- complexnum3er
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既得権益確保という見方ではない議論をして欲しいですね。 RT @yinoue1975: 扶助や国選の予算増やしてもらう方が全然いいですね。私も最近終わった裁判員事件の国選報酬を見てちょっとがっくり来てますよ。@ 貸与制+扶助予算を充実させろというどこかの社説主張の方が利があります
2011-07-15 09:48:49既に法曹になってしまっている人にとって、修習生の給費制が維持されようが維持されまいが直接の利益はない。現に裁判官の給与減額と引き換えに修習生の給与をお上に差し出したとする見方が支配的(ソースは不明で、まことしやかに囁かれた「噂」であるが)。
2011-07-15 10:10:22それでも修習生の給費制を維持したほうが良いと現法曹が主張するのは、「自分が貸与制の修習生だったらどうだろう」という想像力を働かせているからだ。既得権ではなく、理由に基づき給費制を支持しているからだ。法曹関係者以外の人には貸与制の辛さが想像できない。
2011-07-15 10:11:14さらに一般人の想像力の翼をへし折ったのが今回の一連の弁護士の平均「収入」報道。結論ありきの政策ですな。電気料値上げと同じく弁護士報酬の値上げという形で国民に負担が跳ね返らなければいいですね。
2011-07-15 10:12:53昨年6月にビギナーズ・ネットに飛び込んだ当時は、やっぱり給料ほしいよ、という程度の気持ちでした。でも、ビギナーズ・ネットの活動の中で、司法修習生が国からもらう給費は、単なる給料ではないということに気づいていったのです。
2011-07-15 10:13:08司法修習生が国からもらう給費は、正義のための給与。司法を担い、国民の権利を守る人材育成のために、税金からいただく貴重なお金です。そのお金をいただくからこそ、司法修習生は、修習に専念することができるのです。
2011-07-15 10:16:38とはいえ国のお金で「お勉強」させること自体に国民の理解は得られにくいのも確か。リーマンショック、311以降はその傾向が顕著だろう。しかし、それならば弁護士の「収入」などを参考にするだけではなく、その他の給費制のお勉強機関の是非と比較したら? と思います。
2011-07-15 10:17:11ビギナーズ・ネットの一員として話すとき、私は、消えていった仲間たちの話をします。私より優秀だったのに、経済的理由からあきらめなければならなかった仲間たちがいました。その人たちの方が、私よりも法曹にふさわしかったのではないかと、今でも思います。
2011-07-15 10:19:01法科大学院制度になって、法曹になるためのコストが跳ね上がり、今までのように、司法試験ひとつで夢をかなえることはできなくなりました。トータルコストがかかる上に、修習資金の貸与制が追い打ちをかけます。
2011-07-15 10:22:00奨学金の問題と、修習資金の問題は、分けて考えなければなりません。貸与制の奨学金は学生が学費・生活費を借りるものですが、修習資金は修習専念義務と引き換えに生活費を補償するもので、貸与でなく給費である必要があります。一年間働くことができない分は、義務を課す側が負担するのが筋です。
2011-07-15 10:28:37返せる、返せないの問題ではないのです。現状で多くの修習生が奨学金と言う名の借金を背負っていることは事実ですが、国が一年間働くことを禁止して修習に専念させる限りは、その間の生活費は補償されなければなりません。
2011-07-15 10:34:54司法制度改革の荒波を全てかぶった私としては、法曹養成制度全体の見直しも必要と考えますが、現行の司法修習制度がある限り、給費制は存続させてほしい。必要なものは必要なのだと、削ってはいけない予算があるのだと、訴えたいのです。
2011-07-15 10:38:00