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(また聞きによれば)岸田戯曲賞を獲っちゃった後だから自由に書けたらしいけど、むしろこういう戯曲こそ受賞対象になったらいいのに。
2011-07-14 23:48:15サンプル『ゲヘナにて』追記:この作品、戯曲としてもずば抜けて面白かった。ぜひ他の演出家で見てみたい。きっとすごく自由で、その分すごく力も試されるはず。いろんな上演解釈がありえ、いろんな世界が開けてくるはず。こういう戯曲こそ流通してほしい。
2011-07-14 23:44:43ところで土管のふちに狙いすましたように赤い花を置いたのは誰だと思って聞いたら野村さん @nomuramss だった。なるほど。
2011-07-13 00:41:00…それでも相変わらずの松井ワールドだと思っていると、ディルドの出てきたところから客席の空気が一変。それからが面白かった。このますます混沌とした感じ。各自の野放図な思いつきに互いに乗り合っている、それでも絶対誰かが「編集」しているのだという感じ。ああこれはマイルスの…
2011-07-13 00:31:57サンプル『ゲヘナにて』。松井さんは書き手として唐十郎の系譜だと前々から感じてた。今回も序盤はそういう感じがして、それにまたあの家族の話か(悪い意味じゃなく、『家族の肖像』や『自慢の息子』から連なるあの、)と思いつつ見ていると、だんだん混沌としてきて、唐的なロマンは微塵もなく…
2011-07-13 00:25:25「ゲヘナにて」、わが師もまた、辻美奈子に「座敷女」を見て取ったという。2人で観に行って2人ともそう思ったのだから、きっと多くの観客がそう思ったことだろう。
2011-07-12 21:38:01「ゲヘナにて」野津あおい・岩瀬亮の2人がタクシーで登場するシーンにはいきなりノックアウトされた。わが師によれば「あの場面で、わざわざ、『名曲でない』ニューオーダーの曲が使われていることが凄い」のだそうだ。僕には「ニューオーダーワナビーのへタレた日本のバンド」のように聞こえていた。
2011-07-12 21:32:57「ゲヘナにて」って「地獄」なんだそうだが、個人的には、地獄というよりも煉獄のように感じた。未来永劫な感じと、どこにも行かない感じ。絶望とか希望とか、そういうのは忘れてていいよ、観る人の感覚に任せます、という感じ。
2011-07-12 21:30:41サンプルの「ゲヘナにて」。楽しかった。「底が抜けた」というのか「突き抜けた」というのか、とってもすっきりしていた。「ハコブネ」や「自慢の息子」で見た「導入・あるいは大団円のためのフレーム設定」が無くなって、「コンテクストに引っ掛けて芝居を解釈し続ける」ための補助輪が外れた感じ。
2011-07-12 21:28:37サンプル+三鷹市芸術文化センター『ゲヘナにて』7/9昼。星のホールに入った瞬間夕暮れの異世界にワープ。松井周的不思議太宰コラージュ。当日パンフの作家の言葉通り育ち変化していつか合点?するかも。辻美奈子さんの柔らか体。野津あおいさんのギヤ付運転愛らし。台本六百円 #engeki
2011-07-11 15:19:00サンプル『ゲヘナにて』@三鷹星のホール、見に行った。嘘つきでどこまでも胡散臭く、得体が知れなすぎるから逆にあさはかに見える「太宰先生」。古館寛治の演じるイヤな人は本当にいつもイイよねえ。辻美奈子の死体の動きにもグッときた。あとタクシー…前半はすごく面白かった。
2011-07-11 12:41:18昨日のサンプルの最後の出来事は、却って今のサンプルの表現が言葉に依らなくても立ちうることを示した。チェルフィッチュのようにジャンルの垣根を超えるというより、演劇の可能性を広げていく予感がした。言葉を手放さず、言葉のみに頼らず、さらに抽象度を上げても成り立つのではないかという予感。
2011-07-11 09:47:49今日は、サンプル「ゲヘナにて」@三鷹市芸術文化センター。→いろいろ反芻し考えつつ、用賀モス。→数日前からのクリストファー・プリースト「魔法(The Glamour)」読了。→冷やし中華とビール。
2011-07-11 01:43:19サンプル『ゲヘナにて』自分がかってそこで所属するべきであった場所で、自分に語られるべき物語が展開されているのではという自然な錯覚を覚える演劇。もっともストレートに太宰治的なのかもしれない。
2011-07-11 00:57:11サンプル、『ゲヘナにて』(三鷹市芸術文化センター)の曲が、とても良かったのだ。曲名が気になる。曲だけではなく台詞回しも好みなのか、ラストの台詞などはもはや最近の口癖である。「台詞を真似したくなる演劇」というのは久しぶりかもしれない。作り手の目指すところはそこではないだろうが。
2011-07-11 00:15:25[PLAY] サンプル / ゲヘナにて: 2011年7月2日14:30 三鷹市芸術文化センター 岸田受賞第一作は太宰治「トカトントン」「女神」モチーフに斜度きつい舞台で古舘寛治の太宰男強烈。野津あおいのタクシーが客前行き来し... http://bit.ly/nDgPeT
2011-07-10 23:44:23そして空間の使い方がいつにもまして面白い。星のホールの比較的広い空間を様々に使い、独特の空間を作り出している。トークの質問があるまで、右横のオペレーション用の窓まで役者を配置していることに気づかなかった。不覚!
2011-07-10 23:12:29いつものサンプルの出演メンバーが舞台に現れると、おお、出てきた、とにやりとする。どんなおかしな連中を演じてくれるのか、と。そして期待は裏切られない。見ている間は、嫌な感じ、理解不能な感じが強いのだが、見終わるとなんだかこういうまとまりのない生の営みこそが世界なのでは、と思える。
2011-07-10 23:07:50確かにちょいとネジが狂った人たち、が太宰治を自称するインモラルなオジさん(最後には女神に変わってしまう!)を中心に不思議な物語?を展開する。展開するというか、それらは断片であり、微妙にずれながらからみあいつつあっけなく終わる。
2011-07-10 23:02:06しかし三鷹の星のホールは行く度に舞台の使い方にオォーッとなる。MCR、ままごと、サンプルと私には当たり続きだから遠いけどいつも満足☆次は何行こう~
2011-07-10 23:01:58