「継続できない理由は自分を馬鹿にするからで、継続できる理由は自分を馬鹿にしないから(坂口恭平)」

才能とか努力とかの話・書くこと・描くこと・音楽・創作・アート・発明・研究
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坂口恭平 @zhtsss

僕の穏やかさは躁鬱の死を意味する。つまり、そうなると作家としての僕は死ぬだろう。つまり才能が枯れるってことだ。でもそれでいいではないかと思っている。僕は本を書くことが生きる目的ではない。生きる目的に最近、気付いたのである。書くことはあくまでも手段にすぎない。机の上の人生なんて嫌だ

2015-03-15 08:24:38
坂口恭平 @zhtsss

あの人は凄い人だ才能がある人だそれにひきかえ私なんてと言うよりも今、体が気持ちいいと反応しているのか、窮屈だと感じているのかと生理的な動きに耳を傾けたほうがいい。体にも波がある。つまり体もまた音楽なのだ。音楽を聴きながらこの音がドなのかレなのか悩む人はいない。楽しいかどうかだけ

2015-05-11 18:18:06
坂口恭平 @zhtsss

僕はあと10年間、本を書く仕事をしようと思っている。才能はそんなに長くは続かない。続けている人もいるが、それは僕の性に合わない。だから徹底して10年間、書きまくる。死ぬ気でやってとんでもない人間になる。そして、そこですっぱりやめて僕は次の仕事に移りたい。熊本を福祉国家にしたいのだ

2015-05-24 08:44:08
坂口恭平 @zhtsss

精神病、認知症、自閉症などと言われている人々には、いわゆる健常者と言われている人々とはまるで違う世界が存在している。彼らと直接会って、話して、彼らの才能を完全に開花し、それが直接社会の人々たちに反映されていくような愉快な都市を作りたいと思っている。そのために、僕は今本を書いている

2015-05-24 08:45:38
坂口恭平 @zhtsss

才能は人々に使わないと開花しない。蜂や花を見てると、そういうことが自然の摂理なのだと理解できる。僕はまずは文によって、次の都市のありかたをすべて書き記したい。それが師匠である石山修武から言われた言葉でもある。全て書いてから、建てろ。それを実践していない建築家があまりにも多すぎる。

2015-05-24 08:50:28
坂口恭平 @zhtsss

それぞれの分野で最高の才能を爆発させている仲間たちがぶっとばしている姿を見ていると、悔しくて、よくフーの前で、自分の才能の中途半端さに泣いてしまっているのだが、器用貧乏でもそれなりにやることあるじゃんがんばれと励まされてます。というわけで僕の夢は器用富豪になって振る舞うことです笑

2015-05-26 02:45:04

全て聞き流しましょう

坂口恭平 @zhtsss

人は実は全く他人のことを気にしてません。なので、自分のやりたいようにやればいいんです。文句を言う人もときどきいますが大抵その人自身が苛ついている場合が多いので、歯向かうと碌なことになりません。はい!と大きな返事をして全て聞き流しましょう。反省せずにただひたすら己の興味を貫くのです

2015-05-26 03:39:16
Shichiro Miyashita @shichirom

日本人に足らないのはアメリカ人が得意な"Who cares?"という精神構造です。@zhtsss

2015-05-26 03:42:25
坂口恭平 @zhtsss

@shichirom 日本では不思議なことに僕みたいに表にでて言葉を発すると自意識過剰と言われます笑。僕は、恥ずかしいから、そのような才能もないから、口を慎むという文化こそ、自意識過剰だと思ってます。好きにやれば楽しいのに、と。でもそれは小学校教育からはじまってますもんね。

2015-05-26 03:54:06
坂口恭平 @zhtsss

@shichirom まあ、じきにそれじゃ立ち行かなくなりますので、僕はプルードンじゃないですけど、ゆっくり待っておくタイプです。それよりも僕の信じる道を突き進む。さすれば、人は気付くだろうと。変えるよりも、別の世界を気持ちよく胸張って歩く。喜びとともに。健やかな日々と共に。感謝

2015-05-26 04:54:24

死ぬくらいなら、人に馬鹿みたいに施したり、半端ない作品を作るよう努力しましょう。

坂口恭平 @zhtsss

僕も毎回鬱のたびに死にそうになり一ヶ月前は首までくくりそうになりぎりぎり粘って作品必死に書いているので、みなさんもきついのは分かりますが、死ぬくらいなら、人に馬鹿みたいに施したり、半端ない作品を作るよう努力しましょう。その苦しみはきっといつかの幸福につながるはずです。きつい分だけ

2015-06-03 10:21:17

10年前は「才能ないんだからやめなさい」って言われた

坂口恭平 @zhtsss

僕は今は初版はすぐに売切れるようになってきたくらいは読者がいるが10年前は誰も知らなかったし5年前だってほとんどの人は知らなかった。「あなたは才能があるから、他の人は違うのよ」と言う人もいるが、10年前は「才能ないんだからやめなさい」って言われたからね笑。継続ってすごいでしょ?笑

2015-06-20 01:54:33
坂口恭平 @zhtsss

小説家の場合、才能、天分といったものは気の遠くなるほど長い時間、つまり何年もの間粘り強く修練を積んではじめて身につくものなのです。早熟の小説家というのは存在しません。 バルガス=リョサ 私の親戚であるアルベルトフジモリと大統領を争ったリョサ先生。さすがの一文です。

2015-06-22 10:03:42
坂口恭平 @zhtsss

早熟の詩人や音楽家はまれにいる。しかし文を書く作家、小説家には存在しない。才能には最後に気づくのである。地獄かもしれないが、決めたのだからあそこまで行ってみよう。そんな呑気な勇気こそが、人間を生かす。才能がないと嘆く若者に伝えたい。才能など誰にもないのだ。びびってるかそうでないか

2015-06-22 10:06:02

努力はときどきちゃんと報われる。

坂口恭平 @zhtsss

そのUCLAの講演を見ていた、カリフォリニア大学バークレー校の文学賞の審査員が、来年のバークレー文学賞の審査員にならないかっていってきた笑。人生そんなものである。つまり、努力はときどきちゃんと報われる。努力しない人間にはもともと何も起きない。努力したときだけ、ときどき報われるよ

2015-06-22 15:53:08
坂口恭平 @zhtsss

永遠に自分の原稿に浸ることができない。自分のことを永遠に信用することができない。 それは一つの才能であるかもしれないと最近、思えるようになってきた。 それは昔、僕にとっての最大の悩みであり、すべての絶望の原因だった。 今、僕は自分の思考がまた変化、成長していることを実感している。

2015-06-27 23:42:13

文を書く、本を書くということに才能はいらない。ただ努力の積み重ねしかない。それはとても希望の持てる話

坂口恭平 @zhtsss

新作「家族の哲学」推敲終盤。82%まで完了。これまでの本の中で一番時間をかけている。鬱のときの原稿とずっと向き合っている。初対面のような不思議な体験だ。そして、僕は思う。文を書く、本を書くということに才能はいらない。ただ努力の積み重ねしかない。それはとても希望の持てる話だと思う。

2015-06-28 18:43:44

書きたいと思ったことに向かってひたすら時間をかけるしかない。

坂口恭平 @zhtsss

どれだけ努力したか。どれだけ酩酊することを避け、仕事を継続し続けるか。それしかない。直感も閃きもいらない。書きたいと思ったことに向かってひたすら時間をかけるしかない。若い人にとってこれは有益な情報だと思う。才能が嘆くくらいなら、寝ずに書いたほうがいい。ひたすら文を書くしか先はない

2015-06-28 18:46:24
坂口恭平 @zhtsss

2008年に初めて確定申告したのですが、あのときから4倍以上になっている。とにかく続けること。やめないこと。それだけが仕事になるし才能なのであるという確信に近づいている。今やっていることを続けていればいい。永遠に。死ぬまで。お金はあとからついてくる。餓死するまで作り続ければいい

2015-08-07 23:18:53
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