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14.親子関係にみるSMマトリックス
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【SMマトリックス概論】14.親子関係にみるSMマトリックス #SMマトリックス
小さい子どもはハード支配М
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SMマトリックスにおいて支配S・服従Mの表ラインは実利実害などのやりとりを主に言葉通りのやり取りで扱い、支配M・服従Sの裏ラインは親密さや愛情などのやり取りを言葉の裏読み、忖度を交えて行うことが多いことには既に触れた。twitter.com/mentane/status… #SMマトリックス
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また土居健朗『甘えの構造』を参照しつつ、甘える(支配M)、甘えさせる(服従S)という関係が裏のラインにはあることも既に確認した。 twitter.com/mentane/status… #SMマトリックス
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それらを前提として、もう少し親子関係についてSMマトリックスで深く読み解いてきたい。
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まず生まれたばかりの赤ん坊は支配Mである。言葉がつかえず、泣いて自分の欲求を察してもらうしかない。親は赤ん坊のその様子を観察して赤ん坊の要求を察して対応する。お腹が減って泣いているのか?おむつが濡れてないているのか?寂しくなってないているのか?これは服従Sだ。#SMマトリックス pic.twitter.com/EHVDQoujCe
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赤ちゃんにとって親に察して対応してもらうことは死活問題のため必死で泣く。親も赤ちゃんの異変を見落とさないように必死で観察して完全に対応しようと心がける。これはハードな愛のラインだ。赤ちゃんがハード支配М、親がハード服従Sのポジションにある。#SMマトリックス pic.twitter.com/Cjl61r7Bn3
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赤ちゃんが成長し、ある程度しゃべるようになっても小さい子どもの場合はまだ関係はさほど変わらない。子どもが自分一人でやれることには限りがあるため、親の力を借りねばならないことは多い。子どもがハード支配М、親がハード服従Sのポジションにいることが多い。#SMマトリックス pic.twitter.com/vqm8k86tIh
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子どもは小さいころ、親が自分の期待に全て応えてくれる100%理想通りの存在であることを期待する。これはとてもハードな期待のかけ方だ。#SMマトリックス
親離れ・子離れ
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子どもが成長と共に理解力を増し、独力でやれることが増えると、親離れが始まる。親への100%幻想を手放し、いい意味で親も単なる不完全な一人の人間に過ぎないと気づく。その上で、独立した人間対人間同士の対等な人間関係が親子の間でも生じてくる。これはソフトな関係である。#SMマトリックス pic.twitter.com/0OyyBOdlHR
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それに対応して親の方でも徐々に子どもの期待に100%応えなければならないという感覚は減り、ハード服従S対応からソフト服従S対応へとソフト化が起こる。こちらが子離れにあたる。必要以上に目を光らせて心配しなくても、子どもは子どもで自分でなんとかやるでしょう、と思えるわけだ。#SMマトリックス pic.twitter.com/9KQxrlsKsb
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子どもが小さくてハード支配Мポジションにある頃、子どもが必要とする援助を親が与え、適切な形で甘え欲求を満たしてやれば、子どもは「自分は他者(親)から愛され、受け入れられている」という感覚を身につける。基本的安全感とも呼ばれるこの感覚が対人関係を安定させる。#SMマトリックス pic.twitter.com/fpyjpT0mko
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また親から適切な形で甘え欲求を満たしてもらった体験は、自らが子どもを育てる側に回る際のモデルとなる。自分の親が自分に対してやってくれたように、自分が親になったときには振舞えばよいと自然とわかる。#SMマトリックス
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このようにして、子どもが小さいころに持つ支配M的欲求(甘え欲求)を親が察知して、可能な範囲でそれに答えようとしてやることで、基本的安全感が作られる。その結果、子どもは自信を持って安心して一人立ち、親離れをしていく。親も子の親離れに合わせて子離れをしていく。#SMマトリックス pic.twitter.com/Zql5PLKXfj
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小さいころに親から適切な形で甘えさせてもらうことができないと、甘え欲求が満たされず、親に対する100%幻想を捨てきれない。成長してもずっと親に対する不全感を抱え、親から受け取るべきものを受け取れていないという思いが親離れを妨げる。ハード支配М欲求はソフト化しない。#SMマトリックス pic.twitter.com/TNlIIpX4zL
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親に甘えられた子どもたち
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ぼくが教育ワークショップをやっていてよく見かけるのが、親が子どもに対して甘えるケースだ。親がハード支配Мのポジションに入り、子どもが親の機嫌を取るために必死でハード服従Sをやる。#SMマトリックス pic.twitter.com/VF7Oe0UcID
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子は、子どもとして親に甘えて基本的安全感を育むはずの時期に、子どもであることを許されない。子どもなのに親の役割をやらされることになる。その結果、親に対する100%幻想を捨て去ることもできず、ずっとかなわぬ思い、不全感を親に対して抱えたまま成長する。#SMマトリックス pic.twitter.com/A1e8b9PXZw
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子ども自身が考えていること、望んでいることとは別に、親自身が子どもに対して強い望みや期待を持ち、その方向へコントロールしようとすることがある。時には厳しく罰し、時には罪悪感に働きかけ、時には報酬でつる。これらはみんな親が子に甘えるスタイルだ。#SMマトリックス pic.twitter.com/k3uUrsivZQ
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田房永子『母がしんどい』は子どもに甘える親を典型的に描いた漫画だ。親が子に甘えるとはどのようなことなのかがよくわかる。子ども自身の望みに協力し、サポートしようという視点が親にはない。いつも親にとっての都合、期待に応えてくれる存在として子を見つめ、コントロールする。#SMマトリックス
パートナーへの転移
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成長の過程で何らかの事情でうまく親離れができず、満たされない想い、一方的に奪われた感覚をずっと持ちながら成長した人間が恋愛や結婚などでパートナーを得たとする。このとき、満たされなかった親への想いが親しい存在であるパートナーへと向けられる。これが転移だ。#SMマトリックス pic.twitter.com/2jER8IwPPu
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コメント

白書き @shira_kaki 2019年9月19日
現代のカップルは大体支配Mと服従Sで成り立っているという感がある。
としお @4cabane 2019年9月25日
一人でなんとかしたい願望がつよくて、小学生高学年の頃から周りへの期待を完全に捨ててしまって、甘えベタになっている自分 ハードだし、適度な甘えかたがわからんのはつらいなー
sakura @sakura79891861 10日前
良い話なのですが、私にはSMに置き換えないほうが分かり易かったかも
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