「継続できない理由は自分を馬鹿にするからで、継続できる理由は自分を馬鹿にしないから（坂口恭平）」

坂口恭平 @zhtsss

@edoakemijanaiyo そうそう鬱のときはとにかく写経をするです。創造性のない創造こそ、次の創造へのステップですぞ。つまり他者の知覚を入れる。これは来月刊行の「現実脱出論」の主題の一つでもあります。安いから買ってね！笑。

坂口恭平 @zhtsss

嫌われてもひたすらやってるとそのうちみんな戻って来たりしてくれる笑。ただからこそ継続しかない。ただただやり続けるのみ。十年前は何もなかった。理解者もゼロに近かった。十年経った今、すべてが変わった。でも元々ゼロなのだから、そこを恐れず自分のやるべきことに邁進していきたい。次の十年。

坂口恭平 @zhtsss

他人を攻撃するな、文章で復讐をするな、文句を言われても言い返すのではなくその力を利用して逆にぶっとばせ、基本的に信頼する人間以外からの野次は無視して邁進せよ。毎日継続できるルーティンを創造し、それを気が遠くなるくらいまで実行せよ。さすれば山も動く。と思ってます。また明日ね。消灯。

坂口恭平 @zhtsss

仕事を継続していると、時々、肩をポンと叩いてくれる、無言の励ましがある。それを支えにやっていけば、どんなことを周囲の人々に言われようが、お金にならなくて食っていけなかろうが、もうちょっとやってみたい、どころか、死ぬまでやってみる、と思える。

坂口恭平 @zhtsss

暮らしていくにはお金がかかるから、才能がないから、今はよくてもずっと死ぬまでやれるか分からないから、まだ修行が足りてないから、、、。若い頃の僕は試さないための言い訳ばかり考えていた。ソクラテス先生の言葉につられて海に飛び込んだら、溺れ死ぬどころか海中の素敵な生命群と出会った。感謝

坂口恭平 @zhtsss

僕はこの十年間で二万枚原稿を書いていた。才能とか関係ないのだ。どうせ五年前なんて誰も僕のことを知らなかったのだから。二百枚書いて才能がないと言って諦めるのでなく馬鹿になって自分の才能のなさに気付かずに書き続ける人間は自殺するかもしれないけど、一生書いてるはずだ。そんな人間でいたい

坂口恭平 @zhtsss

@k_a_w_a_t_i_n 僕は小学一年生のときから、枕元で翌日の一日を想像しながら創造して寝てました。今は五年先の様子を毎日、夢見てますよ。夢だけを見るんです。努力よりも夢を見ること。持つのではなく見ることが重要なんです。

坂口恭平 @zhtsss

僕は人に何かを教えられるような能力はないと思う。むしろ近くにいると、たぶん火傷するのであんまり近づかないでほしいと思っている。でも、僕は「見る」「聞く」ことができる。送られてきた文も小説も絵も音楽もいのちの電話も。僕は全てを受け入れたがっている。判断することなく。

坂口恭平 @zhtsss

自分で駄目だと思っていたところは障害ではなかったのだ。違う場所にいただけなのだ。今、いのちの電話を受けていてたびたび若い頃の僕の姿と重なるような人びとの声を聞く。才能あるのになあ、違う場所にいけたらなあと思う。寄り添って見ることはできないのでそう声だけ掛けている。僕も同じだったと

坂口恭平 @zhtsss

そういえば、８年前の２００６年にバンクーバー州立美術館で生まれて初めて個展を開いたときのオープニングにスミソニアン博物館のキュレイターの人が来ていて「いつか仕事しましょう」みたいなこと言っていたのを思い出した。とにかく三歩進んでも常に二歩下がってしまう私だが継続こそが仕事。

坂口恭平 @zhtsss

そんなわけで音楽家MARKの絵とか文とか、DJのFran-Keyのレシピとか文とか漫画とか、なんとかならんもんかなと自分のことで精一杯のくせしていつもお節介でつい考えてしまう。僕は仕事を「分裂状態を収束させるのではなく焦点を合わせずそのままで突き進む」ようにするとある時決めました

坂口恭平 @zhtsss

クオリティを高めることに努力するよりもどれだけ信じられないほど幅広い分野の領域へと関心を持ちつづけるか。それが僕の治療になる。努力するとすぐに落ち込むのでやめたほうがいい。ただひたすら好奇心を発動させ続ける。書き上げられず次の作品へ向かっても駄目な人だと思わないこと。それでいい

坂口恭平 @zhtsss

自分なんかいつ死んでも大したこたあない、それくらいの人間だ、だからこそ２４時間必死に馬鹿みたいに、みんなを下から見上げて、ありえないくらい努力してみよう、という危ないくらいのハングリー精神でやってたほうが楽しいのよ。偉くならない。金持ちにならない。ちゃんと潜む。これが一番大事。

坂口恭平 @zhtsss

他人のことを「一発屋」とか「すぐ消える」とか言う人のその「すぐには消えない知性や感性や才能」というのもを一度は持ってみたいものだと僕は思います。「それは嫉妬だから気にすることないよ」とフーちゃんはさらっと言いますが、嫉妬だけで人間は他人のことをそんなに酷い物言いできるのでしょうか

坂口恭平 @zhtsss

僕は本を作るために書いているわけではありません。書きたいから書いているのです。書く才能があるから書いているのではありません。毎日膨大な量の原稿を書いているので、知らぬうちに技術を身につけただけです。本にすることなど求めていては書けない。ただ書く。その行為に昇天する。それのみ。最高

坂口恭平 @zhtsss

思うままに生きる。僕は子どもにはまずそれを徹底してさせるべきだと思っている。才能がないと嘆く人がいるが、じゃあ何をやろうとしているのかと聞くと、それはまだ分からないと言う。。ってことは才能が何なのか分からないだけじゃん！自分を簡単に卑下すんなよ！と今日は一回だけ怒っちゃいました汗

坂口恭平 @zhtsss

怖いからって逃げていても仕方がないのである。一番恐ろしさを感じる人間の横にぴたりとついて生きていく。それが書く体力をつける一番の方法。自分の才能じゃ足りないということをできるだけしっかりとじっくり自覚する。それは辛いことだが、最近、楽しくも感じられるようになった。年をとったのだ。

坂口恭平 @zhtsss

ずっと好きな仕事を続けていたら時々は報われることもある。でも大抵は報われない。昔、弟が僕に言った言葉ー「おんちゃんはずるい。おんちゃんは才能があるわけじゃない！下手な鉄砲数打ちゃ当たってるだけだ！」笑。確かに正しい。でも打つしかないじゃないか。試さないと分からないし、試せば分かる