DiskStateに起因すると思われるHDDアクセス不調の顛末
- yunyundetective
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ここんとこずっと苦しめられて来た「HDDのアクセスにやたら時間がかかる」問題が、ようやく解決した。結論から言うと、原因はHDDのアクセスインジケーターをタスクバーに表示する常駐ソフト DiskState ( http://j.mp/pDNY26 ) だった。
2011-07-08 17:24:57HDDアクセスが重い原因を見極めるために、ProcessMonitor ( http://j.mp/psEocu ) を使って、全ディスクアクセスのログを見てみた。
2011-07-08 17:25:04そしたら、「何らかのHDDアクセスがあるタイミング」つまりタスクバーの DiskState が点滅するタイミングで、 Explorer が DiskState.exe にアクセスしている事が判明した。
2011-07-08 17:25:14Explorer 内に常駐している DiskState.exe が自分自身のバイナリにアクセスしてるんだろうか?
2011-07-08 17:25:37QueryOpen/CreateFile/CreateFileMapping/QueryStandardInformationFile/CreateFileMapping/CloseFile の順にアクセスに行ってる。
2011-07-08 17:25:40試しに DiskState の常駐を切ってみたら、嘘のようにHDDアクセスが軽くなった。HDDのアクセス頻度を監視したくて入れた常駐プログラムの影響でアクセスが遅くなっていたという皮肉…。
2011-07-08 17:25:47何がしかの HDDアクセスがある度に、DiskState.exe に対して追加の読み込みが発生して、そこへのシークで極端に負荷が重くなってるって感じだろうか?
2011-07-08 17:25:54ちなみにこれが DiskState の本質的な問題か、環境依存の問題かの切り分けは出来ていない。いずれにせようちの環境では間違いなくこれにより問題が起きていたのはわかったのでDiskStateの使用を中止。
2011-07-08 17:26:03HDDアクセスインジケーター表示ソフトは、代替物をいくつか試して、シンプルさと見た目から、 LDI ( http://j.mp/oJOwcs ) を使う事にした。
2011-07-08 17:26:14家のPCはしばらく前にSSD化してしまったので問題が糊塗されていたが、会社のPCは見違えるように快適な作業環境になった。いや、やっとまともになったと言うべきか。もっと早く調べておくべきであったよ。
2011-07-08 17:26:23