する感情が本体なのではなくて、彼らの期待する反応、行動が本体である。それがあることで、なにか安心できる。注目されたい、気遣われたい、構われたいといった欲求を正当化したい時、「人としての心（感情）があれば、そういう相手からの期待に応えるはず」という論理を採用する。

めんたね @mentane

「人としての心、感情を持っているべき」「持っていない方が異常」というロジックを持ち込みたがるのは、その人がハードに自分の欲求を正当化したいからだ。

めんたね @mentane

単に「私はかまってもらいたい」という個人的な欲求の表明では満足できず、「まともな人間ならみんなそうだし、それに応じないのはおかしい」と言いたい。

めんたね @mentane

だから、そういう彼らの「感情がない！」に対して「感情ならあるよ。よく楽しんだりしてるし、腹も立てたりしているよ。かわいそうだなとおもうこともあるし、映画を見て泣いたりもするよ」と普通の感情の話をすると「そうじゃない！」となる。

めんたね @mentane

そうやって詰めていかないと彼らは自分でも「感情がない！」と相手に伝えることで、自分が本当のところ、なにを得ようとしているのか、自覚できなかったりするのである。

めんたね @mentane

自分の欲求を自分の欲求としてはっきり自覚した上で、言語化してハッキリと要求として相手に伝えるか、要求をしないかを自分で選んで決める。それはメタ認知の一種と言えるし、自分の言動に責任を持つ行為だとも言える。理性的な行為だ。これができることは大事だと思っている。

めんたね @mentane

そういえば、確か #レン話 さんが何かの流れで「みなさんいいですか！？『やさしくない』って言われてるんですよ！？自分がそんなにんげんでいいんですか！？」って叫んでいるのを思い出した。あれも「感情がない」と同じ構造の話だと思う。

めんたね @mentane

「あなたからやさしいと思われたいと思っていないから問題ないよ」「あなたから感情がないと思われても問題ないよ」と平然と言う相手を前にすると、彼は相手から自分の期待する反応を引き出す手立てを失う。罪悪感に訴えて相手を動かそうとするが、そこに罪悪感をもたない人には無力だ。

めんたね @mentane

昨日、「めんたねさんは罪悪感を持ったりすることはないんですか？」と #レン話 さんから唐突に尋ねられたけど、そのようなつながりを想定すれば、あの質問が出てくるのはわかる。ぼくを動かすための取手を彼は探しているのだろう。

めんたね @mentane

自分が直接的な要求としては口に出さず、期待や願望としてほのめかしたことを、相手が察して対応することを「感情」ある人間の当然の振る舞いとして強く期待し、それを果たさないことに罪悪感を覚えることを期待する。

めんたね @mentane

同時に自分の願望や期待の表明を、相手が間接的要求として捉え、「要求された」と表現したときには、「自分のイメージが不当に傷つけられた」と強く憤慨し、徹底的に相手に対して謝罪要求を突きつける。

めんたね @mentane

この一連の振る舞いを合わせて考えたときにモラハラメンタルを疑われることになるのは極めて自然なことだとぼくは思う。

天婦羅★三杯酢 @templa_3

１相手は自分の欲求を察しなければならない。察する事が出来ない者は人間として間違っている。 ２でもそれは暴かれてはならない。あくまでも行動主体は察した相手であり、自分は責任を持たない。 ３この構造を暴いた相手は自分を不当に貶めた罪を謝罪しなければならない。　 ・・・地獄や・・・😱🤥