逆刃刀・影打の話。

人斬り抜刀斎を緋村剣心へと変えた刀についてのあれこれ。東方project×るろ剣トリビュート(https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=677950)の延長戦。
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銅折葉 @domioriha

逆刃刀の構造的に、折れた残欠の残りのほうを鉈にするのはそんなに問題なさそう。本来の峰側に刃があるのも、鉈としての使用なら使いづらさにはならないしな……

2020-10-05 22:23:34
銅折葉 @domioriha

ただ、折れた刀の第二の人生として鉈を作りました、だとちょっと弱いなあという気がする。 付喪神になりかけていた逆刃刀が(るろ剣本編の描写だけでもそれくらいはあって良いと思う)、己をどう変革させるかというのを、雷鼓の進んだ道に繋げる感じでやればいいのだろうか。

2020-10-05 22:27:21
銅折葉 @domioriha

鉈という生活用品として、誰の手に収まったのか、その後こんな道を歩いて行くのだというのが示されないと物語としては片手落ちかなあ…。

2020-10-05 22:29:05
銅折葉 @domioriha

自分自身を「使い果たされた」と感じていた逆刃刀が、忘却の果てに(真打出てきてから劇中で誰も気にしない)幻想になった逆刃刀が、新たな姿で新たな所有者の手にうつる。 で、これこの後が肝心で、「これからこういう生き方をしていくのだ」という納得感と具体性が無いとダメだよな。

2020-10-05 22:32:09
ホプレス @hopelessmask

個人的な願望としては新井赤空製の殺人奇剣の付喪神をぶつけたいですねえ。同じ刀工の手によって平和の為にと生み出されながら、人を殺す為に作られ人を殺す為に振るわれた刀の付喪神は、似て非なる同胞に対し何を思うのか。

2020-10-05 22:34:30
銅折葉 @domioriha

幻想になってそうな殺人奇剣か……(実は劇中登場だとそんなに数がない新井赤空作)

2020-10-05 22:37:28
銅折葉 @domioriha

全刃刀がいちおうらしいといえばらしいかな……

2020-10-05 22:38:28
銅折葉 @domioriha

妖夢あたりがこれかっこいいって適当に抜いちゃって操られればいいのではないか(扱いが酷い(でもあの子精神攻撃に弱すぎるので妥当な気も

2020-10-05 22:41:09
銅折葉 @domioriha

武器として振るわれる刀を弾く、防ぐ、壊すだと宗次郎の時と同じ轍を踏むのだから、そうではない解決を示すのがいいか。なんだろうな、幻想郷で付喪神になったんだから、話すか弾幕でも始めるのがいいのかもな。

2020-10-05 22:43:07
銅折葉 @domioriha

逆刃刀の所有者は、共に過ごした10年で、人斬りから「甘っちょろい戯れ言のほうが好き」と言えるようになったのだものな。それでいいのかもしれない。

2020-10-05 22:43:56
銅折葉 @domioriha

逆刃刀・影打の話。 - Togetter togetter.com/li/1603911 @togetter_jpより 本編を読み直しつつ、折られた後の逆刃刀、すくなくとも柄に残った部分について、張との闘いまで剣心は持ち歩いていたのを確認。

2020-10-08 21:48:08
銅折葉 @domioriha

鳥羽伏見勝利後の段階で去ろうとした剣心は、刀を持たずに旅立とうとしていた。この時点で剣心は自分の剣術の腕について、もう刀は握らないほうが良いと思っていた節が垣間見える。

2020-10-08 21:50:57
銅折葉 @domioriha

人斬りとしての罪を自覚したこと、何よりも最愛の妻を自らの手で殺めた後、なおも剣を振るい続けたこと。剣心はこの時、剣の道から離れようとしていた。 その危うさに気づいて声をかけ、逆刃刀影打を渡したのが新井赤空である。

2020-10-08 21:54:29
銅折葉 @domioriha

ざっくり考えると、赤空が逆刃刀を打ったのは自分自身の作刀に向き合うため(悔やむ気持ちの吐露のため)であり、剣心に持たせてやりたいからではない。 まあ作ってる段階で剣心の話を聞いて、影打になるものを譲ろう、くらいは思った可能性はあるが。

2020-10-08 21:57:24
銅折葉 @domioriha

いずれにせよ。剣心が人斬りの罪を自覚して手放そうとした剣術、剣を手にしての戦いの人生を、不殺の流浪人というあらたな道へと導いたのはまちがいなくこの逆刃刀影打である。 逆刃刀なくして、緋村剣心は生まれえなかった。

2020-10-08 21:59:49
銅折葉 @domioriha

逆刃刀による不殺の剣、ずっと手加減してた、舐めプなどと揶揄されるが、命の取り合いにおける戦いの場で、相手を死に至らしめない精妙な力加減を適切に行うというのは普通に斬り殺すよりもはるかに高度なことをしていることになる。キレてもこれが可能な剣心、どれほど高度な技術をもっていたか。

2020-10-08 22:02:31
銅折葉 @domioriha

劇中、数々の強敵は剣心を不殺の流浪人になって弱くなったと指摘するが、それはあくまで人斬りとしてのスケールの評価であり、いついかなる場合でも相手を不殺にとどめる技術として評価するならば、流浪人としての10年間で剣心の技術は劇的に向上していたはずなのだ。

2020-10-08 22:04:41
銅折葉 @domioriha

劇中の明治時代にそういう概念は薄いが、ストッピングパワー的な、相手を致死させることなく、あくまで戦闘力を削ぐことで戦いを終えさせる技術としての剣。スタンガンとか催涙スプレーとか、そういう概念にちかいもの。

2020-10-08 22:06:37
銅折葉 @domioriha

そして劇中ではさらっと流されてしまっているが、これとほぼ同じ概念を、おそらくは全く独自に生み出していた神谷活心流の神谷越路郎氏の存在がある。 薫と剣心が出合い惹かれていったのは、おそらくただの偶然ではない。それぞれの剣の道が噛み合ったためともいえる。

2020-10-08 22:11:35
銅折葉 @domioriha

明治11年の段階では、剣心はどうも自分の不殺の技術について自覚的ではなかったというか、10年で磨き上げた不殺の技術であるという認識よりも、あさましい人斬りが厳しい現実との間でどうにか足掻いて必死に実現しているもの、という考えだったように感じる。

2020-10-08 22:13:30
銅折葉 @domioriha

しかし北海道編の明治16年では、剣心は弥彦に不殺の剣の極意や逆刃刀の扱いの難しさを語るなど、自分の技術がそうそう簡単には成しえない、きわめて高度な修練(人斬りの経験含む)の果てにだけ成しえるものだったという事実に向き合っている。

2020-10-08 22:15:15
銅折葉 @domioriha

この辺の自覚、もしかすると人誅編を経て出した剣と戦いの人生として自分に改めて向き直った結果なのかなという気がする。 逆刃刀がとても扱いの難しい特別な刀だ、という捉え直しもここで行われたかもしれない。明治11年当時は、ないと困るものだったけど、扱い方がどうこうという認識は薄い。

2020-10-08 22:17:40
銅折葉 @domioriha

そいつが折れたらまた俺を訪ねて京都に来い、と赤空は言っているが、赤空は明治4年に没しているので、もしかするともう自分の死期を悟っていた節もあるんだよな。このとき影打を渡せるのだから、真打は奉納されている。 自分が死んでいたら、逆刃刀真打を持っていけと伝えていたと考えてもいい。 twitter.com/domioriha/stat…

2020-10-08 22:22:07
銅折葉 @domioriha

定期的に気になる逆刃刀の構造で、刃がどんな風に付いているのかという疑念が私の心を捉えて放さないのである。 断面は ▲←本来の峰側、刃が付いてる ▽←本来の刃側。薄くなるが刃はない か ▲←本来の峰側、刃が付いてる ■←本来の刃側。薄くならず刃もない どっちだろう。 twitter.com/domioriha/stat…

2020-11-10 22:47:24
銅折葉 @domioriha

「引いても切れず押さないと切れない包丁」、刃の部分の表面を拡大してみると鮫肌みたいに一方向以外には引っかかるガザガサとかでないと存在できない気がするな。 twitter.com/domioriha/stat…

2020-11-10 22:34:49
銅折葉 @domioriha

逆刃刀の断面は菱形なのか五角形なのか。

2020-11-10 22:48:53