- Uroak_Miku
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DeepLを使って英語の作文をする過程を、ちょっとお見せします。とりわけ本格的な論文のとき本当に助かりますね。日本語で書き進めると、あっというまに英訳してくれる。下訳としてなら十分な水準の英文が出てくるの。 pic.twitter.com/6RFCgBnBM4
2020-10-18 00:39:26これまでは ①日本語である程度書き進めて、それを英訳する ②日本語で最終頁まで書き上げて、それから英訳する ③とにかく英語で書き進めていく このどれかでした。
2020-10-18 00:45:36①は、新たに英訳されたぶんに目を通して、続きを日本語で考えて、日本語で書き進めて、一段落ぶん進んだら、それを英訳して、それに目を通してまた続きを日本語で考えて…このサイクルなわけです。
2020-10-18 00:48:56②は、日本語で書き進めて、書き進んだぶんを読み返してみて、続きを日本語で考え、日本語で続きを書き綴っていく…そういうサイクル。 そうやって最終頁まで書き上げてから英訳すると、日本語では完璧に思えたものが、英語で読み返すと論理がおかしく感じること多々。
2020-10-18 00:51:39日本語脳ではロジックばっちりなのに、英語脳に切り替えると飛躍ありすぎ穴ありすぎなのがまるわかりになるのです。赤外線で見ると国宝のお皿にひびが入っているのがわかる、みたいな感覚。 日本語は英語に比べて情緒に傾く。だから日本語脳でのロジックが、英語脳では凸凹に感じられる。
2020-10-18 00:54:54そういうわけで②より①のほうが論理性の維持にはいいのです。 ③も無論よくやるのですが、自分は英語ネイティヴではないので、辞書検索やGoogleを駆使して語彙を補いながらでも、しんどいです。
2020-10-18 00:57:32マーク・ピーターセン教授は日本語の本を日本語で書いているというので驚いたのですが、何冊も辞書を揃えて用例をどっさり調べながら綴っているのだとあるとき話されていて、ああ彼ほどの熟達者でもそうだよねーと思いました。
2020-10-18 00:59:53しかし、ここにDeepLを投入すると、面白くなる。 日本語で書き進めると、一行未満の単位でどんどん右の欄に英文が出力される。一文書き上げれば英訳も一文増える。一段落ぶん書き上げれば、英文も一段落分が新たに現われる。 pic.twitter.com/PrJs934vGm
2020-10-18 01:02:50この段階では英訳をいちいちチェックはしないです自分の場合。しかし頭が引き締まるのですよ。本屋にいくと日英バイリンガル本って見かけませんか?左ページが日本語で右ページが英語(逆パターンもある)の書物。あれを個人でどんどん作成しているみたいで、ちょっとかっこいいのですよ。
2020-10-18 01:05:01数段落ぶん進んだら、英文を順にチェック。しょせんはAIの翻訳なのでそのままでは世間様にお出しできないのだけど、おかしな箇所は見ればすぐわかるから、そこをどんどん直していく。
2020-10-18 01:08:19そしてネイティヴチェックに回していくと、たいてい「Well written! Some mistakes なんたらかんたら」と言ってもらえるので、そこは再修正する。
2020-10-18 01:10:05AIと、生ネイティヴとのやり取りから、語彙を新たに学んだり、細かなニュアンスの違いを分析して会得していったりするわけです。
2020-10-18 01:11:40受験英語のメソッドではけっして手が届かない、繊細かつ本質的な諸々が、こうすれば学び取っていけます。そして自分なりの独自メソッドとして、どんどん進化していって、ひとを教えるときにもすごく活きてくる。
2020-10-18 01:13:24そういえばDeepLについて、和訳の精度が半端じゃないと驚く声はぎょうさん目にしたけれど、外国語への翻訳精度についてはどうだったかな?
2020-10-18 14:28:16