(最新のハイデガー情報については、マルクス・ガブリエル氏と中島隆博氏の対談本「全体主義の克服」を参照。もはやハイデガーのナチス支持は、国内情勢と支配権力に媚びたというレベルを超えている。)
2020-10-19 21:31:23おっと。ハイデガーのナチス支持と、その証拠発掘については、日本でもそれなりに紹介されているし、中島氏も疑っていない。 一方で、ガブリエル氏の厳しいハーバーマス批判に対しては、中島氏が「衝撃です」というように、一般的なハーバーマス像、解釈とずいぶん違う。
2020-10-19 23:46:30(つづき) 代表作のひとつ「近代の哲学的ディスクルス」の記述(注部分)を取り上げるのはいいとして、「スローターダイクに対し、裏で圧力をかけていた」といったスキャンダル的話は、どこまで本当かわからない。 (つづく)
2020-10-19 23:47:44その「近代の哲学的ディスクルス」の日本語訳を手がけ、近代~現代ドイツ哲学に造詣の深い三島憲一氏の「現代ドイツ」で、デリダとハーバーマスがヨーロッパ知識人として深い所であるべき方向性を示して通じ合っているという記述(第7章第3節)と比べると、まるで並行世界にいるような感覚に陥る。
2020-10-19 23:49:19まとめと分析
菅内閣。NHK、共同、朝日、各社の世論調査でのきなみ支持率が下がっている。 特徴としては、すでに朝日記事で報じられているように、中高年以上、高齢者の支持が下がったこと。モリカケ桜といった安倍総理のスキャンダルに関心が高く、それに連動して支持離れを起こしたのも高齢者だった。 (続く)
2020-10-19 21:50:53立民の辻元清美議員は、菅内閣の高支持率は「安倍疲れだ」といって、アンチ野党の失笑を買っていた。 私も、データではなく、限られた範囲の観測と憶測でものを言ってはいけないと思うが、確かにスキャンダルまみれの体質から決別することを期待していた層はいたようだ。 (つづく)
2020-10-19 21:52:42で、それを裏切られて下がったと。 また、問題が過熱する前からShin Horiさんとか複数の人が予測していたことだけど、年長の人にとって旧帝大の教授、とりわけノーベル賞科学者というのは権威がある。 (つづく)
2020-10-19 21:53:31若者は、モリカケへの関心が低かった。今回の学術会議任命拒否問題でも、おそらく関心は低いだろう。そもそも、不安定な社会的地位が当たり前になっている若者からすれば、大学で予算がついて学問することすら「知識人の特権」と思っている節がある。 (つづく)
2020-10-19 21:57:08一方で、子育て支援、働き方改革といった、自分たちの生活にかかわるテーマに対しては、関心が高い。 野党がモリカケ桜を追及するたびに、「批判ばかりだ」「政策で勝負しろ」といっているのも、たぶん若者だろう。 ただし、私が拾い続けているデータのように、 (つづく)
2020-10-19 21:59:03コロナで経済指標その他は悪化しているので、それが続けば、若者の支持も崩壊するのではないか。 また、若者はそもそも選挙に行かないので、若者の支持がどれだけ票に結び付くのかは不明。
2020-10-19 22:00:05「パンケーキ」「令和おじさん」で親しみを持つ程度の人は、バブルみたいなもので、リベラル派が気にする必要は全くない。(むしろ、リベラルのそういう衆愚政治論が、嫌われれていると思う。)
2020-10-19 22:03:05"そんな野党に向けて何とも挑発的なタイトルの本が先月出た。気鋭の弁護士、倉持麟太郎(りんたろう)さん(37)による「リベラルの敵はリベラルにあり」(ちくま新書)だ。" 水説:リベラルの落とし穴=古賀攻 - 毎日新聞 mainichi.jp/articles/20201…
2020-10-07 11:52:48