お魚的ゲヘナ考察まとめ

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はちどり @_8dori

アマイモン考察【アマ燐含】 | ゲヘナ系鮎沢@原稿 #pixiv http://t.co/l9Hhbxn

2011-07-04 14:05:17
はちどり @_8dori

地獄は「魔の集積所」ともいうべき存在だけど、そもそも早期の冥界には「罪を裁かれて罰を受ける場所」っていう地獄観念はなくて「暗い深い」みたいなもっと漠然としたもの。そこから一般的に死んだら冥界であるハーデス、罪人はゲヘナへっていう地獄観になった。→

2011-07-10 23:42:37
はちどり @_8dori

→この時ゲヘナが生まれたことによってそれと対置するものが必然的に必要になって天国(パラディオス)の概念が生まれた。ちなみにこのへんは『旧訳聖書』から『新約』への移り変わりなんだけど、そこはまぁいいとして。キリスト教の地獄は整然とした段階秩序をもった世界とされた。→

2011-07-10 23:47:01
はちどり @_8dori

→つまり地獄=ゲヘナには秩序だった階層みたいなもんがあったってことだね。キリスト教的にいうと全部で第9層まであって、一番奥つまり深いところこそがルシフェル(=サタン)の居る場所だったらしい。『クル・アーン』っていうとイスラム教的になるけど、「七つの門を持つ七層の強大な穴」と→

2011-07-10 23:52:17
はちどり @_8dori

→されてて、個人的な見解だけど所謂「七つの大罪」がこれと対応するんじゃないかなーと。これを青エクと照らし合わせて考えると、青エクのゲヘナもこうした階層あるいはそれに似た秩序みたいなものが存在してるのかもしれない。ただ罪人が死後ゲヘナへ落ちて悪魔になるまでは考えにくいけど、→

2011-07-10 23:59:18
はちどり @_8dori

→アスタロトが憑依した白鳥くんじゃないけど、それなりの罪や罰みたいなある意味素質みたいなものは関係あるだろうからそのへんが『新約』的なゲヘナと近いものがあるんじゃないかなー。という考察その1

2011-07-11 00:02:47
はちどり @_8dori

考察その2は、サタンと燐に関すること。アンデスの神話にまつわるものなんだけどカトリックが関わってくる=キリスト教。で、アンデスの先住民社会では祖先を「マチュ」と呼ばれるんだけど、神話ではその土地の最初の住人であり、祖先神として祀られた。でも先住民はアダムとイブの子孫で「神に→

2011-07-11 00:18:25
はちどり @_8dori

→想像された」人間だから、神だとか創造主だって主張したマチュは罪を犯したことになって、神の敵対者=悪魔と捉えられた。ちなみにこのマチュはサタンと同一視されてて、このことから生者を憎悪している。青エクのサタンが物質界(=生者の世界)とやりあってるのもこの憎悪のためか?→

2011-07-11 00:23:29
はちどり @_8dori

→このアンデス神話だとマチュは男の場合と女の場合があって、女の場合は夕暮れ時から夜にかけて性的交渉をもつ。一例ではあるけど、夢の中に妻が現れて、交わりをもった。その後夫は衰弱して死んでいくんだけど、これはマチュが男だった場合も交わりをもった女は奇形児産んで死産か、産んだあとに→

2011-07-11 00:30:10
はちどり @_8dori

→死ぬらしい。このことを考えると、サタンが女性と交わって子を成す過程やその後にサタンの大きすぎる力に耐えられず死んだっていうのも納得できる気がする。それが燐と雪男の母親で、彼女が交わることに何の疑念も抱かなかったとするなら彼女の相手の男性の形をサタンが借りていた可能性も→

2011-07-11 00:33:37
はちどり @_8dori

→考えられなくもないかな。これはおやさいさんの考えなんだけど、彼女の相手の男性も祓魔師でサタンと戦って死んで、彼との子どもだから産まなきゃって思って産んだんだけど、実は交わってたのは彼じゃなくてサタンだった。それで燐と雪男が生まれたんじゃないかっていう。→

2011-07-11 00:36:08
はちどり @_8dori

→ここでまたマチュの話に戻るんだけど、マチュと交わって生まれた子どもが死んだ時はチュルパっていう簡単にいえばお墓なんだけどそこに埋められるらしい。埋めるというよりは、チュルパの集落に成員として加わるっていう考え方の方がふさわしいらしい。ここで大事なのがマチュとチュルパの関係で、→

2011-07-11 00:40:37
はちどり @_8dori

→そもそもマチュは祖先のミイラや遺骨のことで、そうしたマチュはチュルパに埋められている。つまりサタンはチュルパに最も最初に属する一人で、そこにサタンと交わった子がチュルパに入ることでその世界の一員として帰属するってわけだ。これってちょっとゲヘナっぽくない?チュルパという墓は→

2011-07-11 00:45:08
はちどり @_8dori

→あくまで入口にすぎなくて、そこから生者の世界とは異なる世界へと繋がってる。アンデス神話におけるチュルパ(墓)=ゲヘナゲートって考えると「生者」と「生者とは異なる存在との隔たり」、つまり「物質界(アッシャー)」と「虚無界(ゲヘナ)」の関係がなんとなく見えてくる気がしないこともない

2011-07-11 00:49:54
はちどり @_8dori

っていうお魚的な考察であった!つかれた!\´▽`/歴史やら民俗やらそういうの混ぜ込んだお魚の主観的考察だから話し半分に聞いてるくらいがちょうどいいと思う!

2011-07-11 00:52:23